戦国時代には軍師は存在したのか？

質問

• 戦国時代には軍師は存在するのか？日本でなく中国に舞台を移して考えると、諸葛孔明などが有名な中国の軍師が存在します。また、日本の戦国時代には「三国志」や「孫子」などの書物も存在し、中国の兵法を取り入れるために軍師の存在が必要だった可能性があります。
• 戦国時代には軍師はいないという説もあるが、日本で中国の軍師というと諸葛孔明が有名である。日本の戦国時代には「三国志」や「孫子」などの書物が存在し、中国の軍事思想が影響を与えていた可能性もある。
• 戦国時代には軍師の存在はなかったのだろうか？日本でも中国の「三国志」といった書物が存在しており、兵法や戦略を学んでいた可能性がある。また、日本の戦国時代には竹中半兵衛という戦略家がおり、軍師のような存在といえるかもしれない。

回答No.9

kusirosi

戦国時代に、軍師と呼ばれるひとたちは、いました。
ところが、我々が戦国時代を思うとき、竹中半兵衛とか黒田官兵衛とか太原雪斎とか、名参謀的人を
これぞ、軍師と思うのですが、それらと、実際に軍師と呼ばれた人がしていたことは、少し異なります。
（広い意味で幕僚の仕事ですが）

　日本の中世の軍師は陰陽道の影響を受けた占星術、易などの占術を学び、合戦における縁起担ぎを取り計らう者であったと言われる。
仏滅とか六曜を見て、戦の日取りを進言したり、士気を高める民ため加持祈祷したり。
　それこそ、三国志演技や水滸伝の影響か、軍師は神通力があるということになったいました。
（実は仏滅以下の六曜は、いくさをするのに、良い日付を調べるため孔明が発明したんだそうな＼(^^;)...
　大河ドラマ「信長」の織田家の軍師加納随天（フイクション描写多いけど）あたりが
戦国時代の人が軍師と呼んでいたイメージですね。

　江戸時代になって、軍学者さんが、山本勘助、宇佐美駿河守定行、太原雪斎、立花道雪などの伝説的な武将
を自分たちの軍学の始祖である戦国の軍師として宣伝したり、
軍記物講談読み本で大活躍したので、
現在の戦国の軍師のイメージができました。

お礼

初耳の興味ある回答ありがとうございます。陰陽子のような方角で戦国武将が占ったという話しは、節分の恵方巻きのいわれや、毛利元就が日にちの悪い日に出陣し、今日は戦がないという安心していた敵方を奇襲という話しは本当でしょうか？伝説は楽しいですね。