- ベストアンサー
やる気と報酬の関連についての実験
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
オペラント条件づけの強化スケジュールに関する話題ですね。 詳しい回答者がほかにいらっしゃるはずですが, 私の知る範囲で書きます。 Aは連続強化スケジュールと呼ばれる事態。 欲しいときにはいつでも餌にありつけるため, ボタン押しの頻度は低いままでインターバルも長くなりますが, 餌が出る限りまったく押さなくなるなんてことはありません。 ただし,ある時点からボタンを押しても餌が出なくなった場合, ボタン押しは短期間で生じなくなります(消去抵抗が小さい)。 Bは消去と呼ばれる事態。 ボタン押しの頻度はしだいに減少し,最終的にはまったく生じなくなるでしょう。 ただし,過去にボタンを押して餌を得た経験がある場合, 短期的にはボタン押し反応が増加することがあります(消去バースト)。 自販機で商品が出てこないとき,ボタンをパカパカ押してしまうのと同じです。 Cは部分強化スケジュールのひとつである 変率強化スケジュールを指しているように読めますが, 非随伴性強化とも解釈できます。 変率強化は ボタン押し何回に1回餌が出るかの平均確率は決まっていますが, 出るか出ないか1回ごとには予測がつかないという事態です。 ボタン押しの頻度は高いまま維持されます(消去抵抗が大きい)。 これに対し,非随伴性強化は ボタン押しの有無とは関係なく(非随伴的に)餌が出る事態です。 餌の出る頻度が低く設定され, ボタン押し直後にたまたま餌が出る事態を初期のうちに何度か経験した場合, ボタン押し行動が長期間維持される可能性はあります(迷信行動)。 一方,餌の出る頻度が高く設定され, ボタンを押さなくても次々と餌が出て来るというような場合には, むしろボタン押しが減少することが知られています。 実際,非随伴性強化は問題行動を抑制する技法として用いられています。 以上のことから ご質問の件で妥当と言えそうなのはBぐらいです。 そもそもこの分野の研究はラットやハトを用いるのが主流で, 「マウスを使った実験で」なんて書いてある時点で胡散臭さプンプンです。 どこで拾ってきたネタか知りませんが, いい加減な情報に踊らされるのが嫌なら, ウェブなんぞに頼らないで学習理論の教科書の1冊でもひもといてください。 ひとつだけ推薦しておきます。 ■メイザーの学習と行動 日本語版第3版 ジェームズ・E・メイザー(著),磯博行,坂上貴之,川合伸幸(訳) 二瓶社 http://www.niheisha.co.jp/isbn978-4-86108-045-6.html
関連するQ&A
- 3要因対応なしの実験計画法について
実験計画法について、同じ被験者に対して2回の実験を行う場合でも、 対応なしの被験者間計画はできますでしょうか。 例えば、実験計画は2×2×3の被験者間計画とし、 第一の要因は条件A(A1・A2)2水準、 第二の要因は条件B(B1・B2)2水準、 第三の要因は条件C(C1・C2・C3)3水準、 被験者60名で実験を行う場合について、 被験者数も少なく、実験時間が4時間程度かかるので、 第一の要因の条件A1を第1回の実験、 別な日に条件A2を第2回の実験で行おうと思うのですが、 第1回で被験者60名からランダムに6グループ(1グループ10名)を作成し、 第2回でも同じ60名からランダムに6グループ(1グループ10名)を作成し、 条件B×条件Cでグループ分けして実験を行った場合、 何名かは1回目と2回目で同じグループになるとしたら、 対応なしの被験者間計画とはいえないでしょうか。 ご教示のほど、よろしくお願いいたします。
- ベストアンサー
- 心理学・社会学
- 心理学実験で用いる尺度について
心理学実験で用いる尺度について こんにちは。 私は大学の研究で食をテーマに心理学実験したいと考えています。 そこで被験者の食に対する意識や行動を測るために尺度を用いたいのですが… (1)Aさんが作成した尺度(尺度a)のみを使用する (2)Aさんが作成した尺度(尺度a)とBさんが作成した尺度(尺度b)を使用する (3)Aさんが使用した尺度(尺度a)とCさんが作成した尺度(尺度c)を使用する (4)全ての尺度を使用する で迷っています。 それぞれの尺度は、被験者の食に対する意識や行動を測る尺度です。 質問です。 (1)異なる尺度の項目をランダムに混ぜて、被験者に評定させても問題はないでしょうか?? Aさんの尺度は7件法、Bさんの尺度は5件法、Cさんの尺度は5件法の評定と異なっています。 尺度aは絶対使用したいと考えています。 (2)例えば、食に対する意識や行動を測る尺度と食に対する知識を測る尺度の項目を混ぜてしまうのが良くないとしても、食に対する意識や行動を測る尺度同士(作成した人物が異なっていても測る目的が同じ)であれば項目をランダムに混ぜてしまっても問題ないでしょうか?? (3)もし混ぜてしまっても良い場合、それぞれ全ての項目を使わなくても良いでしょうか?? 例:尺度aの全54項目中の30項目と尺度bの全11項目中の9項目をランダムに混ぜて被験者に評定させるなど… (4)項目を抜粋するには、実験者の独断ではなく、必ず予備調査等を行うべきでしょうか?? 心理学に関わりのある方、勉強されてる方、ご返答頂けると幸いです。 宜しくお願いします。
- 締切済み
- 心理学・社会学
- 実験計画法の割付方法
実験計画法で下記の実験を行うときどうしたら良いでしょうか? 因子3つで、水準4が2要因と水準2が1要因の場合。 宜しくお願いします。 因子A:4水準 因子B:4水準 因子C:2水準 とした場合、交互作用はA×B , A×Cをとりたいです。
- ベストアンサー
- 数学・算数
- 隠せば見たくなる、全部見せられると見たくなくなるようなのを何といいますか?
