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なぜ図書館というものは存在するのでしょうか。

academの回答

  • academ
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回答No.4

>この制度は一体、なぜ、なんの必要性があって、つくられたのだろうか、ということが少し疑問に思いました。社会にとって「役に立つ」知識を集積・流通させるための基地なのかしら? 16世紀にグーテンベルクによって印刷機が発明(というより開発)される前は、図書というものは手書きで書写されていました。ですので、それ以前の図書というのは、貴族や教会・寺院などの宝物のような要素が強く(つまり、絵画や宝石と同じ)、その収蔵庫として私的な図書館が作られ、宝物のリストとして目録が作られました。 その後、印刷機による大量印刷および一般大衆による図書の利用(近代になるまで、字を読める人というのは一部の貴族や宗教者などの知識層だけでした)が可能になると、図書館の役割は、宝物の倉庫から、図書(人類の叡智)の蓄積および利用のための場所へと変わっていきます。国の政策もあったでしょうが、利用者の側からの需要もあったでしょう。 現在の先進国の国民にとっては、大量に流通する一般書は高価なものではありませんが、出版部数の少ない専門書や地方出版物(出版部数が少ないのは需要が少ないため)や百科事典・白書・統計書・地図等の参考図書は未だに一般利用者には高価であり、継続して購入・所蔵するというのが難しいものですので、図書館は、そのような参考図書類を継続的に収集し、利用に供するという役割があります。(こういう資料は継続して購入して蓄積してこそ価値があります。) >▼わたしは、本読みですが、ここのところ図書館にアクセスが微妙にしにくくて、amazonで本を買いまくっています。わたしにとっては、たぶん、いま、図書館がなくなるより、amazonが潰れる方がつらい。 上記のように、図書館の役割は、一般図書の収集・貸出しだけでなく、一般利用者が購入しにくい、参考図書類の収集・貸出し・閲覧という役割も大きいです。公共図書館の所蔵図書は、読み物としての一般図書も多いですが、地域資料(地方出版物、地域に関する資料、地方公共団体の発行する資料など)も継続的に収集・蓄積しています。amazonでも多くの出版物は手に入りますが、参考図書類・地域資料・専門資料の中には一般に流通しにくいものもあり、手に入りにくいものもあります。 >▼こうした図書館には「入ったり、入らなかったり」で、「誰かが入れるべきかどうかを判断」している。その判断の基準は、どこのどいつが何を考えながらやっているのか、 図書館で購入する図書・雑誌・AV資料(CD,DVD,VIDEO等)は、その分野の専門知識を持った図書館員(司書)が、利用者からの希望や新聞・雑誌・出版者の販売目録などを考慮に入れて、複数人数で検討会を開き、選択しています。もし、購入してほしい資料があるのあれば、お近くの図書館に希望を出してみるもの手だと思います。ただし、AV資料に関しては、印刷物とは著作権上区別されている場合が多く、図書館の貸出し・閲覧用に作成されたものでないと集めても閲覧・貸出しができない場合もありますので、希望を出しても購入が難しい場合があります。 >差別されているのは知ってはいますが、差をつけるとしたら何を名目にしてるのだろうか、と。 (まともな)図書館員は、基本的には、資料(出版物)の内容に対して偏見を持ったり差別をしたりはしません。ある資料が利用者に求められていると思えば、それを提供したいと考えるのが図書館員です。(もちろん、内容についての個人的な好みはあると思いますが、仕事としては偏見はないということです。)図書館は、利用者の要望が高かったり、資料的価値や教育的価値が高いと思われるものは、図書館員個人の価値基準とは関係なく選択します。資料の収集の目的には、利用だけでなく、保存もあるため、複数の図書館で計画を立て、分担して購入したりすることもあります。ただし、利用者から希望が多かったとしても、一部の娯楽作品(例えば、週刊誌やマンガ)などに関しては、利用者の側から、「なぜ、こんな俗悪なものを子供が利用する図書館に置くのか」という批判が寄せられることは多いようです。だからと言って、図書館に置かないかどうかという問題についても頻繁に議論されているようです。 >▼あと、国会図書館は、ISBNとかISSNの付いたものについてはある程度きちんとカバーしてるけど、そうじゃないものだと、どんなに伝説的な価値があると言われている同人誌も保管してないし、保管する気もなさそう。 