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古事記と天皇
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逆に、どうすれば日本を支配することを肯定されるかを考えると良いかもしれません。 あなた達が信じている神（国津神）から国をゆずり受けたのが私の祖先の神（天津神）だから、日本は私のものだ。 実は譲った国津神も、天津神が大昔に来た者（スサノオ）の子孫だから、ゆずり受けたというより元々私の祖先の天津神のものだ、だから日本は私のものだ。 もっと言うと、もともと泥を矛でかきまぜて日本（土地）を創ったのが私の祖先（イザナミ・イザナギ）だから、日本は私のものだ。 ということが書いてあります。 なるほど、天皇が日本を支配するのはもっともだ、と洗脳されるわけです。 ちなみに天照大御神は、記紀では扱いはあまり大きくなく、今ではほとんど記憶されていない高木神が、あれやこれや決めていたりします。伊勢神宮に祭られているのも、あちらこちらで厄介払いされてようやく伊勢に落ち着いた感じです。そもそも歴代の天皇は神道よりも仏教を愛していましたので、日本の神様のことはあまり返り見ていなかったようです、かわいそうに。
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- takeruhiko
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古事記、日本書紀、日本神道において、神とは、人間や自然物を指します。欧米他のキリスト教やイスラム教などの、架空の抽象的な、絶対神、唯一神、を指すのではありません。 だから、古事記に描かれた神は、いかにも人間臭いではありませんか。ここを間違えると、とんでもないことになります。皇室の祖先は、人間です。 相当に古い過去に、日本の発祥、建国の基礎を作った活動家たちを尊重して、何々の神、と呼んだ、というそれだけのことで、天照大御神が、その中心だったという意味に過ぎません。 天皇陛下は、古代日本建国の英雄の子孫、このように考えれば良いのです。
お礼
回答ありがとうございました。ご意見は参考になりました。なるほど、初めからそういう風に考えると分かりやすいと思いました。
- tokrenf
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どうも、こんにちは。信じる、信じないは別にして、まずこの国を、造ったのは唯一、天皇家だという古事記の記述は嘘くさいと思います。あくまでも時の権力者にとっての都合の良い記述であり、正統性を主張するものだと思います。さらに日本書紀の場合にも同じことが言えると思います。日本列島内にそれまであった他勢力との権力闘争の末に、彼らが歴史の最終的な勝者となったから史書を編纂したのでしょう。 中国史書には倭国内に百カ国余りの国に分かれて倭人が生活していたと記されています。中国王朝の歴史やローマ帝国の歴史を見ても、当初、たくさんの国や民族が存在していたように、日本にも同じことが言えると思います。初めから統一された国家なんて無いと思います。 こんな言い方をすると失礼にあたるかもしれませんが、神が人になるならば、なぜ人間同士の争い事を無くせないのか？神であったならそのくらい容易いのではないか？と思います。
お礼
回答ありがとうございました。ご意見は参考になりました。結論部分はもっともだと思います。
- TANUHACHI
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「神仏」は人間が創り出した概念であることを考えてみるならば、実際に生きている人間が概念から生まれたとの論理になり、おかしな話だとは思いませんか？。 「困った時の神頼み」やら「神も仏もないものか」といった言葉が示すのは、不可知論的なものに結論を求める姿勢を誡めての意味です。 実際に古代の権力争いを見てみるなら、天智系と天武系に系譜も分かれます。更にいえば南北朝時代には一つの時期に二人の天皇が同時に在位していたこともあって、「万世一系」などとはそれこそ明治維新によるハリボテを被った擬似近代国家が創り出したイデオロギーでしかありません。 もし天皇が神の子孫であるなどの珍説をまともに信じている歴史関係者がいるならば、その根拠となる物理的な証拠と検証を提示すべきであって、それができないならばデタラメでしかありません。 「怪しげな神話」は権力を正当化するための裏付けとして政治的に利用されるだけの存在でしかありません。何か秘密のベールに包まれていたならばそれだけ中身の怪しさを示すバロメーターともいえます。 法隆寺の救世観音像が幾重もの白布に包まれた秘仏として扱われていたことに対し、フェノロサが「その白布をはぎ取り、中身を確認する必要がある」と中身の開示を求めましたが、当時の住職達は祟りがあるとして拒み忌避した。布をほどいても結果として何事も起こらなかったとのエピソードも伝わっています。伝承などはその程度のものでしかなく、『古事記』はその「伝承を集め、更に脚色した」典型ともいえます。
お礼