スカート等、隠されると見たくなるが、皆が超ミニでこれでもか!これでもか!と見せ付けられると、逆に見たくなくなると言うのはありますよね。これを心理学の用語等で言い方はあるのでしょうか?英語での言い方もあるようでしたら、お願いします。 1.恋愛でも相手の事を良く知らない時はどんなひとか興味があって好きだったのに、相手の全部を知ってしまうと、興味がなくなると言うのもありますよね。 2.ADSL以前の回線スピードが遅い時代は、画像の表示が上から四分の一ずつしか表示されず、まだかまだかと表示を待っていて、ストリップのようで目が痛くなりました。今は、表示に時間がかかることはありますが、一瞬で全部が表示されるので、見たいと思う気持ちはそんなに大きくないように感じます。 3.ねずみの実験で以下のようなのがあるそうですが、 Aボタンを押すと必ず餌が出てくる Bボタンを押すと不規則に餌が出たり出なかったりする Cボタンを押しても餌は一個もでない。 とこのような場合、AとCはボタンを押さなくなるそうです。満腹とやっても駄目だというあきらめですね。Bの場合は永遠に押しつづけるそうです。 スカートと上記1.2.3.は根底にあるものは同じですよね。 心理学か学問上の用語であるようでしたら、教えてください。 また、皆さんで各自、かっこいい言葉を作っていただいてもOKです。 私は不完全なものを完全にする心理だと思うのですが、ネーミングは難しいですね。「チラリズム」はスカートだけに限定されるようで・・・しかし、これかな?と言う気もしますが? 「中途半端からの充足心」 はどうでしょうか? 以上、よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 心理学・社会学
- 違う実験、被験者、同じアンケートの検定
はじめまして。 実験でとったアンケートの検定方法についてで教えていただきたく投稿しました。 初投稿なため、拙い文章ですがお許しください。 ある2つの実験を行い、その実験後にアンケートをとりました。 そのアンケート結果に有意差があるかどうかを検定する方法を探しています。 ただ、 実験、被験者が異っており、用いたアンケートは同じです。 (実験Aで15名、実験Bで15名。その被験者は実験Aと実験Bでは異なるということです。) このような場合では有意差を求めることができるのか? また、可能であるならばその手法を教えていただければ嬉しいです。 ※実験内容等の補足です。 ある計算問題を被験者に解いてもらう。 その際に別室にもう一人同じことをしている人がいることをつたえ、 実験A・・・別室の人と正解数の合計50問になった際の正解数を競争してもらう。 実験B・・・別室の人と協力して合計50問を目指してもらう。 の実験を行いました。 アンケートは、その時に感じた心的状況(こちらが用意した項目)を5段階で示してもらうというものです。 このアンケート結果を比較させる際の検定方で困ってます。 お手数ですが、よろしくお願いします。
- 締切済み
- 心理学・社会学
- 実験計画法を用いて実験を分けることができるのか?
実験計画法を用いて心理実験を行おうと考えています。 その実験の内容なのですが、評価対象が多くなってしまい、被験者の疲労等を考えると、被験者一人当たりの量を減らさなければならないと考えました。 そこで、実験を3つにわけ(たとえば実験A,B,C)、その実験ごとに評価対象を割り当てると、被験者の負担は考慮できる範囲に収まることが予想できました。 このように実験を分けて心理量を評価させてもよろしいのでしょうか?
