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年輪年代法って今ひとつわかりません。教えてください。
noname#118466の回答
年輪年代測定法は今世紀初頭アメリカのダグラスによって発明された精度の高い年代決定法です。年代測定法は10種類以上ありますが、一長一短があり目的によって使い分けられています。例えば古生代の地層の年代決定には100年ぐらいの年代差は誤差として問題にもなりませんが、弥生時代の遺跡で100年差は学説が変り、教科書が書き換えられるほどの大事件です。 年輪による時代測定法を細かく説明出来るほどの知識はありませんが、おおよそ次のような手順だと思います。 1.現在(0年前)から文書の記録のある年代までは、木材が残っていれば実年代と年輪を対比できる。 2.地質学、生物学など他の学問で地球の過去の大きな気候変化が解明されている場合、発掘されたたくさんの木材から年代を当てはめていくことができる。空白の時代は次の資料が発見された時、埋めることが出来る。 3.こうして切れ目なく昔へ昔へと溯ってパターンを作り上げます。パターンが出来れば、発掘した木材の年輪を、あたかも指紋を照合するように、年輪が合致する所を探し出すことによって年代が決定されます。 こうして日本では約3,500年前、アメリカでは8,200年前までの「暦年標準パターン」が作られています。ある国のパターンは気象条件の異なる他の国では使えません。年輪測定法の特徴(強み)は木材が伐採された年が判明するので年単位で測定できることです。従来の「土器編年表」は近畿地方で発掘された土器の様式を細かく分類して年代を決めていましたので、年単位までは測定不可能でした。年輪測定法がアメリカで発達したのは、アリゾナやニューメキシコの乾燥地帯に先住民の遺跡がたくさん発見され、柱や梁に使用した木材が豊富だったからです。年輪年代法は世界中で有効な手法ではありません。木材が保存される気象(土壌)条件が不可欠だからです。
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