回答ありがとうございました。ご意見は参考になりました。ただ、万世一系が「ハリボテ」や「イデオロギー」というのはどうでしょう。僕は神話そのものが悪いのではなく、それを盲信して暴走するのがいけないだけだと思います。神話が国民に誇りと一体感を与え、国家的危機を乗り越えてきた歴史もあることを忘れてはいけないと思います。
- fujic-1990
- ベストアンサー率55% (4505/8062)
どんな質問だろうと思ったら (^_~;; まあ、処女がエッチしないのに懐胎して男子を出産したと信じてよいのですから、天皇が天照大神の直系子孫だと信じてもよいと思います。 ただ、信じていない人もたくさんいるということは承知して行動してほしいとは思いますけど。
お礼
回答ありがとうございました。はい、その辺は承知してます。
>天皇陛下が神様の子孫だということは全て信じて良いのですか？ 良いかどうかはあなた自身が決めることです。裏付けがないものを頭から信じるのは宗教と同じです。貴方がそれを信じたら「天皇教」あるいは「日本教」を信心することになります。日本は信教の自由を憲法で保障していますから、それは悪いことではありません。
お礼
回答ありがとうございました。裏付けがないものは一切信用できない、というあなたの考え方もまた自由です。
またまちがえてたーー。 ＞No.７です。 Ｎｏ．８です。 すいません！
No.７です。 すいません～、書き損じちゃいました。 ＞籠神社で日本最古の地図が見つかったのですが、 始祖の彦火明命（ひこほあかりのみこと）から９代目の孫のところに、「日女命（ひめのみこと）」記述があり 「日女命」の脇（あまてる くにてる ひこ あめのほあかり くしたま にぎはやひ の みこと）に、「またの名を倭迹迹日百襲姫命」、「またの名を神大市姫命」、「日神ともいう」と記されているそうです。 ↑ これじゃー、意味わかんないですね。 この部分、書き直します。 籠神社で日本最古の地図が見つかったのですが、 始祖の彦火明命（ひこほあかりのみこと）から９代目の孫のところに、「日女命（ひめのみこと）」と記述があり 「日女命」の脇に、「またの名を倭迹迹日百襲姫命」、「またの名を神大市姫命」、「日神ともいう」と記されているそうです。
お礼
追記ありがとうございました。
いろんな説がありますが・・・・ 神は実在した人物であるとする説もありますね。 例えば天照大神は3世紀ごろ日本にあった邪馬台国の女王・卑弥呼のことだとする説があります。 籠神社で日本最古の地図が見つかったのですが、 始祖の彦火明命（ひこほあかりのみこと）から９代目の孫のところに、「日女命（ひめのみこと）」記述があり 「日女命」の脇（あまてる くにてる ひこ あめのほあかり くしたま にぎはやひ の みこと）に、「またの名を倭迹迹日百襲姫命」、「またの名を神大市姫命」、「日神ともいう」と記されているそうです。 卑弥呼とはこの日女命を音訳したものではないか、というのです。 「神大市姫命」とは、スサノオという神の妻になった女性の名前ですが スサノオと天照大神は姉弟なのですが、「うけいの子産み」をしていて夫婦だとも考えられるので、 天照大神と神大市姫命は同一神であるとも考えられます。 ちなみに古代社会では血の純潔を保つため、近親相姦は当たり前であったとする説があります。 また「倭迹迹日百襲姫命」は奈良県桜井市にある箸墓の被葬者だとされていますが、 箸墓は卑弥呼の墓ではないかとも言われていました。 （箸墓は卑弥呼の墓ではないとする説もあります。） 天照大神＝日女命＝卑弥呼であるとしたら、天照大神は実在していたといえると思います。 さらに、天照大神＝日女命＝卑弥呼＝倭迹迹日百襲姫命となり、倭迹迹日百襲姫命は孝霊天皇の娘とされているので 天皇家は天照大神の子孫だと言えると思います。 天皇陛下は神様の子孫というか、卑弥呼の子孫である可能性はあるといえるかもしれませんが 長い歴史の中で 血筋が変わっちゃった、というようなこともあるのかもしれません。
お礼
回答ありがとうございました。ご意見は大変参考になりました。確かに、古代史は色々な可能性を探り出すとキリがなくなっちゃいますね。
- hekiyu
- ベストアンサー率32% (7194/21844)
”天皇陛下が神様の子孫だということは全て信じて良いのですか？ ” ↑ 古事記は歴史というよりも、神話です。 特に、上巻は神話そのものです。 天皇支配の正当性を根拠づけるためのお話です。 欧米には、ギリシア神話があり、キリスト神話が ある訳です。 韓国には壇君神話があり、中国人は竜の子孫という ことになっています。
お礼
回答ありがとうございました。確かに神話って珍しくないですよね。でも中国人が竜の子孫というのは初めて知りました。
- tzd78886
- ベストアンサー率15% (2589/17102)
そもそも、天皇家の歴史だってどこまで本当に続いているのか誰にも分かりません。 昔は側室を何人も持つのが当たり前で、世継ぎを産んだかどうかで天皇の寵愛が大きく変わりましたから、死産した子や女児だった場合にすり替えが頻繁に行われていたそうです。当時は遺伝子検査などありませんから確かめようがないわけで、恐らくどこかでまるきり血縁は切れている物と思われます。
お礼
回答ありがとうございました。なるほど！言われてみて確かにそうかもと思いました。
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