こんにちは。
マニアックなのばかりですが・・・。
☆ショスタコーヴィチ 交響曲第13番「バビ・ヤール」
ユダヤ人虐殺をテーマにした曲です。
ずっと大音量ではないですが,声楽つきでおどろおどろしいと言われて,この曲が真っ先に思い浮かびました。
☆プロコフィエフ スキタイ組曲「アラとロリー」より 第2曲「魔人と悪霊たちの踊り」
声が入っていない事さえ除けば,格好良さ,おどろおどろしさ,音量の大きさ,どれもばっちりだと思います。
☆黛 敏郎 涅槃交響曲
声,というか,お経の声明が入っていますので,洋館に似合うかどうかは保証できかねますが(笑),本当に怖いです。
☆シェーンベルク グレの歌
前半は愛の物語ですが(不倫ですけど・・・^^;),中盤以降がらりと作風が変わります。激しい部分は,愛人を妻に殺された王様が神を恨み(逆恨み?),成仏できずに部下の幽霊を引き連れて暴れまわる様子を描いています。
演奏に必要な人数の多さとしては史上トップクラスの曲です。
☆ブリテン 戦争レクイエム
平和主義者として有名だった作曲家ブリテンの,戦争への怒りと戦没者への追悼の気持ちが込められた大作です。
声楽が入っていなくてもよければ,同じくブリテンの「鎮魂交響曲」も傾向は似ています。
どちらも「怒りの日」といわれる部分で音量が大きく激しくなります。
☆ベルク 歌劇「ルル」(「ルル」組曲)
名前は可愛らしいですが,内容はここでは書けないくらいにとんでもないオペラです。どろどろしすぎかもしれませんが,格好良いと思う人もいらっしゃるかもしれませんので,念のためあげておきます。歌劇は長いですが,そこから抜粋された組曲版もあり,そちらならそれほど長くありません。
お礼
貴重なご回答ありがとうございました! すごく良く知ってらっしゃるのですね。 早速探し始めているのですが、ショスタコーヴィチの 曲から聴かせて頂くと、血生臭くてゾッとしました…。 戦争中の映像が浮かびます…。 6時間以上、「怖いクラシック音楽」を探して 聴いていると、異世界みたいです。 「良回答」のポイントなんですが、今回皆様に お世話になって、はっきり優劣なんて つけられない思いです…。