封建制が存在した世界について

このQ&Aのポイント
  • 「封建制」とは、君主の下にいる諸侯たちが土地を領有してその土地の人民を統治する社会・政治制度である。
  • 「封建制」は中世のヨーロッパ諸国だけでなく、古代、近世、近代の世界でも採用されていた。
  • 「封建制」において、諸侯は領地を統治する際に愛国心が生まれることがある。
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封建制が存在した世界について

封建制が存在した世界とメリット・デメリットについて質問です。 「封建制」とは、君主の下にいる諸侯たちが土地を領有してその土地の人民を統治する社会・政治制度である。 諸侯たちは、領有統治権のかわりに君主に対して貢納や軍事奉仕などといった臣従が義務づけられ、領有統治権や臣従義務は一般に世襲されるのですが、ここで以下の質問です。 1.「封建制」と聞くと、中世のヨーロッパ諸国というイメージがあるが、では中世以外にも、古代と近世、近代の世界でも「封建制」を採用していた国って存在したのでしょうか? 2.「封建制」において、諸侯は生まれ育った土地を、領地をとして統治する場合、愛国心という精神は生まれるのでしょうか? 3.OVA「銀河英雄伝説」のゴールデンバウム王朝の銀河帝国は、各星系を統治するのは帝国貴族が担い、“領地”として扱っており、さらに領地を守る軍隊まで存在している。 ここで質問です。 OVA「銀河英雄伝説」のゴールデンバウム王朝の銀河帝国のように、皇帝や国王が君臨する国家や軍部独裁の軍事国家において、地方政策と侵攻してくる他国の軍隊を防衛という観点から観て、「封建制」を採用した場合、どんなメリットとデメリットがあるのでしょうか?

noname#241543
noname#241543
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  • fujic-1990
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回答No.1

 漢字で書かれた「封建制」とは、中国で殷を征服した「周」の武王・周公が、「封(おお)いに親戚・兄弟を建て、周の藩屏とした」ことから始まった制度で、質問者さんの考えていらっしゃるらしいヨーロッパの feudalism とは性格が異なるそうです(ブリタニカ国際大百科事典)。 1) つまり、「封建制」の本場は中国です。ヨーロッパではありません。  中国は秦・漢時代になると、諸侯と領地・領民の間に利益の一致や愛情(愛国心など)が生じるのを嫌って、「郡県制」に移行しました。  封建制は、中央の帝王(大統領など)の権力を分け与えることになりますので、近代においては封建制はありません。   feudalism もありません。ありませんが、ソビエト連邦における連邦構成国家の自由さ(ある程度の独立性)をもって、(疑似)封建制度と見ることができるかもしれません。 2)繰り返しますが、中国は周以後の秦・漢時代になると、諸侯と領地・領民の間に利害の一致や愛情(愛国心など)が生じるのを嫌って、「郡県制」に移行しました。以来、ずっとそうです。  科挙などの試験をして登用した官僚を、あえてその者の出身地と違う土地へ、「皇帝の代理人」として送り込み、且つ頻繁に交代させるやり方を採用したわけです。  つまり、諸侯は生まれ育った土地を領地として統治する場合、皇帝が嫌うほど愛国心という精神が生まれ、やがて中央の権力に挑戦するようになるものと思います。  日本では、領地替えもありましたが、殿様の多くは領地・領民に対して愛情を持ち、産業振興、生活向上などに努めました。米沢の「上杉鷹山」をその典型例と言って良いと思います。 3) > 「封建制」を採用した場合、どんなメリットとデメリットがある > のでしょうか?  Aにとっては大きなメリットが、Bにとってはデメリットだというのは珍しいことではありません。誰にとってのメリット、デメリットなのでしょう?  仮に、皇帝にとってのメリット、デメリットだとしましょうか。 (メリット)  諸侯の領地に病気が流行ったり、飢餓が襲ったりしても無関心でいられる。  諸侯の領地から税を取り立てて、本国支配に回せる。  本国が危なくなったら、皇帝はいつでも諸侯の領地・領民を見捨てられる。  諸侯は比較的狭い地域の実情を知ることができるので、愛情をもって支配しやすい=領民による反乱はおきにくい。 (デメリット)  皇帝の意向が諸侯まで正確に伝わりにくい=統一した政策を推し進めにくい。  諸侯・領民が考えていることや社会・軍事情勢が、皇帝まで正確に伝わりにくい。  その結果、諸侯が領民に支援されてともに蜂起し、皇帝に取って代わる可能性が高くなる。皇帝が反乱を未然に防ぐことは難しい。

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