工業簿記の問題と解答：製造間接費の計算と差異の計上方法
- 工業簿記の問題（3）から（5）について解説します。問題（3）では、製造指図書番号の記入された作業と記入されていない作業の労務費を計算します。問題（4）では、予定配賦率を適用して製造間接費を配賦します。問題（5）では、実際に発生した製造間接費と予定配賦額との差額を再計算します。
- 回答では、問題（3）では仕掛品の費用と賃金・給料の費用を計上します。問題（4）では仕掛品と製造間接費を予定配賦します。問題（5）では製造間接費配賦差異と製造間接費を計上します。
- 回答によると、問題（3）の製造間接費は788,000円であり、問題（4）の製造間接費は1,800,000円です。そして、問題（5）では製造間接費配賦差異が100,000円あります。ただし、質問者は回答に不安を感じており、問題（3）と（5）の関連性について疑問を持っています。
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工業簿記 １１４回 第4問
（3）の問題は（4）（5）とは関連してないのでしょうか？ 問題文は以下になります。 （3） 当月の労務費の実際消費額を計上する。 なお、直接工の作業時間報告書によれば 製造指図書番号の記入された作業は200時間、記入されていない作業は10時間であった。 このとき、当工場において適用する予定賃率は800円である。 また、間接工については、前月賃金未払高200,000円、当月賃金支払高800,000円、 当月賃金未払高180,000円であった。 （4） 当月の直接作業時間は200時間であったので、これに基づき予定配賦率を適用して製造間接費を製造指図書に配賦する。 なお、年間の製造間接費予算は22,500,000円であり、配賦基準となる難関の総直接作業時間は２，５００時間を予定している。 (5) 当月、実際に発生した製造間接費は1,900,000円であったので、(4)の予定配賦額との差額を製造間接費配賦再勘定に振り返る。 答え （3）仕掛品 160,000／賃金・給料 948,000 製造間接費 788,000 （4）仕掛品 1,800,000／製造間接費 1,800,000 （5）製造間接費配賦差異 100,000／製造間接費 100,000 私の回答は (3)の借方の製造間接費 788,000と (4)の貸方の製造間接費 1,800,000が相殺され、 予定配賦額→1,012,000とし、 実際発生額との差額→888,000を不利差異として計上してしまいました。 （3）の製造間接費が何なのかがわかりません。 (5)の問題文に「(4)の予定配賦額との差額を製造間接費配賦再勘定に振り返る。」と記載されているから この場合は(3)は関係ないということなのでしょうか？ よろしくお願いします。
- bngjbnjg
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(3)の製造間接費は、直接工の製造指図書番号の記入されていない作業は10時間と、間接工の当月の実質賃金とを足したものです。 間接労務費を製造間接費として仕訳すると「答え」のような仕訳になります。 (3)は、実際にかかった労務費の計算で、(4)は予定の製造間接費、(5)は実際の製造間接費なので、(3)の費用は(5)の1,900千円に含まれているものと思われます(予定より100千円多く費用がかかった)。
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