性格破綻者やサイコパスの形成について考える
- 性格破綻者やサイコパスはどのように形成されるのか？
- 環境的要因と本人の資質により性格破綻者になっていく可能性がある
- サイコパスの資質を持った人間は選択的に悪を取ることができる
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性格破綻者やサイコパスはどのように出来上がるのか？
少し難しい質問になると思いますが、いろんな意見が欲しいです。 筋がまるでないメチャクチャな言動が見受けられる性格破綻者、良心を全く持たない人間について考える時がふとあります。 そのような人間はどのようにして形成されると思いますか？ またそういう人にどんな思いを感じますか？ 生きていればたまにそういう人間に出くわす事がありますが、人と大きく異なる点ですごく興味を持ちました。 ちなみに私は先天的要因と環境的要因がどちらも関係してると思います。 感情とは人から植えられるものが大きいと思っているので、環境的要因と本人の資質により人と心が触れ合わずに育った人間こそ性格破綻者になっていくのではと思います。 また資質があまりにもサイコパスの資質を持った人間ならば、善を取るか悪を取るかの選択的機会で意図的に悪を取れる人間もいると思ってます。 よって先天的要因も環境的要因があると思います^ ^ 変な質問になってしまいましたが、色んな意見待ってます|∀︎・).。oO(・・・)さ
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質問者が選んだベストアンサー
米国の研究ですが、常習的犯罪者の９５％には 染色体異常が認められた、という報告があります。 また、これも米国ですが、収監者の半数に 脳異常が認められたという報告もあります。 女性を８人殺した大久保清の父も祖父も同じ 犯罪を犯していました。 一卵性双生児の研究もあります。 片方が常習的犯罪者になっていると、もう片方も 常習的犯罪者になっています。 しかし、この傾向は歳とともに薄れていきます。 無知の涙の「永山則夫」は、劣悪な生育環境が 原因だとして減軽を求めましたが、同じ環境で 育った兄弟はマトモだ、ということで死刑に なりました。 現代の研究では、遺伝的素質、環境、そして 自分の意思、この三者が絡み合ってそういう 人間が登場する、と言われています。
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- 783KAITOU
- ベストアンサー率43% (1758/4022)
●性格破綻者やサイコパスはどのように出来上がるのか？ ↑ 性格破綻者は、いわゆる分裂気質の人です。こういう人の「病理」が進行して「分裂症・病」（今は統合失調症と言っています）になります。サイコパスは分裂病が進化した到達点です。分裂病の到達点では「サイコパス」と「ソシオパス」にどちらかの分かれます。 「サイコパス」は、暴力によって他者の財を収奪する。と、いうように「破壊」する事で快感を感じるという「社会病理」です。破壊するとは、人間関係の関係を壊すとか、仕事等の組織のルール・秩序を壊す等々の事を言います。その到達点です。 「ソシオパス」は、サイコパスと同じく、社会病理です。他者の財を奪ったりの破壊行為はもちろん、相手の「性」も奪い、更に命をも奪う。と、いうのが「ソシオパス」です。 両方とも、そういう病的な行為は継承しません。しかし、「病理」といわれる、病的な気質は継承する確率は高いです。病的な行為は継承しないが病理は継承するという説明ですが「サイコパス」でも「ソシオパス」でもいいのですが、そういう事件を起こした人物の身内が、同じ社会病理者でも違う事件を起こすか、奇異の目で社会から見られていることでもお分かり頂けると思います。 病理は、先天的な問題はほとんどありません。両親の気質を如何に継承しているかです。気質の継承は母親のお腹の中に居る妊娠6ヶ月の頃から、色々な形で親の影響を子どもは受けています。 家庭環境・両親の気質は、とても子どもに影響を与えます。特に父親が家の中に居るのにいない。（父親と話さない、挨拶もしない、その他です）と、いう家族の人間関係は気になります。社会と自分との関係の築き方が分からなくなるので、絶えず子どもは不安を抱えながらの社会参加を強いられます。分裂気質の自然継承は母方の家系の影響を受ける確率が高いです。
お礼
回答ありがとうございます。 サイコパスは病理の到達点なんですね！ ソシオパスについてはよく知りませんでしたが、サイコパスよりも凶悪ということでしょうか。 やはりそういった病理気質が遺伝するのは当然のことかもしれませんね。 気質の遺伝に加え、親も病的な人間ならば当然それは色濃くなっていくかも知れませんね。遺伝的要因と環境的要因が重なりやすいということですね。 また、他の回答者のと重なるように母からの病理の継承が強いのかもしれませんね。 少し理解が深まりました！
- SPROCKETER
- ベストアンサー率26% (2016/7519)
性格破綻者とサイコパスは全く別だと思います。 性格破綻者と呼ばれている人は、現状維持派が大嫌いで、世の中を変えないと気が済まない人が多く、改革派や革命を起こした人の多くは、現状維持派から性格破綻者と呼ばれている人が多いようです。欧米では性格破綻者の方が正常で、現状維持派は病気だと判断される場合さえあります。 性格破綻者と揶揄される人の多くは、天才だったり、秀才だった例が多いようで、周囲の人が理解出来なかっただけのようです。過去の有名人を調べてみるとわかりますが、性格破綻者とか、性格異常者と思われていた人が少なからずいるようです。 サイコパスは異常性格者と認識するのが正しいのでしょうが、病気にかかっているのが原因の場合もあれば、先天的な異常性格者もいるようです。病気の場合は治療すれば治るようです。 サイコパスとはどういう人間かと言えば、アニメの「ルパン三世」のように、悪い事をするのが快感という性格の人物で、悪戯坊主がそのまま大人になったような人間です。 