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死ぬ自由

1000827313の回答

回答No.21

>でもなぜ、生きるのが辛くて死ぬことを選択した人(死にたい人)を、死なせない事は許されるんですか? 死なせる事を許している国はあります。 オランダの安楽死法、アメリカのある州などです。勿論法的には調査され、正しく行われていれば訴追されません。筋萎縮性側索硬化症(ALS)で瞬きセンサーでもコミュニケーションが取れなくなり、呼吸筋の麻痺も進行してきたとき「俺の誕生日にやってくれ」との希望は受け入れられます。このことは個人としての尊厳が、多数の人の決め事に優先されると言う、最高の「尊厳死」ではないかと個人的には思っています。 日本では尊厳死協会は安楽死ではなく、尊厳死を求めています。寿命が尽きるまで、“疼痛”の管理を要求しますが、植物状態に三ヶ月以上なったら、尊厳死を求めています。もし植物状態で意識があればどのように考えたら良いのでしょう。個人的にはNo.20の方の仰るのは尤もだと思います。 「諸法無我」、「どのような生命にも意味がある」とのことは、私は個人的によく理解できますし、そのように思いますし、そのようにあって欲しいと思います。しかし一方では、オランダのように自分の「人間としての尊厳」を最大限守るための「自死」も認めても良いような気がします。 桜の季節になりましたが、桜の花のように“潔く美しく散る”のを愛でる文化的背景がわが国にはあります。このような風土の中で“個人主義的基盤”は未だ成熟していないなどと言うのはオコガマシイのでしょうか?

noname#32404
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >死なせる事を許している国はあります。 そうなんですね。オーストラリアにも安楽死に関する法律があると聞いた事があります。 >桜の季節になりましたが、桜の花のように“潔く美しく散る”のを愛でる文化的背景がわが国にはあります。このような風土の中で“個人主義的基盤”は未だ成熟していないなどと言うのはオコガマシイのでしょうか? 成熟しているかしていないか、この質問が個人主義かどうかすら私には判りません。でも例え成熟したからといって考える事を止めることは出来ないと思います。「自殺はNO」「生きる事はYES」と、問いと答えの間にほんの小さな疑問の余地さえ残しておかない事は、それを安直に結び付けられない人々を苦しめます。 日本は欧米を後追いすることを熱心にやってきましたが、失敗が少ないという利点の裏に、文化的背景を反映しにくいという決定的な欠点があります。1000827313さんも言われている通り、日本には日本なりの価値観があるので、単に欧米の安楽死制度を真似る事は避けるべきだと思います。

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