「東海道中膝栗毛」の題目について

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  • 「東海道中膝栗毛」の題目の意味について調べました。ウィキペディアによると、「膝栗毛」とは徒歩旅行の意味であり、作者の十返舎一九が作った言葉だとされています。
  • 「膝栗毛」は栗色の馬のことであり、自分の膝を馬の代わりに使って旅をすることを指します。
  • 「膝栗毛」が十返舎一九よりも古い時代に使用されていたかどうかは明確ではありませんが、他の文献にはあまり見られない表現であるため、彼の創作である可能性が高いと言えます。
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「東海道中膝栗毛」の題目について

「東海道中膝栗毛」の題目について 以前からこの滑稽本の題目の意味がわかりませんでしたが、ウィキペディアには、 ----------------------------------- 『栗毛』は栗色の馬。『膝栗毛』とは、自分の膝を馬の代わりに使う徒歩旅行の意である。 ----------------------------------- と説明してあります。 これはどう解釈したらいいのでしょうか。 作者の十返舎一九が、徒歩旅行の意として、「膝栗毛」という言葉を作り、その言葉が後日定着したのでしょうか。 それとも、以前から「膝栗毛」が徒歩旅行という意味で使われていたのでしょうか。私は、「東海道中膝栗毛」以外に、「膝栗毛」の使用例を知りません。もし、他に使用例がありましたら教えてください。 特に、十返舎一九よりも古い時代に使用例があれば、特にお願いします。

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小学館『古語大辞典』によれば、 ひざ-くりげ[膝栗毛][名] (膝つまり足を栗毛の馬に代えて歩く意。栗毛は馬の代表的な毛色で、馬の意。) 馬や駕籠に乗らないで徒歩で旅をすること。徒歩旅行。「膝栗毛馬」とも。 「別に求めは無いぞ。さる程に膝栗毛で急ぐぞ」<四河入海・二三・二> 「馬で行かぬ今日の月見や膝栗毛」<山の井・正式> 「予この街道に筆をはせて膝栗毛の書をあらはす」<滑・東海道中膝栗毛・発端序> すくなくとも、近世初期の抄物『四河入海』(17C前)にはある言葉のようですね。

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