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音感,和音感について

宜しくお願いします。 私は既に社会人なのですが今から音感を磨きたいと思い、 視唱の本など見ながら和音を叩いて訓練しています。 目標としては 1.主音,主和音を聞けば各音度,各音度和音が頭の中に形成されて、 その調を把握出来ること。 2.いま聴いている曲が何の和音を弾いているか把握出来ること。 これらは相対音感の範囲で可能でしょうか? と言いますのも、音程についてはある程度上達が見えるのですが、 和音に関してはIを叩いた後に果たしてIVがどんな和音だったか、なかなか正確にイメージ出来ません。 和音に関してはあまり上達が見えないのです、練習方法が悪いのでしょうか。 いまの練習方法は本に書いてあるカデンツを何種類か繰り返して弾く方法です。 もしや練習方法の話ではなく、 自分には磨くべき和音感がないのでは? と疑問に思ってきたので質問しました。

  • 音楽
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  • ベストアンサー
  • trgovec
  • ベストアンサー率52% (2538/4879)
回答No.1

>これらは相対音感の範囲で可能でしょうか? 可能です。というより絶対音感なしでコードを聴き取る人は皆そのようにしています。 Iを弾いた後でIVがどんなだったか、ではなく「IV - Iの連続はどんな感じか」なのです。 カデンツだけに限らず和音の進行にはさまざまなパターンがあります。一方和音そのものは「メジャーコード」「マイナーコード」「セブンスコード」などいくつか種類がありますが同じ種類なら同じように響きます。例えばハ長調のIとIVであるCとFはともにメジャーコードなので別々に(時間をおいて)聞けば同じに聞こえます。これを聞き分けるとなると特別な訓練やら絶対音感などが必要になります。 しかし絶対音感などない人の方が遥かに多いのにコードを聴き取れるのは、あるコードから別のコードへ移る時の感じを聴き取っているからです。 たとえばI - IIIがどう聞こえるかを自分なりに把握していれば、ハ長調のC-Emかト長調のG-Bmかは聞き分けられなくてもいいのです。本当の調は後で楽器なり音叉なりを使って確かめればいいのです。 ハ長調のIであるCを出発点にして C - Dm / C - Em / C - F / C - G(7) / C - Am / C - Bmb7 C - D / C - E(7) / C - Fm / C - Gm(7) / C - A7 / C - B(7) C - Bb / C - Ab / C - Eb / C - F# これらの順番を逆にしたり、組み合わせて3和音の進行にしたり、それぞれの進行はそれぞれの「感じ」を持っています。お互い似ていたり全く違っていたり、自然な感じだったり唐突であったり。また「広がる感じ」「暗くなる感じ」「明るくなる感じ」「いい方向に行く感じ」「悪い方向に行く感じ」など感情的に表現することもできます。感情的な表現は各個人違っているかもしれませんがそれでいいのです。またそういう理由なので理論的に記述することは困難です。 理論書も大事ですがすでにある曲も立派な教材です。和音をただ後ろで鳴っているものととらえず、さまざまな色彩を持ったものとして意識し、「いいな」と思ったりときには「これは自分としては気に入らない」と思うこともあっていいのです。何の感想も持たずただ物理的なものとしてしか聞こえないのなら上達は難しいかもしれません。 しかし興味を持ってやってみようと思ったからにはそこには単なる「お勉強」以上の関心があるはずです。 まずは和音に関心を持って曲を聴くことからです。理論書に書ききれない、書くことが不可能なことがたくさんあります。

bellunder
質問者

お礼

どうもありがとうございます。 >>Iを弾いた後でIVがどんなだったか、ではなく「IV - Iの連続はどんな感じか」なのです。 この考え方はありませんでした質問して良かったです。 今後は和音の連結において生まれる雰囲気に注意しながら練習します。

その他の回答 (1)

  • dqpq05
  • ベストアンサー率33% (361/1089)
回答No.2

>これらは相対音感の範囲で可能でしょうか? 可能です。 >もしや練習方法の話ではなく、自分には磨くべき和音感がないのでは? 練習の仕方次第で、身に付くと思いますよ。 「和声感」と言う表現の方が一般的かもしれませんね。 具体的な練習方法ですが、声に出して歌っていますか? 発声方法などを気にする必要はないので、実際に声を出して音程を取ることが重要になります。 新曲視唱の本を見ながら、和音を弾きながらメロディーを弾くのも有効だし、カデンツを弾く時に、 「ドーミーソー」 「ドーファーラー」 「シーレーソー」 「シーファーソー」 「ドーミーソー」 というように根音から歌っていくのも有効です。 3つの転回形全てで歌ったり、様々な進行のカデンツで歌ったり、全調でこれをやったりと、色々工夫出来ます。 この練習により、「主和音の感じ」「V和音の感じ」「IV和音の感じ」というような感覚を身に付けることが出来ます。 ひとまず、これまで通りに新曲視唱の本をやり、さらにカデンツを歌いながらやるという方法で練習してみてはどうでしょうか。 カデンツはバリエーションを増やせますので、当分の間やりつくしてしまうことは無いと思います。最初はシンプルなカデンツで良いので、試してみてください。 新曲視唱の本ですが、大きな楽器店や専門的な楽譜を多く取り扱うような楽譜屋に行くと、いわゆる日本での音大受験用の教材ではないフランスのソルフェージュのテキストが手に入ったりします。 非常に音楽的で美しい内容で、練習に変化を付けて楽しむ意味でも、一度探してみてはどうかと思います。

bellunder
質問者

お礼

どうもありがとうございます。 >>声に出して歌っていますか? カデンツの練習の際、歌っていなかったことに気付きました。 質問して良かったです。 >>フランスのソルフェージュのテキストが手に入ったりします。 フランスの教科書にはどの様なことが書いてあるのか興味が沸きました、今度読みます。

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