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神秘和音とはどういう和音?

いくつかお聞きしたいことがあるので教えて下さい。 1.スクリャービンが使用した神秘和音とは具体的にどういう構造の和声のことをいうのでしょうか。和音構成を教えて頂けると助かります。 2.ある本を読んでいて「7度の半音下降したリディア調とはすなわち「倍音列音階」であり、バルトークが使用したので有名であるが(省略)さらに、倍音列音階を4度音程で垂直に重ねるとスクリャービンの『神秘和音』が得られる」という文章が出できて理解できないのですが、どなたか具体的に例を出して教えて頂けないでしょうか。リディア調とは楽典で調べたのですが、ファソラシドレミファのことですよね? 3.あと、音大卒の楽理科卒(音楽学卒)の研究者の私にとって、まことにお恥ずかしい質問なのですが、ある病気で3年間研究から離れていてど忘れしてしまいました。 その質問なのですが、Cis-Fの音程は完全4度が1個狭まったから「減4度」でよろしいのでしょうか?また、この「減4度」はCisを異名同音でDesと読み替えた場合「長3度」と言えるのでしょうか。「減4度」はつまり「長3度」ともいえるものなのでしょうか。その辺がごちゃごちゃになってしまい、研究上、大変困っております。 どなたか1つだけでもいいので分かれば教えて頂けないでしょうか。 師事教官がいるのですが、「神秘和音も知らないの?」とか「今さら音程のことが分からなくてどうするの?あなたどうしちゃったの?」とか言われそうで、2番目の質問意外、恐くて質問できそうにありません。 どうかよろしくお願いしますm(__)m

  • pomocc
  • お礼率87% (423/483)
  • 音楽
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質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.1

時間がないので、3に関してだけお答えします。 Cis-Fは減4度、Des-Fは長3度です。 質問者様の考え方で合っていますよ。

pomocc
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。そうですか。よかったです。C-Cisの場合も増1度であるとともにC-Desで短2度ということいいのですね。 ところで皆さん、スクリャービンの神秘和音はその後、文献で調べてみたところ、どうやらC-Fis-B-E-A-Dのように4度音程を6個堆積した合成和音のことをいうみたいだということが分かってきました。 管弦楽曲「プロメテウス」や交響曲の「法悦の詩」に神秘和音が多く出てくるそうですが、ピアノ・ソナタでは何番あたりに出てくるのでしょうか?実際に分析してよりよく理解したいと思っています。オーケストラ曲だと移調楽器があって分かりにく苦手です。 また必ずしもさっきのドファ#シ♭ミラレの音構成で出てくるわけではありませんよね。その他に例えば全音あげて、レソ#ドファ#シミ(D-Gis-C-Fis-H-E)も神秘和音というのでしょうか?

その他の回答 (1)

  • trgovec
  • ベストアンサー率52% (2538/4879)
回答No.2

1だけですが検索すると出てきました http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E7%A7%98%E5%92%8C%E9%9F%B3 音も聞けます。

pomocc
質問者

お礼

trgovec様、いつぞやはドイツ語でお世話になりました(もうドイツ語の文献は全部読み終えたので大丈夫ですよ)。 なるほど、これで神秘和音がどういうものなのかがようやく分かりました。C-Fis-B-E-A-Dの他に、G-Cis-F-H-E-Dも神秘和音なのですね。 これで質問1と3は解決しました。神秘和音はスクリャービンのピアノソナタ4番以降に出てくるそうなのでピアノソナタ5番当たりを和声分析してみたいと思っています。 問題は質問2ですが、あと数日たってもしここで回答がつかなければ師事教官に聞いてみようかと思います。 ご回答、どうもありがとうございました!(^o^)

pomocc
質問者

補足

お礼で、G-Cis-F-H-E-Dと書いてしまいましたが、G-Cis-F-H-E-Aの間違いでした。 あれから懸命に調べてみたところ、英語の文献を読んでいて、ソラシド#レミファという音列がバルトークが使用した倍音列音階だということが新たに分かりました。 この音階をソド#ファシミラ(G-Cis-F-H-E-A)と4度音程ごとに垂直に並べると確かにスクリャービンの神秘和音になります。 これで全て解決しました。 皆様、お騒がせしました。 どうやら研究が先に進めそうです。 本当にどうもありがとうございました!

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