サイコパスの人間は非合法行為や犯罪をおこなうのに抵抗感がほとんどなく、快感を覚える為に異常な行為をおこなう例が多いようです。携帯盗撮、盗聴、遠隔操作など、違法な事件を起こすハッカーにサイコパスが多いようですが、同じサイコパスでも普通の生活をしていて、性的妄想の実現だけサイコパスになる異常性欲者もいるようです。 サイコパスは当人が思い込んでいる妄想に過ぎず、周囲の人間が見て初めてサイコパスだと気づく例が多いようです。当人がサイコパスだと自己主張している場合は、妄想性パーソナリティ障害のようなストーカー犯罪を繰り返す病気だと判断した方が良いようですね。 人によって違いますが、たとえば過激なヌード写真を手に入れた場合でも、普通の人はある程度の数量を集めたら、それ以上欲しいとは考えなくなって、やめる例が多いと思います。それに対して際限無く写真を集め続けて飽きない人がいますが、多くは妄想性パーソナリティ障害のようで、結婚したり、病院で治療を受けて治った途端に趣味をやめて写真を捨てる例が多いようです。 サイコパスも同じで際限無く犯行を続けるのは病気だと思います。サイコパスだという判断が間違いであった例もあります。医学の研究実験では動物に対する拷問としか思えない例がありますが、サイコパスではなくて、科学的研究の必要性から生じた実験である場合もありますし、ナチスドイツのように虐待を目的にしたサイコパスだった例もあります。人や時代が変わると評価が変わるのがサイコパスです。 サイコパス全てが悪だという判断は危険だと思います。軍事クーデターや革命で国が変わった歴史は、どこの国にもありますが、クーデターを起こした軍や革命家がサイコパスだと非難される例は多いようです。しかし、歴史を考えると、サイコパスだけでクーデターや革命が出来るはずがなく、サイコパスは相手を非難する為の御都合主義で決まっているようにも見えます。
お礼
回答ありがとうございます。
- eroero4649
- ベストアンサー率31% (10467/32916)
私は、サイコパスと呼ばれる人のほとんどは「っぽい人」であり、本物のサイコパスは滅多なことではいないと思っています。よく「俺ってサイコパスなんだよねー」とかいう人がいますけど、そういう人も含めてほとんどはサイコパスではないと思います。 私が「こいつはサイコパスやなあ」と思ったのは、佐世保で同級生を殺した女の子と、名古屋でお婆ちゃんを殺した当時女子大生だった女の子です。どちらも人を殺すことに対して異常な興味を示していて、理科の実験のように人を殺しています。なんかこう、純粋な興味として人を殺したという探求心みたいな感じなのですよね。一般的な倫理観が一切通じないというイメージを持ちました。 で、そういうのを見ると、はっきりいいましてああいうのは先天的だと思います。外国のこいつはどう考えたってサイコパスだろってやつの話も聞くと、子供の頃からおかしかったみたいな話がわんさと出てきますからね。ただ「サイコパスは先天性である」となると当然「そういうやつはこちらに危害を与える前に処分しろ」ということになるので絶対にいえないでしょうけれど。 あまりこういうことをいうのは気が引けますが、その他の異常犯罪の犯人なんかも家庭環境というか「親もおかしい」って人は結構多く感じます。秋葉原の無差別殺人の加藤の母親も一族内でも有名なエキセントリックな人。酒鬼薔薇の母親もご近所で有名な「変わったお母さん」です。酒鬼薔薇は昔一緒に働いていた年下の子が偶然実家がご近所で、もう近所では「あの家の子だろう」ってみんな思っていたそうです。それはもう母親が知らぬ人がいないくらいの有名な変わった人だったそうですよ。 池田小事件の宅間守も父親もエキセントリックな人だったけど、その父親が「あれはおかしい」というほど母親はさらに輪をかけてエキセントリック。守の兄は刃物で自らの首を刺す（！）という壮絶な自殺をしていて、守ときたらそれこそ小学校低学年の頃から手が付けられないくらいの問題児だったそうですから。 私もサイコパスというものを正しく理解しているとは言い難いのですが、サイコパスという言葉を使っている人の90％以上は使い方を間違えているのではないかなと思いますね。
お礼
回答ありがとうございます。 今回は異常な殺人衝動などの危険思想はあまり考えておらず、身近な良心欠如や性格破綻者について考えてました^ ^ おっしゃるような事件の人々は本当に先天的なイメージがあってまさにサイコパスといった感じですね。 やはり遺伝はかなり大きいのでしょうかね、、 私もサイコパスについて全く専門的なことは知りません汗 確かイギリスの研究者かが、良心の欠如思慮の欠如などについてサイコパスだとする研究があったような気がします^ ^
- human21
- ベストアンサー率37% (938/2476)
私の意見も質問者さんと、ほぼ同じです。 また、アメリカの研究ではサイコパスの多くが ナルシストだと分かっています。 よってサイコパスを知るには、ナルシストを理解する 必要がありそうです。 ナルシストは基本的に他人を見下しています。 自分が世の中で最も優秀で美しいと思っています。 凶悪犯罪者の多くがナルシストですが、おとなしいナルシストも 存在しているようです。 サイコパスは、いつの時代にも存在すると思いますが、凶悪化する のは時代の影響がありそうです。 犯罪大国アメリカを見て、そう思っています。
お礼
予想以上に専門的な回答が多々ありびっくりしました。 確かにナルシストはかなり多く見られる気がしますね^ ^全く気にしていませんでした。 総じてサイコパスはそういった同じような型の人間なのかもしれないですね！ 1人でにこっそりとそういった気質を秘めているというのは、ある意味で自閉的な性格なのでしょうかね、、、 貴重な意見ありがとうございました！
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