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貨幣需要が増加する原因

貨幣需要が増加する原因がよくわかりません。

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回答No.1

標準的なマクロモデルでの貨幣需要関数を考えてください。Md=貨幣需要、P=物価水準、r=利子率、Y=実質GDPあるいは実質所得とすると、実質貨幣にたいする需要は (1)  Md/P = m(r,Y) あるいは同じことだが、名目貨幣にたいする需要は (2)  Md = P×m(r,Y) と書けることを思い出してください。ここで、右辺のm(r、Y)は(実質)貨幣需要関数で、rが下落し、あるいはYが増えると、m(r,Y)は増えることをあらわしている。したがって、Pが上昇するか、rが下落するか、Yが増えると、貨幣にたいする需要は増える。物価水準が上昇したり、Yが増えるなら、取引のために貨幣需要が増えることは分かりやすい。rが上昇るということは、貨幣を保有する機会費用が増大する(人々は貨幣を節約し、債券等の金融商品を保有しようとする)ことを意味するので、貨幣にたいする需要が減る、ということだ。

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