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高速回転する円盤の円周はローレンツ短縮しますか?

veryyoungの回答

  • veryyoung
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回答No.9

ANo.8の補足欄にいただいたご質問に関してです。 > 中央から前後に発せられた光は何処から見ても同じ速度で前後に進むという所まではわかるのですが、その結果静止系にとって「後尾、先頭の順」でパルスを受け取るなのは何故なのでしょうか? 車両の移動が加わるからです。「同時の相対性」をキーワードに検索すれば多くの解説が見つかります。 http://b.high.hokudai.ac.jp/~konno/soutairon/r23/index.html http://www.geocities.co.jp/technopolis/2061/child_ph/sotai_tokusyu2/ http://cat2.edu.kagoshima-u.ac.jp/Text/public/Physics/relativity/special/thoughtExp/exp2.htm これだけでは、あっさりしすぎているので、同時性の観点から円周の短縮を論じてみましょう。一両の先頭と後尾の静止系から見た時刻差: L' ( 1/(c-v) - 1/(c+v) ) / 2 を環状列車一周の長さに延長すると近似的にΔT = T ( v^2 / c^2 ) になるかと思います(ここで T:列車が周回にかかる時間)。しかし静止系から見て「環状」列車のどこかにΔTの時刻ギャップが集中している訳ではありません。おもしろいのは車掌が懐中時計を携えて全車両を一巡して戻って来ると、列車の時計と懐中時計の食い違いとして、このΔTを観測できる事です(サニャック効果)。懐中時計は列車と同じ系で時を刻んでいますら、静止系から見て後尾に向かうと進み、先頭に向かうと遅れるのですが、環状列車一周後の終点は始点でもあり、そこに二つの異なる時刻が生じてしまいます。この時刻の食い違いは静止系から見ても、列車系から見ても共通に生じる事象、効果です。時刻は経路依存であり、実は列車系全体は同時刻ではなかったのです。進み過ぎた後尾、進み足りない先頭という感覚、ΔTの厚みに車体が拡がれる分、空間的に短くなると言う感覚も、静止系、列車系に共通になります。 急いで書いた割に冒険してみました。誤りが無いとよいですが。。。

el156
質問者

お礼

有難うございました。

el156
質問者

補足

ありがとうございます。リンク先を興味深く読ませて頂きました。3番目のcat2.edu.kagoshima-u.ac.jpは、c-v、c+vの意味が理解できませんでした。光速度一定の筈なので、c-v、c+vを持ち出すのはおかしいような気がします。 2番目のtechnopolisはわかり易く、又、ちょうど私が考えていたような内容でした。この説明で外で電車を見ている人をA君と呼ぶことにすれば、A君は8/5秒後に電車の後ろの壁が光るのを見、8/3秒後に電車の前の壁が光るのを見ますから、A君が後ろの壁が光るのを見てから前の壁が光るのを見るまでの時間は、16/15秒です。ということはA君と同じ慣性系の、A君よりも光の速さで16/30秒ぶん、即ち16万kmだけ右にB君がいたとすれば、B君は電車の後ろの壁と前の壁が光るのを同時に見ます。この時B君の立場では後ろの壁と前の壁が同時に光ったということが事実なのか、それともB君にはそう見えるのだが事実は後ろの壁の方が先に光った筈だとB君は「考える」のか、そのあたりの見かけと実体の区別がよくわからないのです。 1番目のb.high.hokudai.ac.jpの図も、やはりわかり易いのですが、場所が違えば同時性が保証されないはずなのに、この図のように世界を俯瞰で見てしまってよいものか、という所を疑問に思いました。電車の後ろの壁と前の壁が光る時刻の前後関係というのは、議論可能なことなのでしょうか。 車掌の懐中時計の話も大変興味深く読ませて頂きました。後ろの時計が前の時計よりも進んでいるということは、一周したらどうなってしまうのだろう、と、丁度疑問に思っていたところでした。

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