国立国会図書館は、国立国会図書館法(主に24条、25条)で、国内で出版された出版物(印刷物だけでなく、AV資料やコンピュータソフト等も含む)を全て収集・保存することになっています。24条では、「当該機関(出版者)は30部以下の部数を直ちに国立国会図書館に納入しなければならない」と規定していますが(無料で納めなさいということではなく、もちろん、国会図書館はその代金を支払います)、同人誌の製作者はこれを守っていないことが多いようです。つまり、国立国会図書館および国の側には収集・保存の意欲はあるが、製作者の側に協力する気持ちがないということでしょう。 >▼何よりも、インターネットのことを図書館はどう考えているのだろうか。知の集積も、文化的な生活も、いまや図書館よりもインターネットのほうがパワフルに機能してくれる可能性がある。図書館のデータの全pdf化がおわったときに、図書館はどうするのだろうか。*もちろん、pdfよりもアナログの本のほうが今のところ圧倒的に読みやすいけど。 全てのデータのデジタル化が終わったとしても、以前に収集した図書が無価値になるわけではありません。手にとって見たいと思う利用者は少なくないはずですし、例えば、草書体で手書きされた古書や絵巻物などは文字としての内容のみが重要ではなく、その書体や配置なども含めての資料です。画像データとしてデジタル化されていますが、恒久的な利用に耐えうるだけの解像度のデジタルデータは存在していません。 図書館は、率先してデジタル化を進めており、決して、インターネット上の情報源を対立するものとしてとらえてはいないようです。むしろ、現在のいろいろなものが混在して必要なものが探しにくい状態から、利用しやすいように整理・分類・索引付けなどをして行こうという動きもあるようです。 >▼少なくとも、勉強に関して言うと、いま近所のしょぼい市立図書館なんかを利用するよりかは、インターネットで調べた方が専門性も高い情報が手に入る率がたかい。有料のデータベースに接続できればなおさら、インターネットのほうがすごい。大学図書館とかを日常的に利用してた頃は、さすがに図書館のパワーは勉強するのにありがたかったけれど、地方のそんなにすごくない図書館とか、ぜんぜん役に立たない。 先に書いたように、全国的に流通しない地方出版物は多く存在しています。公共図書館でしか見つけられない出版物は多いです。質問者さまにとって役に立たなくても、役に立つと考えている利用者は少なくありません。 ご存知のように、インターネット上で検索することができるデータベースは、図書館で蓄積されている資料の全部ではありません。遡及入力は進められていますが、必要性あるいは重要性の低いものは後回しにされたり、入力されない可能性があります。また、新聞記事・統計・専門知識に関するデータベースの利用料金は一般利用者には高く、研究者や専門家でもない限りは、簡単に利用することは難しいです。インターネット上には無料の情報はたくさん転がっていますが、本当に価値のあるデータというのはタダでは手に入らないものです。 どういう資料が「役に立つ」かという価値判断は難しいものです。しかし、(まともな)図書館員は、どういう内容のものであっても人類の文化的な遺産であると考えていますし、検閲には反対の立場をとっています。ただ、図書館の物理的な空間や運営費用(図書の購入費も含む)は有限です。お金があったら、全世界の全ての資料を収集して利用者に提供したい、と考えている図書館員は多いと思います。 >確かに「多くの人がアクセスしたいと思う最大公約数的なコンテンツ」かもしれないけれど、『女の品格』とか複数冊買う予算があるんだったら、もっとまともな古典教養を完璧にそろえてほしいのだが…。みたいな。 これは、公共図書館の図書館員も頭を痛めている問題です。「税金で運営されているのだから、読みたい本を入れてくれ」という利用者の要望は大きいものなのです。(図書館員の多くは、基本的には、読み捨てにされるようなベストセラーを複数購入することの必要性には疑問を持っています。)利用者の要望が多くあれば、古典や教養書を多く揃えることは可能でしょう。 >▼そういうわけで、ふと思いついた「なぜ、図書館というのものは、存在するのでしょうか」。もしかしたら、デジタルアーカイブ論とか、図書館情報学とかの専門の人とかに聞いたら、いい答えが返ってくる質問なのかもしれませんが、上記のようなぼんやりとした疑問をもちつつ、ふと聞きたくなってみた次第です。 どちらも専門ではありませんが、近い分野にいるものとして、知っていることを述べました。ご参考になるとよいのですが・・・。

