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「尊皇攘夷」の攘夷について
攘夷って「外国の侵入を撃退する」(平たく言えば)って意味だと覚えてるんですけど、 坂本龍馬始め薩摩や長州藩の人たちって洋服に身を包んだり、坂本龍馬に関して言えばその頃珍しくブーツをはいたり、ヨーロッパに外遊したり確かに「敵を知るには‥」とは思いつつも、少しだけヨーロッパに憧れもあったのではないでしょうか？よく、舶来品の瓶のお酒とかを飾ってる所も見かけるし(ドラマ上では) 嫌いじゃないけど日本に関してのある種の「警戒心」を持ちつつも消して嫌いじゃないような気もしないでもない。
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薩摩や長州にも開国派と攘夷派のどちらもいました。どの派が藩論を主導していたのかによって藩の行動が決まります。さらに個人で考えても最初は攘夷を考えていた人も，後から開国派に考えを変えた人もいます。坂本龍馬もそうですね。 「ブーツをはいたり、ヨーロッパに外遊したり」というのは開国派の人の行動です。日本全体としても下関戦争や薩英戦争のあとは開国派が主流になっていきました。
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坊主憎けりゃ袈裟まで憎し、と言うような考えでは、立ち遅れた日本が欧米に勝て無いのは明白だったので臥薪嘗胆の欧米化。蘭学を学ぶ中で新しい知識も吸収し、好奇心も旺盛だったと思います。内戦に近づく動乱の中で、ジョン万次郎の語る異国に思いを馳せる一時もあったのでは。
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