夜這いは全国的なものだった?

このQ&Aのポイント
  • 夜這い文化の全国的な普及度についてまとめました。
  • 夜這いについての印象や意見について述べました。
  • 夜這いに対する私自身の見解について述べました。
回答を見る
  • ベストアンサー

夜這いは全国的なものだった?

こんばんは、私は日本文化に興味のある学生です。 あくまでもただの私の主観なのですが、夜這い文化が気持ち悪くて仕方ないのです。 が、気になるのでここで皆様のご意見をお聞きすることにしました。 古文などではよく平安貴族の生活が描かれ、夜這いについての文章もよく登場しますが、農漁村でも若衆組だとかなんとかいう組織の取り決めで夜這いを行っていたことなどは知っています。 ですが、それが全国的に行われていたものなのかどうかがわかりません。 よく農民は農民で一括りにされてしまいますが、やはり夜這いは一部の集落だけではなく、日本各地、ほぼ全域で行われいたのでしょうか…。 あと、夜這い文化について、皆様はどういう印象を受けますか? 私は女性で、しかも精神を重んじるべきだ、という考えなので否定的に思っているのかもしれませんが、 「人間は動物だからしょうがない」 などという意見を見かけると、人間は動物であると同時に人間なんだから、あまり開き直るような事ではないのではないか、と思ってしまいます。私個人の見解ですが。 拙い長文に付き合って下さりありがとうございます。 優しいご回答をいただければ幸いです。 よろしくお願いいたします。

  • 歴史
  • 回答数6
  • ありがとう数8

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15295/33014)
回答No.5

    ご参考までに     http://www.amazon.co.jp/%E5%A4%9C%E9%80%99%E3%81%84%E3%81%AE%E6%B0%91%E4%BF%97%E5%AD%A6%E3%83%BB%E5%A4%9C%E9%80%99%E3%81%84%E3%81%AE%E6%80%A7%E6%84%9B%E8%AB%96-%E8%B5%A4%E6%9D%BE-%E5%95%93%E4%BB%8B/dp/4480088644     僕は直接の経験はありませんが、中国地方西部の農村で、その風習は、女性の父親(あるいは兄)の (勿論女性本人も)了承済みで、行われたようです。     僕は「よそもの」だったのでずけずけ質問したのですが、関係者や日時など知らないのは僕だけでした。1対1に落ち着く前の試験婚のような意味があるのかなと思いました。

RinKagamine
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 とても興味深いご意見です! たしかに試験婚、という目線で見て考えてみるのもいいかもしれませんね。 少しだけすっきりしたような気がします。 本の方も参考になりそうです! ありがとうございました。

その他の回答 (5)

  • TANUHACHI
  • ベストアンサー率31% (791/2549)
回答No.6

 古代の平安時代の婚姻形態ですが、これは「妻問(訪)婚」と称され、男が女性の家に通う形式でした。この辺りは平安時代の女房文学や物語に様々な事例が記されていて『更級日記』『和泉式部日記』『源氏物語』などで高校時代にも古文の教材で学んでいるはずです。  また質問者様には一つ致命的な欠点ともいえる先入観が働いています。それは「現代の男女関係」をそのままの形で日本の歴史事象に当て嵌めるとの大学生なら学問以前の姿勢です。  例えば現在でも奈良の飛鳥坐神社にはお田植え神事として知られる「おんだ祭り」と称される男女の和合に題材を得る奇祭が今でも行われています。『古事記』には日本最古のストリップショーとして知られるアメノウズメの話も伝えられていることをご存知でしょうか?。  東北地方の祭りを始め各地の神社に奉納される神楽、また現代の成人式にあたる神事をみても夜這いの文化は比較的多くの階層と地域に存在していたと考えることもできます。  けれど現在の様に「できちゃった婚」や「フリーセックス」などは男の僕からみても良い印象がないことだけは確かです。欲望やお金目的での性行為には人間の理性や愛の欠片すら見られませんね。  話は元に戻りますが、歴史学や民俗学を学ぶには「現代人の持つ軸」が必ずしも適用可能な要件とは限りません。今後の勉学のためにも自らが関心を持った対象に接するには「頭の中を真っ新にクリアしてから対峙する姿勢」が必要です。

RinKagamine
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 すみません、一通りは夜這いによる心理的な作用効果やその時代の困難に対する対策的な意味合いなんかを調べたつもりでしたが、自分の心情が全面に出てしまったようで申し訳ありません。 ええ、古事記は一通り。 ですが東北地方のことはあまり存じておりませんでした。 そうですね…回答者様のおっしゃる、「フリーセックス」というイメージが強いのかもしれもせんね。 はい、色々と勉強になりました。 文章で、しかも不特定多数の方に見ていただく際の文章の書き方についてもっと気をつけたいと思いました。 ありがとうございました。

