- ベストアンサー
尾頭付き
祝い事で 尾頭付き・・・を準備することがよくありますが、これにはどういう意味があるのでしょうか? おくいそめで、準備しようと思ってました。 おかしらとは、御頭ではなく、尾頭だったんですね。 鯛はめでたいとして・・尾と頭がついてる魚には祝うこととなんか関係あるのでしょうか?
- mirumiru34
- お礼率81% (117/144)
- その他(生活・暮らし)
- 回答数3
- ありがとう数2
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
下のURLの一番最後にmirumiru34さんと同じような質問がありました。 御頭(尾頭)つき、というのは 祝い事の時によく使う言葉です。 お正月料理の時「鯛」が一匹出されたり、結婚式に「鯛」が一匹籠に入っていることがありますね。 辞書にはこう載っています。 おかしらつき:尾も頭もついている丸のままの魚。神事や祝い事の膳につける。かしらつき。(goo辞書参考)
その他の回答 (2)
- neil_2112
- ベストアンサー率73% (196/268)
本来、めでたい事やお祝い事というのは人間の力だけで成就できるものではありませんから、必ずといっていいほど神が介在してきました。神への感謝、報告、祈願が祝い事の根本にあるわけです。そして「尾頭つき」というのは、#1のご回答にもあるように、神へのお供えの形態だったのです。 魚に限りませんが、「尾頭つき」つまり自然に存在するままの完全な形で生き物を供することには、本来神の所有する生き物をそのまま神に捧げるという意味があります。 わが国では、自然を通じて神と人がなだらかに連続した関係にあると受け止められてきました。日々の糧は西洋の牧畜などと異なって、山野河海に存在する目に見えない力が各々の「いのち」として表れているもので、その力を神と観念したわけです。 従って、古代の「贄(ニエ)」でもそうですが、神に供えられる尾頭つきの生き物には、「命の表れをそのまま命の根源に返す」、「神のものを神に戻す」という意味が含まれていたわけなのです。 また、尾頭つきには、無傷すなわち「直前まで生きていた」という意味が込められています。古来の神祀りには、新鮮な山野の恵みを「生け乍らに」、つまりその場で調理して山野におられる神に食べてもらうという感覚が基本にあったのです。従って新鮮さを意味する姿としても尾頭つきは重要な意味をもっていました。 そして、そこで供えられたものを共に「食べる」という行為がとりわけ重要でした。神のものを神の目の前で食べることで、人は言わば生命エネルギーのようなものを共にとり込み、神とつながることができる、という強い感覚を持っていたからです。 柳田国男という民俗学者はかつてこの習俗を日本の祭りの特徴のひとつとして重視して、「神人共食」と名づけています。そこには、伝統的な言い方で言えば、万物を育む「むすび」の霊力が発揮されたのです。 お食い初めの式も例外ではありません。生後百日目のこの式では、赤ん坊が食べられるはずもないご飯や料理が出され、しかもその子供に食べさせるまねをするのが常となっています。 これももともと、「産の神」などと呼ばれて子供のお産から寿命全般をコントロールすると考えられた存在に対して食べ物が供えられていたわけで、その力にあやかり互いに生命力を強化しあうためにそのお供えのお下がりを食べていたことが始まりです。赤ん坊はこの儀式で、真似事であれ神の霊的な生命エネルギーを口にすることでその後の健やかな成長を祈念されたのです。 このように、神に捧げられたものが常にその場に集う人間に食されていたわけで、祝いの場で神前に供える「贄」と、そこに集まった客をもてなすための「食事」はもともと大変近い関係にあったことがわかるでしょう。 ですから、その場から「神」の存在が薄くなれば、当然尾頭つきもはなから人間のために準備されたものと受け止められるようになっていったのは、ある意味で当然と言えるわけです。 特に尾頭つきのものは、贅沢にもまるまる一匹が供されるわけですし、しかも供されるその直前まで生きていた、という新鮮さの証明でもありますから、最上級のもてなしのシンボルとなり得ます。そんなわけで尾頭つきは祝いの場にふさわしい「縁起物」として、神がいなくなってからも寿命を保ったのでしょう。
- kojitti
- ベストアンサー率32% (449/1386)
こちらをご参照ください。
関連するQ&A
- 鯛の尾頭付きを焼きたい
もうすぐ子どものお食い始めがあるので、鯛の尾頭付きを準備しようと思います。 購入する手もあるかとは思いますが、夫婦だけでお祝いすることになると思うので、自分で焼いてみてもいいかなぁ、と思っています。 うろこと内臓を取り除いた状態で、塩を振って焼くだけでできますか? 鯛の種類によっても、向き不向きがあるのでしょうか。 焼き方や味のつけ方等コツがあれば教えてください。 家庭でやると、生臭さ?は残りますか? 使える手段は、ガスコンロ、コンロに備え付けの魚焼きグリル、電気オーブンです。 お願いします。
- ベストアンサー
- 料理レシピ
- 尾頭付きの塩焼き鯛の残り物調理法を教えてください。
尾頭付きの塩焼き鯛の残り物調理法を教えてください。 娘の祝いにと,義母から大きな鯛の塩焼きをいただきました。 尾頭付きです。 お腹の部分は,身をほぐして食べたのですが,まだまだたくさん残ってます。 頭など,まったく手をつけられていません。 このまま捨てるのはもったいないと思うので,利用して簡単な料理ができないものでしょうか 料理が苦手なので,なるべく簡単な調理法がうれしいです
- ベストアンサー
- 料理レシピ
- すごく素朴な疑問(一般論として)
結婚式に殺生を意味する毛皮や革製品がタブーというのはよく言われますね。 でもなぜ肉料理や魚料理が平気で出てくるのでしょうか。 鯛のおかしらつきなんか殺生そのものじゃないですか?
- ベストアンサー
- 結婚式・披露宴
- 魚の料理について
魚、例えば鯛の刺身を作るとき、3枚におろしたあと、皮をはぐには包丁は頭の方から入れるのか、それとも尾の方から入れるのか、教えてください。
- ベストアンサー
- その他(料理・飲食・グルメ)
- なぜ元日を祝うのですかね?
なぜ元日を祝うのですかね? 元日になると、鯛のお頭や立派な海老や紅白の蒲鉾や餅なんかでおめでたムードを演出しますね。 しかし1年をマラソンに例えますと、元日はまさにスタートラインですね。 それならば祝い事はその年のゴール、大晦日にやるのが理屈ではないのですか? これから苦難の1年がスタートする元日に祝宴をするのは間違いではないのですか? 私はそんな意味不明なおめでたムードに溢れかえる、元日含めた三が日がきらいです。
- ベストアンサー
- 正月・年末年始
- 石鯛が釣れて鯛も釣れるエサを教えて下さい。
よく海上釣堀に行くのですが、そこでは最近大きな石鯛やイシガキ鯛が放流されており、釣堀では 石鯛用のエサとして小さな磯カニが販売されています。 しかし、石鯛が放流されているとはいえ、石鯛は高価な事もあり、一日1匹だけの放流です。 そんな少ない石鯛を狙う為だけにワザワザ磯カニを買うのは無駄だと思いますし、磯カニでは他の魚が 釣れず、効率が悪いです(稀に鯛が釣れるみたいですが、あくまで少数です) 石鯛も、鯛も好物で良く釣れるエサは何かないでしょうか? サザエとか良さそうかな?と思ったのですが、鯛はサザエ食うのか試した事が無いので、不明ですし・・・。 石鯛や鯛に詳しい方、アドバイスお願いしますm(_ _)m
- ベストアンサー
- 釣り