• 締切済み

なぜ宗教はひつようなのか?

タイトルのとおり人にとって宗教はなぜ必要なのか?教えてください。

  • KOHT
  • お礼率0% (0/68)

みんなの回答

回答No.28

別に必要でないと思います。

回答No.27

♯17、14さまに同意。 日本で宗教っていうと、なんだか現世利益ばかりを追い求めている印象がある点、それから政教分離って思想はもともとキリスト教を背景に育ってきた文化の中でキリスト教を分離しましょうってのが原点なのに日本では形だけを持ってきてしまった点などが、「人は弱いから必要」だとか、あるいは「必要ない」といった見解の源泉に思えます。 14さま、17さまのおっしゃるとおり、近代科学の出所となった(西洋の)哲学はすべて、神をどう捉えるか、という視点から発しており、何をどうあがいてもその上に現在あるのです。 ニーチェから発した自然科学の体系はないでしょ?(そのニーチェもキリスト教の呪縛から逃れたかっただけだけれども) それから、資本主義だの、民主主義だの、我々が極普通に受け入れ、水のように感じているシステムだって、キリスト教の影響を抜きには成立しなかったし、また日本でそれらがうまく回らない原因の一つは根本的にクリスチャンじゃないからだと思います。 そすると、我々の生活に宗教なんて、切っても切り離せない関係にあるのですよ、現実的に。 ただ、そんなこと義務教育の中では一つも教えないから、末端の、出てきた結果だけの科学や社会を見渡し、そこからきりはなされた新興宗教を見ると、…普通の感性をお持ちならぞっとするわけですよ。 もっとも、私の書きようではキリスト教がのみ、必要ととられ兼ねない論調となってしまいましたが、たまたま近・現代の仕組みに密接に結びついた宗教がキリスト教であっただけであり、仏教だって、イスラム教だって、あるいは神道だって、ここでは例示しにくいけれども必要云々ではなく、切り離せないものなのです。 ただ、それを信仰という形でどう捉えるかは、まったく別の問題なのでしょうが。

回答No.26

 宗教が生まれるには、歴史的必然があったと考えています。でもこれは、単に私の考えに過ぎません。  人類が小さな社会生活を始めたとき、その集団は血縁集団であったと思います。その後、その集団が発展した結果、人口増加により血縁意識が薄弱になっていきました。そして、その集団が他の血縁集団と合体することにより、血縁意識は集団内の一部の間にのみ有効なものとなってしまいました。  一般論ですが、人に限らず生物には、その生存および子孫の繁栄について、利己的な達成欲が本能的に備わっていると思います。始まりは、単に同一血縁者の数が多かっただけかも知れません。集団の中にある勢力が生まれたのです。その勢力は考えました。他の勢力の力を利用して、自分たちの勢力を維持、伸張させるにはどうしたらいいか。当時の人知で全く解明できなかった多くの自然現象は、当時の人類全てにとって「恐れ」の対象でした。その勢力は、自分たちが恐れていた対象を敬い、奉る中心に存在することにより、集団全体を支配しようとしたのです。いろいろ試行錯誤はあったと思いますが、その結果、生まれたものが「宗教」だと思います。  今日、代表的な「一神教」としてユダヤ教、キリスト教、イスラム教がありますが、その全てに一神教ではなかった時代があります。一神教に限らず、多くの地域で幾多の神が敬われ、そして滅んでいきました。こうしてみると、宗教は、民衆を支配するための手段又は支配階級に対する反抗の手段として生まれたという側面もあるかと思います。  さて、世界中の多くの国家で民主主義が採用されている現状をふまえると、私が個人的に考えた宗教の発生理由は、ほとんど無いに等しいといえます。  私は、少なくとも人類が生きるために「宗教」が必要だと考えたことはありません。しかし、「宗教」は、人類が少なくとも4~5千年の間、馴染んできた心のよりどころです。でも、共産主義のように、宗教を否定する「無神教」という「宗教」思想も出現しました。  「宗教」など必要無いという考えが正しいかどうか、答えが出る前に人類は滅亡しているかもしれません。  長文失礼しました。

