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文人たちと旅館について

よく温泉ガイドブックなどで、たとえば「夏目漱石ゆかりの宿」とか「島崎藤村の常宿」とか紹介されてるのを見たことがあるんですけど、彼ら文人たちはどういう目的で温泉旅館に頻繁に宿泊したんでしょうか(小説などを書くのに静かな環境を選んだからなんでしょうか…でもそうなると何ヶ月もそこに居座るようになると思うんですが)、また、そこで彼らはきちんと「宿泊費」を払ってたんでしょうか? そう僕が疑問に思ったのは、夏目漱石とか島崎藤村たちの時代って、当時は小説家・詩人などの作家は今と違って「稼げる商売」ではなかったとも聞いたことがあるんですけど、実際のところはどうだったんでしょうか…それとも彼らは名が知られていたことで、いわゆる「顔パス」で泊めてもらってたんでしょうか? そこらへんのところがよく分からないんで、この僕の疑問について「…だと思う」といった回答でもいいんで教えて下さい。

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  • lack03
  • ベストアンサー率13% (49/371)
回答No.3

だと思うでいいならば…。 昔は温泉に行くことは病気治療目的が多く長いこと滞在することが普通だったと思う。#1さんの回答のように湯治場という雰囲気ですな。湯治客も自炊したりしてね。 だから長いこと…という部分については、当時は長いこと温泉にいることが普通だったから、ではないかな? 宿泊費を払ったかについては…謎) 志賀直哉みたいなえらそうな人物ならば払ってそうだけど(w 自信まったくなし。

ba3x307
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その他の回答 (4)

  • torayan21
  • ベストアンサー率29% (214/737)
回答No.5

こないだ焼失してしまったんですが、東北に行くと、竹久夢二が泊まった宿だとか、そうゆうものがけっこうあります。 さて、うちの母は東北の出身なのですが、宿ではなくとも、「あそこの家は名家で、文人を招いて泊まらせてあげている」とかいう話しをよく聞いたそうです。 旧家はものすごい数の部屋がありますから、人が泊まってもたいして大変じゃなかったり、文人や偉い人を泊めることで箔がつくような事を期待して、「どうぞうちへお泊まりください」というようなことがあったみたいです。 もちろんこの場合は宿泊費とかはかかりません。 文人とは違いますが、小津安二郎もよく宿に行って長く逗留し、脚本を書いたそうです。 またべつの話ですが、このあいだ、「湯布院をつくった男」というような話をテレビでやっていたのですが、宣伝のために当時有名人であった与謝野晶子などを招き、ただで逗留させてそれをアピールさせて客をよせたということをやっていました。 宿を泊まった文人たちが「いい宿だ」というようなことを雑誌などに書くからです。 昔の写真ですが、川端康成と、宇野千代などが一緒の宿に泊まっていて、そういう写真があったりして、「一緒に遊んだりしてるのかなあ」などと想像するとかなりおもしろいですね。

ba3x307
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noname#44934
noname#44934
回答No.4

以前なんでも鑑定団で温泉旅館組合の鑑定をやっていた時有名な作家が滞在して作品を書いたときの宿泊代は絵や色紙を描いてもらった。と言ってお宝の年団を鑑定してもらっていました。 女将の話によるとお金が無いから、そのようなもので受け取ったと先代から聞いていると言う話がありました。 当時は有名ではなかった作家もいて、こんなに評価がでるとは十分元が取れたと言っていました。 確か伊豆長岡か修善寺か伊豆方面の気がしました。 部屋も当時常用していた部屋があります。 ●●が使った部屋。

ba3x307
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  • jakyy
  • ベストアンサー率50% (1998/3967)
回答No.2

【逗留】 小説家が旅館に長期に逗留して、小説を書き上げることは、 古くからあったようですね。 集中して書き上げることが出来るのと、 旅館にいると知人を呼びやすいことが主な理由でしょう。 熱海、城崎温泉などが好まれたようです。 行く前に、出版社によって前借をしてから出かける風なので、 お金の心配はなかったようです。 【志賀直哉】 志賀直哉の年譜を見ますと、毎年のように1~2ヶ月ほど 旅館を転々として作品を書いています。 その間、時々知人が訪ねて来たりしたので、ご馳走をしたり、 周りの観光地を案内しています。 特に大正4年頃は、外の雑踏から逃れ、 集中して作品を書くために旅館の用意した赤城山の 山小屋にまで住んだことがあります。 【井伏鱒二】 井伏鱒二などは釣りが好きなので、取材、釣り、執筆などをかねて 各地に出かけていたことは有名ですね。 「駅前旅館」「集金旅行」という小説まで書き上げました。 井伏鱒二は他にも多くの旅館の作品がありますが、 旅館に逗留することは、集中すること以外にも、 作品のヒントなどもつかむ意味もあったと思われます。

参考URL:
http://kinosaki.co.jp/kimain.htm,http://www5f.biglobe.ne.jp/~yonda/library/kindai/ekimae_ryokan.htm
ba3x307
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  • Hyoutan
  • ベストアンサー率25% (69/266)
回答No.1

何ヶ月も温泉に滞在した昔の小説家ってすくなかったのではないでしょうか.私の知っているのは川端康成や梶井基次郎の湯河原ですが,今テレビでやっているようなグルメの宿などではなく,長期滞在型の湯治宿ではなかってでしょうか. 夏目漱石は英国から帰ってから家で執筆することが多く,1ヶ月も温泉にいたことはないのではないでしょうか(修善寺は発病のためやむなく長期滞在したようですが).松山,熊本時代もそうでしょう.

ba3x307
質問者

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