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山本五十六の映画の永野修身について

2011年の映画「聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-」について質問です。 この映画で軍令部総長の永野修身が南雲忠一に、真珠湾攻撃の前に「空母を一隻も失うな」と命令したり、ミッドウェー海戦の前に「目的はミッドウェー島攻略だ」と言っていますが、これは史実なのでしょうか。 実際に永野修身が南雲忠一にこうした指示をした事実があったのでしょうか。

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回答No.3

 回答者No.1の方が書かれたように、指揮系統から見ると直接指示を与えるようなことはあり得ません。  真珠湾攻撃作戦について書きますと、  史実は、連合艦隊先任参謀、黒島亀人大佐が空母六隻からなる作戦許可を得に軍令部へ出頭し、まず富岡定俊作戦課長に掛け合い、ついで富岡大佐が福留繁作戦部長に引き合わせ、さらに福留部長は黒島、富岡両人を連れ軍令部次長伊藤整一のところへ赴き、伊藤次長は黒島を部屋で待たせ、富岡、福留を連れて永野総長に面会し、連合艦隊の作戦意図を説明、これを受けて永野は、  一、真珠湾作戦は断じて南方作戦に支障を与えてはならない。  二、南方作戦における海軍航空兵力を弱めるようなことがあってはならない。  の条件を付けたうえで許可しました。黒島大佐は直ちに連合艦隊へ報告し、ついで南雲第一航空艦隊司令長官も艦上で吉報を受け取りました。    永野総長は、一作戦のみではなく戦局全面を俯瞰する立場から述べたものと考えられます。  そうして、映画はこれを劇的にアレンジしたものと解釈してはいかがでしょうか。   資料:ゴードン・W・プランゲ『トラ トラ トラ(真珠湾奇襲秘話)』 66年 日本リーダース・ダイジェスト社 145頁~149頁    

その他の回答 (2)

  • boko10cho
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回答No.2

そういう事実があったかどうかは存じませんが、第一次ソロモン海戦の 三川軍一第八艦隊司令長官に対しては、「日本は工業力が少ないから、 艦を毀さないようにして貰いたい。」と言ったようです。

toritama
質問者

補足

永野修身がそう言ったのですか。 だとしたら、真珠湾攻撃の時にも同様のことを言ったのかもしれないですね。 しかし艦を守ることを優先するばかりにチャンスを失っては本末転倒だと思うのですが…。

  • ithi
  • ベストアンサー率20% (1960/9577)
回答No.1

toritama さん、おはようございます。 私はこの映画を見たことがありませんが、見た人によるとかなり間違いが多いみたいです。それから海軍善玉説がかなり強い脚色になっているそうです。 問題のこの件ですが、実際にこんなことが起きるとすれば、問題になります。なぜなら、南雲中将は第一航空艦隊司令長官で、彼は山本連合艦隊司令長官の指揮系統に入っているからです。軍令部総長はまず、山本司令長官のところへ命令指示を出さなければならないのです。おそらくこんなことをしていれば、負けてもしょうがないはずです。 反面脚色としては面白いと思います。 このURLを参考にしてください。 http://www.asyura2.com/11/warb8/msg/707.html

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