交響曲演奏における、楽章間の間隔について

質問

お世話になります。
交響曲の演奏のテレビ放映を観ていて、ズーット疑問に思ってる事があります。
第１楽章が終わると、指揮者が汗を拭いたり、演者が楽器を調整したりして、やおら第２楽章の演奏が始まります。第２→第３も同様です。
ところが、第３から第４楽章は連続するんですよね。
何故でしょうか？ご教示願います。

回答No.2

Ta595 · ベストアンサー

こんにちは。

交響曲の基本的な構造は，
　第一楽章：ソナタ形式といわれる堅固で緻密な構成で作られている，交響曲の中心楽章
　第二，第三楽章：より簡単な形式で書かれたリラックスした雰囲気の間奏曲
　第四楽章：ハイテンションで盛り上がるフィナーレ
となっています。（後期になるにしたがって例外も増えてきますが）

「休みなく続けて演奏する」という指定がある曲は実際にはそれほど多くありませんが，続けて（あるいは間隔を短く）演奏しているのは，緊張感を持続したままフィナーレになだれ込む形を作るためではないかと思います。

お礼

作者の指定ではなく、演奏の雰囲気なんですね。
確かに１→２、２→３は小休止、３→４は「"緊張感を持続したまま"最終章へ」が、聴いていて楽でもあり＋感動もあります。

回答No.1

ONE-STEP

>第３から第４楽章は連続するんですよね。
→そんなことはありませんよ。基本的には楽章間の間の取り方は
指揮者の判断、解釈です。ただ作曲家が続けて演奏するように
指定する場合もあり、これを「アタッカ」と呼びます。
ベートーヴェンの「運命」とか、いろいろあります。確かに、
終楽章への入りをアタッカにすることが多いと思いますが、
全曲続けて演奏するように指定してあるものもあります。
「アタッカ」で検索してみるといろいろ出てきます。
また、マーラーのように楽章の間に休憩を入れるように指定
する場合もありますね。