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横光利一が群長をやったと自作のなかに言及したのです
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N0.2です。少し補足します。 空襲に備えて1937年に「防空法」という法律が制定されました。軍隊や公官庁だけの力では限界があるので、一般国民も参加させるべく全国の隣組に「家庭防空組織」が作られ「家庭防空群」と呼ばれました。下の資料は1940年に出された「隣組家庭防空必携」という書籍ですが、171ページに次のように書かれています。(旧かな・旧漢字を改めています) https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1456427 家庭防空群の仕事は、お互いに相談し合ってやるのでありますが、その相談を纏めたり、仕事の先達となったり、また町村役場や、町会、部落会、警防団等と連絡するために「群長」「組長」一人と、「副群長」一人位補佐役として決め、群の代表者として総ての締め括りをして貰わなければなりません…(引用終わり) この書籍が出版された当時は、「防空訓練」を実施することが中心だったようですが、戦争末期には本物の空襲が激化したため、地域の防空の中心的役割が求められた「防空群長」は生命の危険がある大変な仕事になりました。 横光利一は東京・世田谷区で1945年5月に空襲に遭い、住んでいた家は焼けなかったものの周囲が焼けてしまったので、夫人の郷里である山形県に疎開しました。「夜の靴」には次のように書かれています。(ご質問はこのことでしょうか) 五月二十四日の空襲のときは群長として役目をすませ、私でも町会から十円の賞を貰って東京を立った。(引用終わり)
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- staratras
- ベストアンサー率41% (1441/3514)
太平洋戦争中の隣組の防空群長のことではないでしょうか。 https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/daijinkanbou/sensai/situation/state/kanto_16.html
- fujic-1990
- ベストアンサー率55% (4505/8062)
字を間違っていませんか? 「郡長」なら、昭和元年に正式に廃止されるまで存在しました。 いまでも「××県●●郡△〇村」とかいう地方公共団体がありますが、県と町村を結ぶ中間に「郡」という組織があって、その長が「郡長」です。 郡は1921年に廃止が決まり、以後引き継ぎ業務が行われ、1926年正式に廃止となりました。 横山さんがそれをやったとしたら、家が名望家(最初、家柄で登用)だったか彼個人の頭がよかった(後、試験で登用)かのどちらかだったのでしょう。 「群長」だと関係ないので、郡長について詳しく書くことはしませんし、心当たりもありませんが、軍隊の旅団の中の一団の長とかなにか、かもしれません。
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ご回答頂いて感謝します。東京が空襲に遭われた時、群長の役目を全うしたから町会から10円の賞をもらったとの話ですので、「郡長」ではない気がします。軍事用語だろうと思いますが、当時の体制が分かる資料が手元にないので分かりません。