回答No.25

私にとって宗教とは、「アイデンティティーを保つための重要な要素」です。 私の母がキリスト教の信者で、よく聖書の勉強などをさせられます。私は母の入っているキリスト教の「良くない部分」を見ているので、これから先も入信することはないつもりです。 私から見れば、一神教の宗教は、私生活を削らされ、家族を分断されてしまう危険なものにしか思えません。 ただ、こんな偉そうな事を垂れていても、心の奥底では自信をもてない、自分自身を保てない自分が存在します。 そして、本当に自分自身を保てなくなった時、何かの形で助けを求め、それにすがりつこうとします。 これが、人が宗教にはまり込む一つの要因なのではないかと思います。自分自身を保つため、神にすがりつこうとするのです。 私の母の場合も似たようなもので、他の信者の方を見ても、神を信じることで自分自身のアイデンティティーを保っていらっしゃる方もいます。 もし、彼らから神を奪い取ってしまったら、おそらく人格もしくは内面が崩れてしまうでしょう。 又、 「何故、自分はこの世に存在するのか」 「どこから生命は生まれてきたのか」 といった疑問も、生きていくうちに自然に沸くものです。そういった疑問に対し、教科書では進化論などで生命が誕生したと記されていますが、本当のことは誰にも分かりません。 そこで、一番理解しやすく、誰にでも分かりやすいのが、「神が人間を作った」という考え方です。 無宗教である場合、「神が人間を作った」という考え方は非常に非科学的で、なおかつ危険思想のようにもとらえられます。 ですが、難しい理屈を並べ立てられて「人間はこのような進化を辿って生まれてきた」と言われるより、「神が人間を創造した」と言われる方が、簡単で分かりやすいと思います。 だらだらと小難しく分かりづらいことばかり並べ立ててしまいましたが、結局の所宗教とは「人にとってアイデンティティーを保つためになくてはならないもの」だと思います。 私は実際の所宗教が苦手だったりするのですが、だからといって神を全く信じないわけではありません。 心のどこかでは、少なからずとも神を求めてしまっているのです。 繰り返しになってしまいますが、人のアイデンティティーを保つ大事なもの。 それが宗教だと思います。

回答No.24

>人にとって宗教はなぜ必要なのか?教えてください。 この質問のしかたを見ると、質問者さんは宗教が必要と思われた上で、なぜ必要なのか?と問われているようですので、それを踏まえて答えると・・・ ●宗教なんて必要ありません!(^^;)● 人間は弱い生き物です。 ただ単に心のより所が欲しいだけだと思います。 現代人に心が病んでいる人が多いのです。 私から言わせれば、宗教を信じている人は「かわいそう」です。 No.23の方もおっしゃっている通り、現代の宗教のほとんどが、 >神をネタにして金儲けをするために。その他、神を自分の都合の良い様に利用するために宗教は存在するのです。 だと思います。ごくごく少数の所は違うでしょうが、そんな宗教なんて、すぐにカルトと呼ばれてしまいます。 私は無神論者です。が、冠婚葬祭はちゃんと社会のルールに則って、常識的に行動します。仏の前では手を合わせますし、結婚式では賛美歌を歌います。 でもそれは宗教ではなく、社会生活の一環として、一常識人として行っているだけです。ほとんどの方は、そうでしょう。 でしたら別に形式だけの宗教などはいらないのです。 本気で宗教を信仰している人。 神・仏・ア●ー・池●大▼ など信じている人。 個人の勝手ですから否定はしませんが、僕から見たら滑稽ですね。 人類の大半が何らかの宗教を信仰しているので、私の意見は少数派でしょうが、何十年、何百年、何千年後に、まだ地球が存在し、人類が文明を営んでいたら・・・この状況は一笑に付されるでしょうね。 「昔の人類はなんて愚かだったんだ・・・」と。 宗教で心が救われる人が多数いるのを否定はしません。 しかし、宗教で多数の尊い命が奪われている(戦争・紛争)事も事実です。 一番ベストなのは、宗教に頼らず、自分の意思を強く持った人間が増えれば良いのだと思いますが・・・ 無理でしょうね。

