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和歌の出典と解釈
Aliasの回答
1. 出典:『山家集』 636番 原文:世々経(ふ)とも 忘れがたみの 思ひ出は たもとに月の 宿るばかりか 大意:(あの人と別れてから)どれだけ時が過ぎても忘れられません。忘れ形見となる思い出といえば,叶わぬ恋の悲しみの涙に濡れる袂に宿る月影だけです。注:「忘れがたみの」は,「忘れがたい」と「忘れ形見」の掛詞です。 2. 出典:『古今集』 373番 原文:思へども 身をし分けねば 目に見えぬ 心を君に たぐへてぞやる 大意:旅立ったあなたのことを恋しく思っても体を2つに分けることはできないので,せめて目に見えない心だけでもあなたに連れ添わせます。 注:詞書きに「東(あづま)の方へまかりける人に詠みて遣はしける」とあります。 3.については,記憶をかすめるものはありますが,出てきません。分かったらまたご報告しますね。 上記の歌番号について,tenhouさんと食い違っていますが,たぶん私のもので間違いないと思います。ちがったらごめんなさい。(^^;
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お礼
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