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合同式の解き方を教えてください。
解き方が別の合同式だと思うのですが、それぞれの問題の解き方を教えてください。 一つ目 次の合同式を解く、または、解けないことを証明せよ。 (a) 3x^2 - 5x + 7 ≡ 0 (mod 13) (b) 5x^2 - 6x + 2 ≡ 0 (mod 13) (c) x^2 + 7x + 10 ≡ 0 (mod 11) 二つ目 29の原始根は2であり、指数表を作り、それを使って合同式を解け。 (d) 17x^2 - 3x + 10 ≡ 0 (mod 29) (e) x^7 ≡ 17 (mod 29) これらの問題の解き方を教えてください。 よろしくお願いします。
- ahiruno
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(一つ目) 法が13とか11のように小さい数なので、xの値が13ないし11種類しかありません。それらの値を順に代入して方程式を満たすかどうか確かめれば、終わりです。 もう少しスマートなやり方がお望みなら、別の方法もあります。法が素数の2次方程式は、普通に根の公式が使えることに注意しましょう。すなわち、 ax^2 + bx + c≡ 0 (mod p) (p は素数。 a は、 mod p で0でない。) の解は、次のようになります( p > 2 なら、pを法とする2次方程式の解は、2 個存在するか、まったく存在しないかのどちらかです)。 ********* D = b^2 - 4ac と置く(D は、いわゆる判別式)。 もし、Dが mod p で平方数なら、D ≡ w^2 mod p として、解は、x ≡ (-b ± w)(2a)^(-1) mod pである。Dが mod p で平方数でなければ、解は存在しない。 ********* ちなみに、pがすごく大きい素数のときは、Dが mod p で平方数かどうかを判断する手法として、「平方剰余の法則」というのがあります。 (二つ目) (d) については、一つ目と同じことです。ただ、原始根が2だと分かっているので、次のようにします: D ≡ 2^m mod 29 となる m を求める。mが奇数なら、解は存在しない。m が偶数なら、w = 2^(m/2) とする。 (e) については、次のとおり:17 ≡ 2^m mod 29 となる m をすべて求める(一般には、mが複数あることもある)。そのうち、7の倍数であるmが存在するなら、x = 2^(m/7) とする(解が複数あることもある)。
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- ramayana
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ANo.1の二つ目で間違いがあったので、修正します。 (d) について m を、mod 28 で求める(28 = 29 - 1)。 (e) について m を、mod 28 で求める。mは、ただ1つ定まる。 たまたま、28が7で割り切れる(28 = 4×7)ので、次の手順になる: mが7で割り切れるか確かめる。. m が7で割り切れないときは、解が存在しない。 m が7で割り切れるときは、n ≡ m/7 mod 4 となるnを mod 28 で求める(nは、7個あるはず)。x ≡ 2^n mod 29 が解(解は7個あるはず)。 ((e) は、言葉で書くと複雑に見えますが、実際に手を動かして計算すると、納得できると思います。)
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