  • enigma77
  • ベストアンサー率8% (22/261)
回答No.23

宝くじを当ててもらうため。 交通事故に遭わないため。 病気を治してもらうため。 入学試験や入社試験に合格させてもらうため。 株が上がる様に。 飛行機が無事着陸できるように。 元気な赤ちゃんが生まれる様に。 恋人が出来る様に、あるいは、恋人と結婚できるように。 戦争がない平和な世界が来る様に、あるいは、戦争に勝てる様に。 天国に行ける様に、あるいは、気に入らないヤツを地獄に落とすために。 神をネタにして金儲けをするために。 その他、神を自分の都合の良い様に利用するために宗教は存在するのです。 宗教は、人間が自分の利益のために自分で勝手に創ったものであり、本来、神と宗教とはなんら関係ありません。 神は宗教などなくても存在しています。 現実を見て、神様はきっと神の国で嘆いていることでしょう!!!

  • wolfs
  • ベストアンサー率20% (1/5)
回答No.22

私見です 現代の日本人にはなかなか感覚として理解し辛いものでしょうが・・・ 貧困や戦乱などによる、現代の先進国では普通考えられない「辛い」などという言葉では表せない状況においては、人間は宗教などのような精神的拠り所がないとそうそうやってはいけないんじゃないかと思います。そういうところや、他の方がおっしゃっているようなこと、政治的な意味合いなどから興って、今に至るんじゃないでしょうか で、現在においては、おこりと同じ部分とともに、文化や信念として成り立っているんではないかと・・・

  • koyu2001
  • ベストアンサー率0% (0/1)
回答No.21

体系としての宗教の必要性、一番の目的は教育です。 過去において、他民族の土地を占領した支配者が 政治を行う上で、宗教はとても便利な物でした。 もともと価値観の違う他民族に、 自分たちの信仰する宗教を教え込む事により、 倫理観・価値観を効率よく浸透させる事ができるからです。

回答No.20

人にとって、宗教は必要かとの問いですが、無宗教でも健やかに生きている人はたくさんいますし、原始的宗教でも世界の三大宗教でも、信じている人にとっての効能は、大差はないものと思われる。  ではなぜ宗教というものが、二千年・三千年、原始宗教にいたっては、かなり昔から、脈々と続いているのかといえば、それは、信仰対象である神なり仏なりが、確たる存在であるからであろうと思われる。  確かに、目には見えないのであるが、見えないから、存在しないというのではないであろう。  神・仏が確かに存在しているからこそ、人間というものが存在しえるとも言えるのではないであろうか?  人間が、宗教を必要としているというよりも、神仏の方が、人間を必要とし、人間の思考の中で、脈々と存続し続ける事を望んでいるのであろう。  では、人間が思考の中で、神仏を思わねば、存在しないのであろうかとも思うであろうが、そうともいえない。神仏は、即ち、人間の思考の中と、宇宙空間を含む全てとを繋ぐものなのである。  キリスト教においては「愛」であり、仏教においては「慈愛」と呼ばれているようである。  慈愛・愛が即ち人間を含む存在の全てを包括しているのであり、人間は、慈愛・愛のなかの一部なのである。  であるから、人間が、神仏を意識し得ないのは、まるで、普段は、何気なしに呼吸をしているのに似ている。  人間が信じようと信じまいと、神仏は、人間を愛・慈愛として包んでいるのである。  結論としては、必要かと問われれば、必要である事を意識し得ないほどまでに、既に、充たされていると言うことになるであろうか。求める前に、既に神仏は与えつくしているのである。  納得してくれましたか?

回答No.19

皆さんの回答を読みましたが、 宗教を定義して発言をされている方は誰もいません。 質問者は宗教の定義をきちんとしてみてください。

関連するQ&A

  • 宗教の必要性について。

    あなたは。 おそらく。 宗教を。 知らない。 しかし。 その必要性について。 どう。 理解しているのか。 ただ。 やらなければならないと感じるか。 すれば少し効き目があると感じるか。 宗教の本質を知らずに。 ただ。 食わず嫌いで。 無宗教の宣伝をうのみにして。 無宗教の運動に加担してはいないか。 知らなければならないのは。 宗教を必要とする動機について。 現に困り祈る。 それもひとつ。 来世を願う。 それもひとつ。 自らを知り。 おそれて。 身を投げ出して祈る。 それもひとつ。 必要性について。 あなたは。 どう考えるか。 宗教の本質を。 知る機会になれば。

  • 宗教は必要か?どんな宗教が?

