• ベストアンサー

なぜ図書館というものは存在するのでしょうか。

karashina1の回答

回答No.3

データベースもインターネットもない時代、本が出来てから数十年前まで、調べ物をするには図書館のようなものが必須だったと思います。他によい方法はないですから。しかし、質問者の方が書かれているように、今はそれ以外の手段もすこしずつ実用になってきました。 私は、将来は今の形の図書館も、新聞配達・書店・CD店もなくなって一体化すると思います。 CD店や新聞配達は近い将来なくなりそうですよね。 もう少し先の将来、今の紙に印刷したのと同じような使い勝手で電子情報が見られるようになるでしょう。出版社・新聞社はあっても書店というのがなくなります。 その先の将来、今のような数万冊くらいの本が置いてある中小の図書館というのは存在価値を失ってなくなります。大きな図書館は情報資産(文書だけでなく音や動画、図面、プログラムetc)のデータベースとそのバックアップ(印刷された本も含めて)を管理する施設となる思います。 個人はそこと通信して、古いものや対価を要求しないものは管理費用のみで、新しくて権利者が対価を要求するものはその対価を払うと利用できる、というようなものになるのではないかと予想します。 きっと、この設備は(このころも日本語圏での英語優位が変わらないとすれば)「らいぶらりぃ」とか「ああかいぶ」と呼ばれると思います。

compequal
質問者

お礼

(つづき) >個人はそこと通信して、古いものや対価を要求しないものは管理費用のみで、新しくて権利者が対価を要求するものはその対価を払うと利用できる、というようなものになるのではないかと予想します。  この話は非常に面白いと思いました。ぼくもまったくそーすりゃいいんじゃないか、ぐらいに思います。いずれにせよ、インターネットの到来で、現行の著作権法は大きく再度設計をしなおさなければいけないわけだし。今の図書館って、実は図書館の近くに住んでいる人が、無料でコンテンツを見る機会をすごく沢山得ていて、充実した図書館の近くの住人は「すわっ!?おまえらP2Pユーザー!?」みたいな状況に近い利益をもっている。(というのは、もちろん言い過ぎであり、比喩であり、釣りですが。)  図書館に行くのだって交通費かかるし。今の「土地」にバンドルされた、図書館の制度は、万人が平等に文化を享受するためにも、実はよろしくない。一時間30円とかのネカフェから、素晴しい人類のコンテンツ(!)にアクセスできたらそっちのほうがよっぽど平等かもしれない。  で、あと、図書館で閲覧すると、タダになるということの理由は実際にもう少しぐらい検討されてもいいですよね。いま、図書館のシステム上タダということになっているけれども、たとえば、「日本人全員、一ヶ月2000円分の本の閲覧まではタダで、それ以上は著作権者にお金をはらうよーにしなさい。サーバーでポイントシステムで管理するからヨロシク!」みたいなシステムにすることも可能ですよね。だいたい月2000円ぐらいの本を閲覧できたら、それなりに文化的な生活ができると思うので、いいんじゃないか、とか。

compequal
質問者

補足

おお、ラディカルなご意見がきましたね! CD店舗と、新聞配達は確かに極めて危機的ですよね。いまのところ、まだまだ、「もの」にバンドルされたメディアのほうが商業的な支配力は強いですけれども、わたしなんか、書籍以外は、新聞もCDもそんなになくても平気だなー、みたいな気分もしますし…。 書店というのがなくなって新聞配達もなくなって、出版社・新聞社がのこるというシナリオはしかし面白いですね。書店がなくなるとなると、トーハンとかの書籍流通業者もつぶれるのかなぁ。新聞社は、配達をしている全国の大量の人間のクビを切らなくならなくなるので、ほとんど社会問題に近いレベルのはなしっぽいですよね。 まあ、それはさておき。中小の図書館の存在価値というのは確かに極めて微妙になってくるだろうという、karashina1さんの意見は同意です。ただ、書籍という形が未だにアクチュアルな意味を持っているとすれば、子供向け絵本とか、紙芝居の貸し出しとかはすごく意味があるのかなぁ、と。あと、美術関係の印刷の精度が問われる系の出版物は、「紙」というメディアであることに、あと数十年ぐらいのあいだはなかなか強みが崩れないような気もします。  図書館が中央サーバーみたいなものになるかも!という発想はおもしろいというか、充分ありうる話だという気がしました。というか、青空文庫の運営とかが、全部、公的機関によってなされるようになっていても何の不思議もない。

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