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源頼朝
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源頼朝は日本史においても有名な人物のうちの一人ですが、実はこんなに影が薄い人もそういないのです。 その象徴が、いきなり死んだところからですが「落馬して死んだ」ってエピソードです。鎌倉幕府にとって源頼朝は「創業者」です。その創業者なら仮に落馬して死んだとしてももうちょっとかっこいい書き方にしたはずです。しかも、吾妻鏡でも「落馬して死んだ」と一言で片づけられています。後に源実朝を暗殺した源公暁のほうがまだ詳細に書かれているほどです。 また、源頼朝がこういったとか、こういう人だったというような人となりを知るエピソードがほとんどありません。あるのは伊豆に流されるところくらいまでで、それ以降はほとんど人となりを知るエピソードが出てこない。 しかも、当の本人はほとんど鎌倉に引きこもって出てきていないのです。 そこから、近年の研究では「実は源頼朝って妻の北条政子とその実家の北条氏によって鎌倉に軟禁されていたのではないか」という説も出てきているのです。 源頼朝は、血筋としては清く正しく美しい清和源氏の血筋です。これは「武家の棟梁」として坂東(東国)武者をまとめるには十分な血統書だったのです。北条家は元は平氏で頼朝ほどの血筋がないですからね。北条家の家格では坂東武者をまとめるのは無理だったのです。 源頼朝によって始まった鎌倉幕府は、頼朝が謎多き落馬事故によって亡くなると二代源頼家は将軍職に就いてわずか4年後に母親の実家北条家と対立して将軍職を失いました。23歳の若さで北条家に暗殺されています。 そして三代目源実朝は鶴岡八幡宮で源公暁に暗殺されてしまいます。伝説によると、公暁はあの有名な鶴岡八幡宮の階段脇の銀杏の木に隠れて実朝を待ち伏せしたといいます。 そして公暁も暗殺犯として追及を受けて殺されたといいます。これで源の一族は全ていなくなり、時代は北条家による執権政治の世となります。不自然なほどに源氏の一族が次から次へと亡くなっているのです。 私は鎌倉時代については詳しくないのですが、頼朝の「籠の中の王子様」説はなかなか興味深い話だなと思っています。
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- ithi
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advent さん、おはようございます。 頼朝自身は実は義経のことをよく知らなかったのです。第一母親が違う。頼朝自身が3男であることは有名ですが、彼の母親が一番、身分が高かったようです。 つまり、彼は源氏の棟梁であるから、義経は弟であっても彼の部下であるべきなのです。そのルールを破った以上、出来上がったばかりの幕府体制が壊れてしまう。だから、殺したというしかないですね。 700年間も以後続く、武家政権を作りました。これは承久の乱以降、院政を含む朝廷勢力を退け、源家将軍以降の執権政治体制で、日本の完全支配が完成するまで、完全なものではありませんでしたが… 源頼朝 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BA%90%E9%A0%BC%E6%9C%9D 源義経 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BA%90%E7%BE%A9%E7%B5%8C
お礼
母親がちがったのですね
- tzd78886
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ここに書き込みする人で、実際に会った人はいませんから、本当のことは分かりません。全て吾妻鏡などの記録から推定したもので、書く人の主観や権力者の意向が多く入ってきますから。 以下はあくまで私個人の推測です。 源頼朝は伊豆に流されている間に死んでしまい、北条政子が結婚した男を北条時政が「政子の夫は源氏の御曹司である」ということにして平氏から政権を乗っ取ることを画策したのではないかと思っています。実際、頼朝は常に時政と行動を共にしていて、彼が自身の判断で行動したという記録はほとんどありません。奥州藤原氏を制圧して全国統一を成し遂げると、もはや不要になった頼朝(を名乗らされていた人物)は消されたのでしょう。
お礼
影武者説ですか
- もこ猫ミクにゃん(@miku-chi)
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坂東武者をまとめあげ、日本全国の支配権を得、京から離れた場所で武士政権を作りあげた功績があります。 冷酷というより小心というか・・・ 冷酷はどちらかと言うと舅の北条時政の方かと。 頼朝は舅の言いなりまではいかないけど、結局操られていた様な部分がありますね。。。 最近の歴史研究ではあまり鎌倉の公式歴史書である吾妻鏡の記述はアテにならないそうで・・・ 頼朝より北条氏ヨイショに書かれています。 頼朝と義経などの弟との関係も実はそんなに悪くはなくて、義経の無断任官事件は捏造だったとか。 また頼朝自身は後継者に義経を考えていたそうですが、時政が外孫である頼家を後継者にし鎌倉での発言権を強めたいがために義経排除の動きをしたそうです。 平家のは武士政権ではないのか?と疑問に思うでしょうが、平家のはどちらかと言うと公家や皇室との婚姻関係でのし上がってきた貴族政権と考えられます。 鎌倉の方は義経の失脚を利用して全国掌握と反鎌倉の貴族を関白諸共一掃しちゃいます。 そこが凄いところですね。。。
お礼
平家は貴族政権だったのですね
- nagata2017
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功績というのは どちらかの側からの評価です。 源一族から見れば大きな功績だけど 平氏の一族から見ると 大悪人ということに 戦いに勝ったほう 相手側首魁の一族を幼児にいたるまで ことごとく殺し 後顧の憂いをなくす。 さらには同族の兄弟まで亡き者にして 地位を確立する。 そういうことは当たり前のように行われています。 戦国に終わりを告げた豊臣秀吉は 成り上がりと言われた自身を鑑み 刀狩りを行うことで 下層の民が同じことをできないようにした。 土佐藩主となった山内一豊氏もそうですね。 平氏から権力を奪い取った ということが最大の功績なのでしょう。
お礼
ありがとうございます
- bakudanmentai
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ざっくり説明すると、 平氏を滅亡させ(源平合戦や壇ノ浦の戦いが有名)、 征夷大将軍となり鎌倉幕府を開府しました。 弟は有名な義経です。 正室は、女将軍といわれた北条政子です。
お礼
ありがとうございます
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お礼
軟禁説は驚きです・・・