    人間はこの世界・宇宙の真理を悟りきる事は難しいだろうと思う 無理かもしれない しかし人間は生きなければ成らない 自信もなくては思い切った事は出来ない ならば何かを信じて生きる 思想信条と言うものは必要、少なくとも持って良いと思う それが思想信条の自由だと思う。 そこに宗教も在り、また生まれる。世界中に万と言う宗教があり 生きる指針と成っている。 ただ宗教の副作用である妄信的部分も否めない 日本人は宗教が形骸化しているので無宗教でも通るが 超人にでもならないと宗教無しで自信を持って生きるのは難しい。 世界が一つの宗教になればそれに越した事はないが 統一教会の例を見ると難しかろう 自浄作用のある 進化する宗教が生まれないものか とも思う。 それを踏まえて日本の宗教はどう在るべきか? 道徳や倫理も宗教に寄るものも多かった 祭りや神事も宗教のうちだろう この様な宗教バラバラ妄信状態をどうすれば良いか ご意見伺いたい者です。 

  • 宗教はなぜ必要なのですか?

    どこぞの他人が作った思想や規律に縛られて、教えに背けば罰が当たると脅され、宗教が争いの種になる事もあり。 宗教のどこがいいのでしょうか?宗教はなぜ必要なのでしょうか?

  • 何故宗教は必要ですか?

    宗教を必要なのは心が不安だからだと思いますが   何故人間は人生が安心でなくてはいけないと決めるのでしょうか    人生は不安であると思ってしまえば宗教は必要ないのではないでしょうか  そして争いも無くなる・・・。 事実人生は電車の乗ってる如く不安定です。

  • 宗教の必要性

    特に宗教に入っているわけでも、神様とかも信じていないですが、最近になって宗教は人間には必要なのかもと思う事があります。 日本人って自殺が多いですが、それって宗教が無いからなのかなあとかも思います。 宗教や神を信じている人は死ぬまで神が助けてくれると信じながら死ぬと思うんですが、宗教や神を信じていない人は基本的には自分が一番信じられる存在だと思うんです。 それで自分ではどうしようも出来ない事等に遭遇した時や状況に陥った時に絶望しておかしくなったらり、自殺を選んでしまうのかなと。 もちろん宗教に入っている人が自殺しないとは限らないですけど。 だから最近は宗教は死ぬまで希望や望みを持たせるためのものなのかなと思っています。 皆さんはどう思いますか?

  • 宗教てなんですか? 信じる・信じない・必要とする・必要としない・・・

    イスラム・キリスト・仏教・ヒンズー・・・ ETCと世の中にはたくさん宗教がありますが、人は何故、宗教を信じるのでしょうか?または、何故必要とするのでしょうか?漠然とした質問ですみません。宗教をさほど重要な位置付けにしない日本人もいれば、他国のように宗教のことで争ったりしてる人たちも居ます。 何故これほどまで宗教に対しての意識の違いが起きるのでしょうか? 人が亡くなれば寺等で葬式はしますが、自分の家が日蓮宗だから日蓮宗のお寺で・・みたいな流れで代々から継がれて与えられてるから・・・与えられてる宗教で・・・という感じの認識で行ってると思います。 だけどそれは、外国の人たちのような宗教観とは違うものだと思うのですが・・・ 他国からは日本のような宗教観を持った人たちのことをアミニズムというそうですが、、、未熟な宗教観とはどういう意味でしょうか? そもそも宗教観に未熟てあるんでしょうか? イスラムもキリストもユダヤもヒンズーもどれもみんな肯定も否定もする気もないのですが、、そんなに目くじらててこっちの宗教が本物だ!みたいな事を言い合う理由が分かりません。 だんだん混乱してきました。 人間にとって一体、宗教て何ですか??

  • 宗教って必要ですか?

    自分は必要ないと思います。 自分はプロテスタントですが、自分の町では軽い差別がありました。宗教の違いで差別は起こる、戦争は起こるなどいいことばかりではないのですが、宗教はいると言う人はなぜいるのでしょうか? 教えていただけませんかね? なぜそこまで人を上回った想像神がいるのでしょうか?