  • hekiyu
  • ベストアンサー率32% (7194/21844)
回答No.4

夜這いの多くは合意に基づくものでした。 女性がイヤがったら、そのまますごすごと 引き上げたのが殆どでした。 昔の性は大らかだったのです。 万葉集にもそういうのがあります。 貞操観念などというのは、江戸中期になって 儒教の考えが浸透してから、強くなってきた ものです。 歴史を見るとき、やっていはいけないのは 現代の価値観で歴史を評価する、てことです。 現代の価値観で計れば、歴史の英雄は殆どが殺人鬼か 独裁者ですよ。

RinKagamine
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 万葉集はあまり読んだことがありませんが、古事記なんかは正直引いてしまいました(苦笑) 殺人鬼というと、エリザベート・バートリを連想してしまいます(笑) たしかに今からしてみれば考え難いことですね。 よく、戦争は正しかった、いや間違いだった、という風に白黒つけたがる人がいるのですが、 物事が複雑に絡んでいたことをどっちかに結論づけようとするのはよくないと思います。 よって、夜這い文化もムラの色々な事情があったことはわかっているので、 否定はしていないのですが、もっと他に方法はなかったのか、と考えることが多いですね。 的確なご指摘ありがとうございました。 参考にいたします。

  • rokometto
  • ベストアンサー率14% (853/5988)
回答No.3

夜這いも文化としては深い題材ですが、浮気も実はいろいろあったみたいです。 ちらっと聞いただけなのですが、浮気相手側と奥さん側の仲間が家の中で大乱闘してたとか。 こりゃ恐ろしい! 江戸時代くらいの話だったと思います。 こんなことがあれば今より浮気はよっぽどしづらかったでしょうね。 戦闘中、旦那はどこかで怯えてたのでしょうか。

RinKagamine
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 大乱闘とはw なんだか江戸時代にあった風習で、夫の再婚相手に復讐する後妻打ちに似てそうですねw 浮気といえば、買春のように金品で買収されていた既婚者もいたようですし、津山事件のようなこともありますし… いつの時代もドロついてますね(苦笑)

回答No.2

 戦後も夜這い文化の残る地域はありました。もちろんごく一部ですが。  質問者さんはご自身が女性であることを明らかにしておられますが、夜這いを受けていたのも間違いなく女性でした。その人も「私は女性ですので・・・」という意見を持っていたのではないでしょうか。失礼ながら、「女性だけが精神を重んじる」というお考えをお持ちなら、それは勘違いです。露骨な金目当てで交際・結婚する女性を実際に知っています。そして「夜這い文化のあった当時の女性が精神を軽んじていた」という結論を導いてはいけないと思います。  今のように裕福な時代ではなく、遊ぶ場所など皆無の農村、山村、寒村・・・、いろんな言い方がありますが、そのような地域でデートするのはどこ?、と考えたら夜這いくらいしかないように思います。表現が露骨すぎると顰蹙を買いそうですが、婚期も十台後半だった時代のデートは、即セックスに結びついたのではないでしょうか?セックスの相性が結婚の相性になっていたのかも知れません。そう考えれば、現代と近い発想が含まれているのかも知れません。  歴史を現代の法律や文化、習慣、価値観で批評することは厳に慎まなければなりません。「あぁ、そんな時代もあったんたせなぁ」と、感想で済ませるべきだと思います。野生動物の狩の瞬間を、殺される動物の立場になって助けたりしないのと同じです。人間の感傷的な気持ちを基準にしてはならないのです。  もちろん、貴女の個人的な考えを否定するつもりはありません。その個人的な考えを「夜這い文化は野蛮で低俗」という判断に結び付けてはならないということです。世界は広いので、まだ夜這いが普通に残っている地域がたくさんあっても不思議はないと思います。また、イスラム諸国は一夫多妻制ですのすが、それを「野蛮だ」とか、「人間の感覚とは違う」という意見も成り立たないと思います。

