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万葉集の原文「将来云毛」が「こふというも」か。

万葉集の巻4の527の歌で 「将来云毛 不来時有乎」を「こむといふも こぬときあるを」 と読んでいますが、「将来」を「こむ」と読む由来を教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

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  • SPS700
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回答No.2

>>カ行変格活用に助動詞「む」がつくことは理解できるのですが 「将」を「む」とどうして読めるのかが知りたいのです。 「将」は再読文字といって二回読む文字です、「まさに」と一回読んで二回目に「むとす」と読みます。もともと「将」には、未来の意味と、未来のことを推量する「む」とが含まれています。  万葉集のこの部分は漢文で、中国語と日本語との統語論的な違いを調整するため、読み下しの返り点や、文字の再読が考案され、いわゆる「読み下し」という日本語訳が行われました。「む」も、その産物です。

igo3neri
質問者

お礼

早速ご丁寧な解答をありがとうございました。 「将」は「まさに…す」と読むことは知っていましたが 「まさにくるというも」が「こむというも」になるのですね。 万葉集は特別な読み方があるので、とても難しいですが 面白いです。これからも宜しくお願いいたします。

その他の回答 (1)

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15295/33014)
回答No.1

 「将来」を「こむ」と読む理由を教えてください。  これはカ行変格活用動詞「來」に推量の助動詞「む」がついたものではないでしょうか。

igo3neri
質問者

お礼

ご丁寧にありがとうございました。 カ行変格活用に助動詞「む」がつくことは理解できるのですが 「将」を「む」とどうして読めるのかが知りたいのです。 もう一度宜しくお願いいたします。

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