【上場企業は株式を５%以下しか保有していない小株主

質問

【上場企業は株式を５%以下しか保有していない小株主の個人情報は知らない】そうですが、どうやって株主優待券を小株主に送れているのですか？

あと小株主が４．９%株式を取得して、それを家族総出で１人ずつ４．９%ずつ買って１０人で結託していきなり４９%の大株主に企業が知らない間に過半数を取得して代表取締役社長になれるってことですか？

回答No.2

D-Gabacho · ベストアンサー

市場で売買され日々めまぐるしく変わる上場企業の株式の保有者情報は、証券保管振替機構というところが一元管理しており、個々の企業では把握していません。
ただし、株主優待・配当の基準日（権利確定日）など特定の日の保有者情報は、保管振替機構からの通知を受けて株主名簿に反映させ、その名簿をもとに株主優待券を送ったり、配当金を支払ったりしています。つまり、株主名簿を更新する時点（ふつう中間・期末の年2回）での株式保有者は全員把握されています。
上場企業は信託銀行などを株主名簿管理人とし、株式に関する事務を委託してますが、それは上場企業が株主名簿の内容を把握していないということではありません。たとえば、上場企業が経営や財務の状況などを定期的に公表する有価証券報告書にある「大株主の状況」という項目では、保有割合が上位10位以内に入っていれば、1%に満たない保有割合でも名前と住所が明記されます。
10人が結託して4.9%ずつ取得し、企業が知らない間に合計49%の大株主連合をつくることは、理論上は可能だと思いますが、4.9%でもかなりの資金力が必要なのに、それが10人となると現実的に難しいでしょうし、所有割合が同等な10人の誰が主導権をとるかで混乱が起きそうですから、実際にやる人はいないと思います。

お礼

みんなありがとうございます

回答No.1

Granpa1969

＞どうやって株主優待券を小株主に送れているのですか？

上場企業は、株主名簿管理人を指定して管理をしています。
大抵、信託銀行の証券代行部が管理人で事務を代行しています。

まぁ、49％も買い進められる財力を持っている方ってそうそういませんけど、株主総会が開催されて議決するまでに防衛策採られるのがオチだと思いますが。