子会社が保有する親会社株式とは?ー会社法の変更による影響とは?

このQ&Aのポイント
  • 現行の商法では、子会社による親会社株式の取得は原則禁止されています。しかし、来年4月から施行される見込みの会社法改正により、子会社の定義が変更されると予想されています。そのため、現在商法違反でない「下位会社保有の親会社株式」について、06/4月以降、下位会社が子会社になる場合の持ち株の取り扱いについて疑問があります。
  • 具体的には、下位会社が子会社になった場合、持ち株(親会社株式)はどのように扱われるのでしょうか?現時点での情報によると、そのままの保有が許される可能性がありますが、確定的な情報はまだ公表されていません。
  • つまり、現在は商法違反ではない下位会社保有の親会社株式について、会社法改正後の状況が気になるということです。詳細な情報が公表され次第、改めて確認する必要があるでしょう。
回答を見る
  • ベストアンサー

子会社が保有する親会社株式

現在の商法では、子会社による親会社株式の取得は原則禁止されています。 来年4月から、会社法が施行される見込みであり、 子会社の定義が現行の証券取引法の定義(連結子会社) に変更されると思います。 この場合の疑問です。 現在、商法違反ではない「下位会社保有の親会社株式」について、06/4月以降、この下位会社が子会社になった場合、その持ち株(親会社株式)は、どのように扱われるか?です。 私は、そのままの保有が許されると考えているのですが、なにか、この点に関して、コメントされたものを、ご存知の方、教えていただけませんでしょうか。 以上の説明について、厳密には書いていない部分がありますが、ある程度、商法を知っておられるかたならば、理解できると思いますので簡潔にしております。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Chuck_GOO
  • ベストアンサー率64% (1018/1586)
回答No.1

直感的には上記疑問、「取得」と「保有」とを同一視(混同)されているがゆえの疑問のように思われるのですが・・・ 子会社の定義が変わっても、新たに子会社となった企業は親会社の株式を「取得」したわけではなく従前より「保有」しているわけでして、 「(保有している株式を)リリースせねばならない」という条文が新会社法に盛り込まれていない限り、その必要は生じないと思われます。 解釈以前の「定義」(「取得」と「保有」)の問題の可能性があると思われますので、弁護士さんに確認されてみられるのがよいのではないでしょうか? http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2003/095.html

参考URL:
http://www.ma-intercross.com/f_index/ma_news050329.html
raffaello
質問者

お礼

いつもご回答ありがとうございます。 私も、直観的に、「取得禁止」と「保有禁止」を混同しているための誤解と思っていました。しかし上場企業担当者(素人さんかもしれません)が間違えているようでしたので、質問しました。 よく読まないと、このような勘違い?が、これからもは出てくるのではないかと思いました。 なお、さらに調べたところ、このあたりの取り決めは、法務省令で定められ、それがいつ出るかはわからない状態のようです。また、取得と保有の差は、明確なので、法常識として、何もコメントはされないのかもしれないと感じました。

関連するQ&A

  • 親会社と子会社の株式について

    親会社が子会社の株式を100%保有するのは当たり前ですが、なぜ子会社が親会社の株式を保有してはいけないのでしょうか。 例えば、A社とB社がそれぞれのお互いの株式を保有して、配当を受けてもそれは利益として決算できるはずです。親子会社も同様にできないのでしょうか。 子会社が親会社の株式を持つと、どんな不都合があるのでしょうか。 宜しくお願いします。

  • 事業持株会社制といわゆる親会社‐子会社との違い

    現在、企業の組織形態について調べております。 どうしても腹に落ちない部分があり、皆様のお力添えをいただきたく存じます。 <質問> 「事業持株会社」制といわゆる親会社‐子会社を形成している企業グループの違いとは何か? 私なりの理解として、 ■事業持株会社制は、持株会社自体が事業を営みつつ、子会社である事業会社を傘下に持ち、グループとして経営を行う仕組み ただし、この理解だと、一般的に子会社の株式を保有(50%以上、以下という点も含めて)して親会社‐子会社を形成している企業と何が違うのかと聞かれると回答につまってしまいます。 (純粋持株会社制については、持株会社自体が事業を営わないので、理解できます。) 何卒、よろしくお願い申し上げます。

  • 子会社の青色繰越欠損金について。

    現在2法人がありますが、100%持株の子会社にしようと思います。連結決算した時には、原則子会社の欠損金は使えないと聞きましたが、原則というからには特別なときもあるんですか? あるなら、欠損金を使える要件を教えてもらえませんか?

  • 親会社が持つ、連結子会社の株式は、BSのどこに現れるのでしょうか?

    初歩的な質問ですみません。 親会社が持つ、連結子会社の株式は、BSのどこに現れるのでしょうか? 連結BS、個別BSのそれぞれについて教えていただければ幸いです。

  • 連結決算について(子会社)

    子会社との連結決算なんですが、保有株式が50%未満の子会社について、子会社の全ての売上・利益を計上するのでしょうか? また、期中に子会社化した場合(例えば、3月期決算の企業が11月に子会社化)は、どのように連結計上(月・四半期・半期のいつでしょうか?)するのでしょうか。 どうか、よろしくお願いします。

  • 就職先の株式保有について。

    現在は大学院M2で、株式投資歴4年目になる者です。 来年4月から某企業に就職予定ですが(内定)、その企業の株式を保有しております。 長期保有のつもりで買ったのですが、勤務先の株式を保有しているのはマズイのでしょうか? ストックオプションや社員持ち株会などの制度はあるようですが、よく分かりません。 社則によって異なるのか、それとも証取法で何か定められているのか、詳しい方に対応をご教授頂きたいと思います。

  • 親会社を合併する場合

    タイトルどおり、親会社を合併しようと考えています。存続会社は子会社です。この場合、親会社株主に割り当てる子会社株式は新規発行するのでしょうか。それとも親会社の保有分を割り当てることが可能でしょうか。  また、ココで新規発行する場合には、合併後に多額の自己株式が生じます。これは商法の規定によりすみやかに処分する必要があると思います。ここで処分とは消却でよいのでしょうか。

  • 上場会社を株式譲渡により完全子会社化

    上場会社を株式譲渡により買収しその上場会社を上場廃止し100%連結子会社にすることは可能なのでしょうか? 上場しているので個人投資家などさまざまな株主が株を保有していると思います。既存の株主から全株を強制的に買収企業が買い取るのでしょうか?

  • 親会社 子会社

    会社法の条文なのですが 親会社についての定義と 子会社についての定義が各々定められています。 実質的な支配関係があるのかどうかで判断する というのは分かるのですが 定義を見ていると 親会社の裏返しが子会社 子会社の裏返しが親会社と読めないのですが 親会社があれば片方は必然的に子会社 子会社があれば片方は必然的に親会社という関係ではない のでしょうか。 親会社だけが存在、 子会社だけが存在という場合があるんでしょうか。 支配関係を判断するくらいで あまり重要ではないかもしれませんが どうも釈然としないのです。

  • 子会社が株式公開した場合の親会社

    株を大幅に保有する子会社が上場する場合、親会社は儲かるんでしょうか?