  • あなたにとって宗教は必要ですか?

    あなたにとって宗教は必要ですか? 僕は宗教は必要というよりは切っても切り離せないものと感じています。 たとえば ➀なぜわが社で働きたいと思ったのですか?(会社の面接で) ➁自分のどこを好きになってくれたの?(恋愛) といったシチュエーションがあります。 ➀➁の質問を受けたときに「何でもいいからお金が必要なんですよ!」と答えたら、相手は良い顔をするとはとても思えません。 ➀の場合、会社は社員には給与を出さないといけませんから「お金が必要だから面接を受けた」というのは正論なのですが、お金が欲しいという本音は抑えて、やる気とか誠意をアピールしないと採用はされづらいでしょう。 ➁の場合、男・女LGBTであれ「お金を持っていたからあなたを好きになったんですよ!」と言えばこれも相手が良い顔になるとは思えません。中には(女性に限っての僕の偏見ですが)「最低年収500万円~1000万円」と相手にお金を恵んでもらって自分は自由気ままに生きようという方もいます。ただ人は合理的に出来ておらず、お金以外に相手に何かを求めてしまうのが自然だと思います。 ➀➁を通してお金といった便利なツールがあるのにその上に何かを求めてしまう。それが宗教だと思います もちろん「お金さえあれば十分だ!」という拝金教も宗教の一つといえます。ただテレビのニュースで大富豪が不倫をしていろんな人に迷惑をかけたら・・、 「お金をもってるから何したっていいんだよ!」と思うのでしょうか? 大半は赤の他人でも嫌悪感を示すものと思います。日本に限って言えばその傾向は強いでしょう。 だから、宗教というのがピンとこなければ「やる気・誠意・信念・愛情」と変換するとわかりやすいかもしれません。 それらをお金より上に求めてしまう。だから僕は宗教は切っても切り離せないものと感じています。

  • 宗教は必要or不必要?

    皆様どうもいつもお世話になります。 私は宗教比較論者でもなく反宗教論者でもありません。18歳の普通の一般市民として、私は宗教はこの世界から不必要だと思っています。 理由は宗教は世界平和を実現していないからです。逆に宗教という幻想は紛争を招くばかりです。 皆さんはどのようにお感じでしょうか?

