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歴史の教科書に登場するような書物

古事記・万葉集・枕草子・土佐日記・徒然草・東海道中膝栗毛などのような歴史の教科書に登場するような書物はどこで読むことができるのでしょうか? 普通の書店で売られていたりするのでしょうか? また、歴史学者がそれらの書物を読みたい場合はどのようにして入手するのでしょうか? (仮に読めたとしても原文が現代文訳かという問題がありますが、ひとまずその話はおいておくことにします)

  • 歴史
  • 回答数8
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質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ultraCS
  • ベストアンサー率44% (3956/8947)
回答No.7

大学の図書館などが収蔵している場合が多いですが、古典籍の大規模な収集施設として大学共同利用機関法人人間文化研究機構国文学研究資料館(長っ)があります。以前は戸越にあったのですが、立川に移転しました。大学共同利用期間となっていますが、研究者として認められれば在野でも利用できます。古典籍を探す場合、個々で作成されたデータベースを使うのが一般的です。 http://www.nijl.ac.jp/ 有名なものは岩波の古典文学大系、また、岩波文庫にもあります。 滑稽本や読み本であれば、一度、岩波文庫から出ている作品を原文で読んで見ましょう。原文と言っても木版ではなく活字になっているしふりがなが付いていますから読めないと言うことはありません。暫く読んでいると物語世界に入ってすいすい頭に入ってくるようになります。「東海道中膝栗毛」か「南総里見八犬伝」がお勧めですね。

その他の回答 (7)

  • TANUHACHI
  • ベストアンサー率31% (791/2549)
回答No.8

 追記 刊本のみで議論をすることは先ずありません。大学の演習とはいえオリジナルとの照合を行うことは「最低限の前提作業」です。史料の性質によっては僅か1文字の違いが書式に及ぼす影響などもありそのために緻密な校訂作業を要し、同じ『平安遺文』であっても版によって文字の異同はザラにあります。  刊本の所在を調べるならば『国書総目録』史料の所在ならば『史料綜覧』が基本的です。

checosequesto
質問者

お礼

回答が多いのでまとめてお礼をします。 皆様ありがとうございました。 ベストアンサーは歴史学者について触れてくれた方に差し上げます。

  • tanuki4u
  • ベストアンサー率33% (2764/8360)
回答No.6

古事記の一番古い写本 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9C%9F%E7%A6%8F%E5%AF%BA_(%E7%BE%BD%E5%B3%B6%E5%B8%82) 万葉集だと http://www.norinagakinenkan.com/norinaga/kaisetsu/genryaku.html 東京国立博物館所蔵 という感じで国宝扱いになっています。 ※ 教科書に出てくる というのを、写真で出てくる(古い写本)と理解するならば上記のようになります。 ※ 話は変わるが、歴史学者で原文が読めないような奴は上記の国宝などには近づけない。原本における細かい解釈、(文献学的な)が必要だから、原本を見させてもらう。という感じ。

  • TANUHACHI
  • ベストアンサー率31% (791/2549)
回答No.5

 こんにちは。古典作品の問題ですが、質問者様はおそらく「オリジナル(原作者が記した)」を称しているものと考えられます。  現代とは異なって古典は全て肉筆で書写されました(江戸時代の大衆小説は例外中の例外で版木を作り大量生産されています。現在の増刷のイメージですね)。ですからそれぞれの作品には「伝本」と呼ばれるもの以外は伝わっていないとの問題もあり、新たな写本が発見された時には「新発見」として報道もされます。  歴史学でいうなら、史料(古文書など)の原本を閲覧するには東大史料編纂所をはじめ大学に所蔵されているそれらを画像として覧ることは可能です。  国文学ならば国文学資料館のアーカイブに写本が同じく画像として保存されていて閲覧も可能です。 通常の講義や演習で扱う場合のテクストですが、日本史学で使用される多くは『国史大系』の増補版・普及版をはじめ『寧良遺文』『平安遺文』『鎌倉遺文』の各時代史料集や『大日本史料』『大日本古文書』『大日本古記録』『史料纂集』『古事類苑』『群書類従』などがスタンダードです。  日本文学での基準は岩波の『日本古典文学大系』および『新日本古典文学大系』が中心的ですがこれに加味する形で小学館の『日本古典文学全集』や吉川弘文館の『国史大系』のテクスト(今昔物語集や古事記・太平記なども編成に加えられています)を使用することもあります。  ここまでは「閲覧や入手」に関する話でしたが、ここからは「テクストそのもの」に関するお話しを少しばかり致します。  最初にお話ししましたように、昔は現代のコピーのように便利な機械はありません。活版印刷も高麗版大蔵経のようなケースを除いて全て筆写でした。ですから時によっては「写し違い」や誤字脱字なども多々ありました。しかも一箇所だけで写本が行われていたのではなかったというのが、事情をより複雑にしてもいて、同じ作品でありながら何処で作成され(=写本作業が行われ)どこの誰が保管していたかなどによる伝本の相違も発生します。ですから「○○という作品の××本」などと伝本による系列分類がなされることになります。  時としてこのサイトでは「枕草子の○○段の訳の手伝いをお願いします」などの質問も寄せられますが、調べて見ると質問者の手許にあるテクストと回答者の手許にあるテクストでは系列が異なり、該当する部分が入れ替わっているケースもあります。  この様な齟齬を防ぐために大学のテクストでは「同一出版社の同一版のもの」を使用することになります。

  • siege7898
  • ベストアンサー率21% (188/885)
回答No.4

原本を読みたいってのならまず無理ですね。 再版ならば原文、現代語訳問わずそこらじゅうで売ってますし、その辺の図書館にもあります。

  • blackhill
  • ベストアンサー率35% (585/1658)
回答No.3

 マンガで読む日本古典全集というのもあります。著者も出版社も一流ですから、食わず嫌いはもったいない。 http://www.mangazenkan.com/item/1447.html  古本なら安く買えます。また、ipadで電子ブックを読むことも可能です。

  • m-jiro
  • ベストアンサー率55% (92/167)
回答No.2

net内を書名で検索するとワンサと出てきます。 古くから有名なのは岩波書店の「日本古典文学大系」シリーズでしょう。(現在は「新日本古典文学大系」になっている)。 ハードカバーの立派な書籍で1冊4~7000円とやや高価。一般の書店では常備してないでしょう。 原典に忠実なので研究者向き。入門者にはちょっと読みづらいと思います。 読みやすいのは文庫本で、講談社学術文庫、岩波文庫、講談社ソフィア文庫などから出ています。 原典への忠実性を重視しているもの、漢文を読み下しにしているもの、現代語訳のものなどさまざまです。文庫本ですから価格は1000円程度で、一般の書店でもたいてい常備しています。 とにかく書店に行ってみてください。へぇーこんなものも・・・と意外な発見があるかもしれません。そして自分の目的に合った読みやすいものを捜してみてください。 なお各出版社は出版目録をnetに公開していますがわかりにくいところにあります。売れ筋ではないためでしょう。書名を探すだけでしたら図書館の蔵書検索も便利ですが絶版になっているものも多く、書店に行ってみるほうが手っ取り早いです。

  • kusirosi
  • ベストアンサー率32% (2838/8861)
回答No.1

買うなら書店で、文庫本 借りるなら図書館で古典全集 原文と厳密な訳なら岩波文庫で 読みやすい現代訳なら角川ソフィア文庫あたり で、ほとんど読めます

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