- ベストアンサー
- 心理学・社会学
- 古典的な物理模型実験とサイズの問題
本当は大きなもの、本当は小さなものの力とか運動を調べようと思ってサイズが異なる模型を作って調べることを考えます。このとき、相似則という考え方が生じます。これは、私の理解では、模型実験をする場合、現象を支配する運動方程式(いくつかの項によって表現されている)の各項のバランスが異ならないように実験しなければならないという法則です。 運動方程式A=B+Cでサイズを変更したら、例えば、A'=B'となりC'が無視できるように小さくなってしまうというようなことです。 そうすると、現物と模型では別の現象を見ていることになります。とすると、サイズを変更して実験して獲得した知識はどうなると考えられるでしょうか。このような問題がある、と気づかないとすると、その知見をそのまま現物に適用して大きなトラブルが発生するのではないかと思います。また、そのような問題があると知っていた場合、サイズの異なる条件で実験した結果を現物に適用する変更方法の一般化が可能でしょうか。私は大変厳しいのではないかと思います。 実験したらXが増加するに従ってYが増加するという結果を得たとしても、現物では逆にXが増加したらYが減少する、ということが正しいかも知れません。 そうなるとサイズを変更した実験はむしろ危険である、場合によったら害悪にもなるという結論に至るような気がするのです。 このあたりについてどのように考えるのでしょうか。 よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 物理学
- ジュールの実験について
ジュールの実験に関しての問題がわかりません。 1】熱の仕事当量を決めるジュールの実験の方法および結果について説明せよ。 2】気体内部エネルギーが蓄積のみに依存する事を確かめるためのジュールの実験について説明せよ。 なのですが、全然わかりません。まず、教科書には断熱材の箱の中に容器A,Bを入れ、そのまわりを水で満たしてある。このとき容器Aには気体をつめこんでおき、容器Bは排気して真空にしておく。CはAとBの通路を開閉する栓で、最初は閉ざしておく。・・・と書いてありますが、ネットではほとんどが羽根を用いたの実験装置がでてきます。教科書は羽が触れられていません。どういうことでしょうか。 あと、できたら模範解答もお教えねがいます。
- ベストアンサー
- 物理学
- この実験について分からないところがあります。
錯覚について調べます。実験内容について分からない部分があるので教えてください。 実験方法 1.2人1組で1人はタオルなどで目隠しをする。 2.もう1人がディバイダー(またはコンパス)の針と針を適当な感覚にし、目隠しをした人の手の甲に軽く触れて2点で触れたと感じるか1点で触れたと感じるかを調べる。 3.1点で触れたと感じる場合はディバイダーの針の感覚を少しずつ大きくして2と同じようにして2点で触れたと感じる最小の感覚を求める。2で2点でふれたと感じる場合は針の感覚を小さくして調べる。 4.手の平や指先腕や足など、体のほかの部分でも同じように測定して、2点と感じる最小の感覚が最も小さいのはどこか、調べてみよう。 という実験なのですが、2の時、目隠しをした人の手の甲に軽く触れる時には針をどのようにして当てるのでしょうか?ランダムで1点、2点と触れるのでしょうか? またこの実験から繋がるような、もっと調べればもっとおもしろいことがあれば教えて頂けるでしょうか。お願い致します。
- 締切済み
- 科学
- シグナル経路系の実験手法について質問です!!
あるシグナル経路の実験の計画をしております。 過去の実験からタンパクAで細胞を刺激すると細胞内でタンパクB→タンパクCというシグナルが伝わります。 私は『タンパクB→タンパクC』の経路がタンパクDによって仲介されているかどうかをこれから調べようとしています。 この場合、タンパクBの阻害剤とタンパクDの阻害剤を用いてタンパクCの発現を確認するといった感じなのでしょうか。 また、その場合は『細胞にタンパクBの阻害剤のみ入れる場合』、『細胞にタンパクDの阻害剤のみ入れる場合』、『細胞にタンパクBの阻害剤とタンパクDの阻害剤を入れる場合』の条件でタンパクCの発現を確認するのでしょうか。 そしてこの実験はどのような実験手法が良いでしょうか(例えばWBやPCRなど) すごい初歩的な質問で恐縮ですが、どなたか教えてください!!
- ベストアンサー
- 生物学
補足
ありがとうございます。誤りの根拠を教えてください。