compequal
質問者

お礼

*と、あと、同人誌については、同人誌の制作者が「協力する気がない」という言うのは、やや酷なようにも思います(…といいつつ、わたしのほうこそ問題提起的に書くために酷なことを書きましたが 笑)。彼らはほとんど、「国会図書館が同人誌を欲しがっている」という情報にアクセスできたことがないのではないか、と。…というか、ほんとに同人誌納入したら保存してくれるのか…。みたいな気分だと思うのですが…。わたしも初耳でした…。  ということでありがとうございました^^  つまり、わたしの今まで言ったをまとめると… 1.行政が図書館にかけている予算を再検討し、民間のオンラインデータベース作成などの助成金にもっと回したり、無料公開のための取り組みを行ってはどうか。 2.著作権法の改正も視野に入れつつ、公的機関による「文化」の保存・アクセスのための必要な法制度をつくりなおすことが考えられてもいいのではないか。 3.同時に、図書館員の人事/採用制度の見直しをはかってもよいのではないか。  というあたりでしょうか。  基本的に 「インターネット時代において、万人が文化へアクセスするための公共性をどう再設計するか」  という議論ができるのではないか、ということが言いたかったのかもしれません。宝物庫としての機能はもちろんあるのでしょうが、情報アクセスの公共性という機能では、インターネットと競争環境にあるのは間違いないと思います(全て、とは言いませんが)。もし、「有料の情報は公共性がない」というのであれば、それを公共的な状況に変えればいい話で。そもそも図書館は有料の図書を、あれだけお金をかけて揃えているわけですし…。

compequal
質問者

補足

おお、だいぶ、ご存じの方から回答をいただけたようで感謝です^^ *識字率が低かった話はそういえばそうだよな…!と膝を打ちました。となると、たぶん17世紀~19世紀ぐらいにかけて役割が変化していく感じでしょうかね。そこらへんの時期って、美術や音楽も大衆化が図られていく時代とセットになっているはずなので、作品の制作技術とかの近代化と全部同時進行みたいなかんじかもしれませんね。ちょっとその同時性はおもしろそうです。 *専門書や白書等の出版物が高価すぎるのはよくよく存じております…。ただ、あの手の高価な本にアクセスしようと思うと、一部は本当に東京の国立国会図書館にまで行く他ないので、それこそ地方在住者にとっては大きな負担になっているようにも感じます。なので、オンラインデータベースにもっと手厚い助成金を付けて行く、というのは一つの手なのではないかな、と。 *地域資料の話は頭からすっぽりと抜けておりました。確かに郷土史の本とか、よく地方の図書館とか行くと置いてありますね。あれは、確かに出版点数すくないから図書館で保護しないとつらそうです。ただ、ああいう流通経路を見つけ出しにくく、出版しても赤字にしかならなさそうな出版物こそ、紙の媒体にこだわるのを止めていってもらえればという感じがしますが。 *「その分野の専門知識を持った図書館員」というのも、なるほど、と思いました。図書館員の個々人の方がどうこうというのではなく、図書館員の資格をどのように儲けるかとか、図書館員の採用制度の問題でもあるのかもしれませんね。そこは行政の判断で対応してもらうべきところのようにも思いました。 *また、AV資料の著作権上の扱いも、勉強になりました。そこは図書館行政で対応すると言うよりも、著作権法の枠組みを変えてもらわないとだめなんですね。 *利用者からの苦情も、なるほどなぁ、と。確かに中小の図書館員の方は、近所の方から苦情を言われると対応に苦慮しそうですよね。それはわかります。それを考えると、中小の図書館で対応できるのはせいぜい、手塚作品ぐらいで、あとは専門図書館とか、大手図書館に任せるという方向で当面やっていくしかない、とみんな思っているというような状況なのでしょうかね。 *草書体などの稀書類の話もわかりますが…ううん、ちょっと突飛かもしれませんが100年後のことを考えてみると、つまりそこは「宝物」として図書館の機能のほうに行ってしまうのかもな、という気がしました。もちろん、価値はあるのでしょうが、公共性という点での価値はやっぱり全電子化された後にはだいぶ下がるのかな、と。もちろん、アナログデータのほうが今のところは圧倒的に読みやすいので、「手にとって読みたい」という要望があと30年から40年はつよいだろうと思うのですが。 *デジタル情報を対立するものだと考えていない、というのもわかります。が正確には「必ずしも対立しない」という程度で、すべての場面で価値に競合性がないわけではないとは思うんですね。やっぱり、利用価値に競合性が存在する部分はかなりの領域であるのかなぁ、とは思うのです。競合する部分と、競合しない部分を分けて論じる、ということをやっていらっしゃる方も今はけっこういらっしゃるのかな、という気がしますが。 *有料のデータベースの入手が一般人に困難というのも確かだと思うのですが、それこそ、図書館行政にかけている予算をそっちに回してもらって、一部の有用な有料コンテンツを一般にアクセスしやすいものにしてもらえばいいのではないか?という議論が成り立つとおもうのです。 *ベストセラーは、やっぱり図書館員も頭を悩ませているのですね(笑)まあ、利用者の要望がベストセラーに集まるのは、あたりまえといえばあたりまえですものね。せめて複数冊購入を止めてくれればな、ぐらいには思うのですが。

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