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検出限界値の求め方
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こんばんは 機器分析定量下限値はatheistさんの回答の通りでS/N比を3として大体決めています。その他の分析方法では重量法では天秤の感量(一般的に使われている化学天秤では1mg)で滴定では1滴0.04mlとして3滴ぐらいが目安です。 電位で求めるPHやORP(酸化還元電位)には下限値はなく、有効数字がどの桁までかということになります。 JIS K0102(工場排水試験法)では測定項目ごとに測定下限値が示されています。ある一定の分析技量があると仮定した場合、JISに示された検出下限値が目安となります。 S/N比や上記の理論を元に検出下限値が示されていますが、その分析条件により実際の検出下限値は変わります。実際には共存物質の影響や分析技量の関係もあり、定量下限値まで分析が可能と言うことではありません。現実的には簡単に決めることの出来ない事で、あくまで理論的には・・・・と言うことです。 参考に定量下限値の考え方を示したURLを紹介します。
- 参考URL:
- http://150.12.193.211/
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- sen-sen
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統計学の教科書を見るのがよいかもしれません。 理屈としては、試料がない場合の指示値の変動(あるいは、指示値の平均値の変動)を基に、偶然では起こりえない変位が観測されたときに、試料が検出されたと考えるようです。これが即ち、検出限界値です。指示値の変動がどのような分布に従うと近似するか、あるいは、偶然では起こらないをどの程度に恣意的に決めるかによって検出限界値は異なるでしょう。
お礼
統計学の教科書ですね・・・ 確かに。少し手ごわそうですが見てみます ありがとうございました。
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