  • 宗教カテの必要性

    只今、質問に対する回答を仕上げ、回答しようと思ったらタッチの差で締め切られました。 そろそろ締切時だと思ったので、大急ぎで仕上げたのに、間に合いませんでした。 悔しいので、回答文を急遽質問文のベースとし、その私の「回答案」に対するコメントを伺います。 回答しようとした質問は、 やはり宗教カテは残すべきであった http://okwave.jp/qa/q8625821.html 私はNo.11回答者で、2回目の回答を試みました。 以下、私の回答しようとした原稿です。 この回答案に対し、皆様のコメントをお願いします。 長文ですがお付き合いください。 改めて質問と回答・お礼の全文を読んでみましたが、どうも、少し質問の趣旨とはずれてきているようですね。 ご質問は、このサイトに「宗教」サイトが必要かどうかを問うものですよね。 そのためには、先ず第一に、人間社会の中で、「宗教」と言う話題が、どの程度重要で、どの程度人々の間で話題になりうるか、仮に表立ってface to faceの話題にならないとしても、そのことをネットなどの場も含めた多くの場で語り合いたいニーズがどのくらいあるか、と言うことだと思いますので、以下で検討します。 もしそのニーズがそれなりにあるのなら、当然それにふさわしいカテゴリーが設けられるべきであり、それを他の理由で設けないのであれば、管理人の怠慢と言われても仕方がないと思います。 勿論、その名前のカテがなくても投稿することは可能でしょうが、投稿の度にどのカテで投稿すればよいか迷うのであれば、単純に考えてサービスが不完全ではないでしょうか? ≪「宗教」の重要性と話題にしたいニーズの多寡について≫ 1. 宗教の目的としては、(1)人類の救済、(2)よりよく生きる意味の追求などが挙げられるようです。これはまさに、人類や一人一人の人間の人生の最大の目標であり、関心を持たずにはいられないテーマだと思います。勿論、世の中には宗教によらずとも、(1)と(2)を達成することが出来るという考えもありますが、有力な選択肢として、古今東西の人間が考え続けてきた「宗教」について考えることは、有意義なことだと思います。 2. キリスト教には十戒がありますが、仏教にも五戒があり、それらは時代や国家を超えて、普遍的な教えです。(下記ご参照) http://www2.biglobe.ne.jp/~remnant/bukkyokirisuto03.htm 又、キリスト教の最大の教えは「(隣人)愛」ですが、仏教も「慈悲」を重要視します。 http://www2.biglobe.ne.jp/~remnant/bukkyokirisuto09.htm イスラム教の教えも本来は同様であり、世界中のどの宗教(一部の邪教やカルトは除く)をとっても、人間にプラスになる重要な教えです。 3.勿論、宗教戦争や、宗教の名を借りた世界制覇、宗教の意に反した人間の弾劾、宗教法人が税金がかからないことによる私服のこやし、ぼったくり、政教癒着・・・等々、数え上げるとキリのないほど、宗教が原因のトラブルも発生したのは承知していますが、それらは、「副作用」とでも言うものであり、宗教の功と罪を比較すれば、それでもやはり、功>罪だと思われます。なぜかといえば、神仏に対する「信仰心」と言うものが、人類史上どれほど、人間のモティベーションを上げ、不可能を可能としてきたか、計り知れないと考えるからです。 4.日本では、経済・政治・法律・科学技術・文化芸術・社会生活と宗教は別ものと思われており、宗教と接するのは、葬式や結婚式、初詣、クリスマスなどというごくわずかな機会かもしれませんが、日本以外のたいていの国では、経済・政治・法律・・・社会生活を、まるごとひっくるめたものが「宗教」であり、「宗教」を踏まえないで、グローバル社会でビジネスをしようなんて、向こうみずもはなはだしい。 ・・・と最近のベストセラー、『世界は宗教で動いている』(橋爪大三郎著、光文社新書)は前書きで述べています。同趣旨で書かれた本には、他に同著者による『世界がわかる宗教社会学入門』(ちくま文庫)と『ふしぎなキリスト教』(大澤真幸との共著、講談社現代新書)や佐藤優著『サバイバル宗教論』(文春文庫)があります。 ≪「宗教」カテの必要性について≫ 1.上記の通り、宗教を話題にするニーズ、必要性は大変高いと思いますので、「宗教」について投稿したいユーザーを「迷子」にしないために、「宗教」カテは必要だと思います。 2.普段の社会生活の中で、政治や宗教について、話題にするのがはばかられる日本社会では、尚更、ネットで扱うニーズは高いと思います。 3.仏教もキリスト教も多くの宗派に分かれており、それぞれにQ&Aサイトがないことはないが、全体を横断したQ&Aサイトはほとんどない(検索しても出てこない)ので、是非このサイトで気軽に質問/回答出来るようにしてほしい。 4.「宗教」カテが荒れないためには、自分の信仰や信条を頑なに信じる余り、他者や他宗教信者などに不寛容になったり、誹謗中傷をしたりする投稿者を、うまくコントロースする必要があると思われますが、 その一案としては、前の質問に対しrasenkaidanさんがNo.21で言われた通り、それぞれの宗教別にだったら、あってもいいと思います。そうすれば、宗教全般のカテで、各宗教の信者や宗教には敬意を持っているが特定宗教信者にはなりたくない人(いわゆる「無宗教者」)や宗教否定者などが入り乱れて、乱闘を繰り広げる余地が少なくなり、それぞれの宗教についての質疑に収束されると考えられるからです。 勿論、このサイトの目的は、「疑問点を質問し、分かる人に回答してもらう」ことであり、「自分の考えが正しいのかを人々に知らしめる」ことではありません。それはもう一度、質問者や回答者には確認してもらう必要はありますね。 ≪哲学と宗教の関係について≫ 全然別のものであり、厳密に区別する必要があるという意見も理解できますが、まあ、両方とも「人生を如何によりよくするか」を探求するためのものであり、親戚関係にあるテーマだと思いますので、 せめて、「哲学・宗教」というように、「宗教」を併記するようにしてほしいと思います。                                                     以上