• 締切済み

言わば??

「言わば」 「戦わば」 これらのような古語的表現を現代でもよく目にします。 ですが、本来の古語表現ならば「言ふ」「戦ふ」の未然形+「ば」で「言はば」、「戦はば」と表すのが正解かと... 「言わば」「戦わば」のように五段活用の未然形+「ば」で表す文法は許されているのですか??

みんなの回答

  • Sat_H
  • ベストアンサー率43% (87/202)
回答No.3

No.2です。少し補足します。 「言う」「戦う」の古語が「言ふ」「戦ふ」だと勘違いしていませんか?「言う」「戦う」は古語でも「言う」「戦う」です。「言ふ」「戦ふ」は歴史的仮名遣いであり、現代語でも古語でも歴史的仮名遣いで表記するときに使われます。 ・下りて来たならどう言はうか、先からはまたどう言ふつもりか(森鴎外「そめちがへ」) ・しかし進んで戦ふ彼の勇気には感服する(島崎藤村「破戒」)

  • Sat_H
  • ベストアンサー率43% (87/202)
回答No.2

「現代の口語文は現代仮名遣い、文語文は歴史的仮名遣い」という慣習にのっとっているだけです。ふつうは「この単語は現代仮名遣い、この単語は歴史的仮名遣い」といった書き分け方はしませんよね?現代仮名遣いは現在の共通語の発音に従うのが原則なので、「イワバ」と発音することから、現代仮名遣いで口語文を書く際は「いわば」が正しいです。 そもそも、歴史的仮名遣いは平安~江戸時代に実際に使われていた仮名遣いではなく、平安時代初期の発音と語源を基準とした表記法です。つまり、古典研究を根拠に正しい表記を人為的に決めた規則にすぎないのです。 そのため、歴史的仮名遣いの誤りは何百年も前からよくあることであり、たとえば、下リンクは室町時代に作られた『源氏物語』の写本ですが、「とのたまふ。」を「とのたまう。」と書いてあります。教科書や市販本は仮名遣いをかえているのです。 http://dglb01.ninjal.ac.jp/lcgenji_image/flex/kashiwagi/index.html?mo=1&p=21 http://www.genji-monogatari.net/html/Genji/combined36.2.html#line2.2.14 何百年前から「言ふ」「戦ふ」のように正しく書いていない例があまりにも多い以上、文語文を歴史的仮名遣いで書くべきかについても疑問が残ります。 http://kambun.jp/izanai/03-12teichaku.htm

norichika17
質問者

お礼

ご回答助かります。 ありがとうございました。

  • ggggzzzz
  • ベストアンサー率8% (22/245)
回答No.1

「いわば」、は、「まさに」、とともに現在の総理が大好きな表現です。慣用的に問題なさそうです。

norichika17
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。

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