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(仏教)難渡海の大船とは何?

人間の生きる意味というのを色々探していたら仏教のこの話しに行き着きました 生まれた時は一人大海原の真ん中にオギャーと放り出されたようなもの、行き先も分からない しかし、そんな荒ぶる海をニコニコ笑って渡れる大きな船がある その船に乗るのが人生の目的である と、いうような事でした しかしその大船が何かは説明されていませんでした 何を指しているのでしょうか?

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  • ベストアンサー
  • mmky
  • ベストアンサー率28% (681/2420)
回答No.5

難渡海の大船とは何? 〇難渡海はこの世のことですね。おぎゃと生まれて死ぬまでの世界のことです。みな人生いろいろですからそれを難渡海にたとえているのです。この世に生まれて死ぬまでを水泳に例えた場合、人生という荒波に揉まれて無事対岸に泳ぎ着くことは大変なことです。ここでの対岸というのは生まれる前の世界、つまり天国という意味です。天国から難渡海に放り出されて再度天国にたどり着けるかという試験が肉体人生の目的ということなのです。全員、記憶も消されて難渡海に放り出され、生きるのに必死にならなければいけないのですから人生の目的なんかはすっかり忘れますよね。つまり、天国に戻れなくなるのですね。天国以外の場所を地獄と言いますが、そう言う世界に行くことになるわけです。 そこで、そうならないように難渡海を容易に渡る大きな船が用意されているのです。それが仏の大悲ですね。仏は「衆生無辺誓願度(しゅじょうむへんせいがんど)」という請願を立てていますので、それを衆生救済の大願船にたとえています。この仏の船に乗れば人生の荒波を乗り越えて死後、天国に生まれることができるのですね。 浄土宗系では、この大願船を阿弥陀仏と呼び、これにしがみつけばみな天国(彼岸)にたどり着けると教えていますね。要は仏へ信仰を手放さないようにしなさいということです。それが船ですね。 尚、菩薩を目指す仏道修行者が立てる請願が四弘誓願です。菩薩になったものの最後に残る課題が「衆生無辺誓願度」です。修行僧の場合は伝道という意味になりますね。 仏教には小乗と大乗という言葉がありますが、これは経典の分類用語としてできたものです。

gaitu
質問者

お礼

分かりやすかったです ありがとうございます!

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その他の回答 (4)

回答No.4

 少し補足します。 「梵/ブラフマン/宇宙の真理」の流れの中の表象の一つとして生まれた「アートマンとしての自分/我」が、‘宇宙の真理としての流れ‘の上で不自然な感じや違和感なく‘流れ‘そのものと共存しているという感覚、こういう感覚を梵我一如というのではないかと私は自分なりに解釈しています。  そういう感覚をつかんだ状態が、「荒ぶる海(宇宙の真理の流れ)を船(アートマンとしての自分)がニコニコ笑いながら(肩の力が抜けた梵我一如と言ってもいい状態で)渡ることができるようになる」ということで、それが人生の目的だという主張だと思います。

gaitu
質問者

お礼

かなり道のりは険しそうですね 再度の回答に感謝します 回答ありがとうございます

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回答No.3

 これは「自然界の大きな流れの中の表象の一つとしての自分がその流れとの梵我一如的な感覚をつかむことが人生の目的だ」と言っているのだと思います。

gaitu
質問者

お礼

梵我一如的な感覚 が調べたのですがよくわかりませんでした 教えていただけると嬉しいです よろしくお願いします

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  • asisai888
  • ベストアンサー率15% (11/73)
回答No.2

大船は仏の教えでしょうね 悟ることを彼岸に渡るという表現を用いますから その渡る方法の例えとして船が出てきたのでしょう ちなみに「大」がついてるからとくに大乗仏教のことを指すのかもしれません

gaitu
質問者

お礼

仏の教えをうけなさい、ということだったのですね ありがとうございました

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回答No.1

感覚における自分=肉体     から 認識の深まり=認識(宇宙)としての自分= 自我仮説(時間の流れ=記憶)の相補分化としての 時空仮説(空間の広がり=予測)=自己の必要としての宇宙 (「荒波」とは自我の目覚めの不完全による自己矛盾)

gaitu
質問者

お礼

ありがとうございます

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