RinKagamine
質問者

お礼

こんな夜分遅くにご回答ありがとうございます。 私とは違った意見を知ることができて参考になります! すみません、少し語弊があったようなので詳しく書かせていただきますと、女性は善良だ!と主張したいわけではないんです…。 実際、私もお金や学歴目当てのビッチな女子を知っています(苦笑) 嫌ですよねぇ、そういう人って。 よく周り巻き込んだりするし…って趣旨がズレちゃいますね(汗) 何事も、強盗なんかは別として、良いか悪いかの2択で決めるのは好きではないので完全否定する気はないのですが、 なんと言いますか…私は夜這いというよりは強姦がとても許せないのです。 ただでさえ、現代でも権力者による脅迫でのセクハラなどがあるというのに、 昔は狭い世界で、ましてや権力者には逆らい難い環境だったろうと思うので、夜這いは「女性側に主権がある」と綺麗事のように言われている場合が多いですが、実際は強姦の黙認があったように思えて仕方ないのです。 以上の理由から、気持ち悪がってしまいます…。 本人達が完全に合意しているのであれば納得するのですがね……。 ちなみに私はそのような交渉行為自体嫌いなので、特に批判的になってしまうのかもしれません。 彼氏には生殺しと言われましたが(笑) 所詮は価値観の問題でしょうけど、もしかしたらその昔の価値観を無理矢理押し付けられた女性がいたかもと思うといたたまれなくて仕方なくて… すみません、長文になってしまった上に、質問に書き足りていなかったことまで書いてしまいました。 よく考えさせられるご回答、ありがとうございました。

RinKagamine
質問者

補足

手抜きな感じでとても申し訳ないのですが、 >>2さんのご回答につけさせていただいたお礼を補足としても兼用させていただきます。 失礼ながらご了承下さいませ。

  • xiao-zong
  • ベストアンサー率30% (87/290)
回答No.1

夜這いは全国的に実際にあったことだと聞いたことがあります。 農村地域などは大正時代までそういった文化があった地域もあるようです。 また、昭和になってからも、戦争をしていた時代などは、亭主が徴兵されていなくなった家に夜這いに入る等もあった様です。 夜這い文化自体、強姦的な意味合いよりもある種合意の上での行為という事で、昔は比較的オープンであったとの話もあります。 ウディペキアに参考資料ありましたので、合わせてご覧下さい。

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9C%E9%80%99%E3%81%84
RinKagamine
質問者

お礼

こんな夜分遅くなのに、迅速なご回答ありがとうございます。 やっぱりそうなんですかね… 戦争中にそんなことをする奴はけしからんような気がしちゃいます(苦笑) 今の世の中じゃ考えられませんね。

関連するQ&A

  • なぜ日本だけ鼻緒文化が有るのでしょうか?

    平安時代の貴族等は靴を履いていたように思います。 中国も靴文化ですよね? なぜ 日本人は 靴を捨て草履や下駄を履いたのでしょうか? 不思議です。教えてください。

  • 平安時代の庶民の玩具

    平安時代の庶民の生活の状況は何となくわかるのですが、特に彼らの遊んだおもちゃについて研究したいと思っています。 しかし、自分が調べてわかるのは平安貴族の文化のみで庶民のおもちゃと親しむ様子をうかがい知ることができません。そもそも文字を使うのが学のある上流階級の人間のみであったことも大きいと思うのですが、そのせいで全く調べても描かれているのは庶民の様子ではないのです。 どなたか平安時代の庶民の遊び・玩具について記載がある書籍をご存じの方がいましたら教えて頂きたいです。どうぞよろしくお願いします。

  • 何故平安時代からライフスタイルが変わったか

    一般庶民はともかく貴族においては、飛鳥時代や奈良時代には 靴をはき椅子とテーブルを使いベッドで寝ていました。 しかし平安時代にはこういうライフスタイルは無くなりました。 これは奈良時代とかは外国の影響が強い時代だったのが、 平安時代は国風文化が発展したと一応の説明はされますが、具体的に 上記のような文化が日本人の生活様式とマッチしなくて、廃れてしまった理由は何でしょうか?

  • 漢籍について

     日本における漢籍の影響について、質問いたします。 (1).古事記は漢字で書かれています。それは中国語ですか。もし中国語なら、文体は駢儷文ですか。それとも、古文でしょうか。(あるサイトでは、変体漢文と駢儷文で書かれている、とありましたが、信頼性があるかどうかわかりません) (2)日本書紀は中国語で書かれていますが、これは駢儷文でしょうか。  私の調べた限りでは、(1)も(2)も駢儷文だと思います。唐の時代の「古文復興運動」の時期と、(1)(2)の成立時期を考えると、そうなります。しかし、いまいち自信が持てません。 (3)複数のサイトで調べた結果ですが、「奈良・平安時代」貴族らは駢儷文で漢文を書き、「江戸時代」には古文で書きました。これが正しいとするなら、鎌倉、室町に日本人が書いた漢文は、駢儷文・古文、どちらでしょうか。 アドバイスやご助言をいただけたら、幸いです。 どうぞ、よろしくお願いいたします。

  • 時代ごとの位相(社会の)構成を知る資料

    時代ごとの位相(社会の)構成を知る資料として、どのようなものがありますか? 例えば、平安時代の日本国(というか大和朝廷支配域)の人口、そのうち皇族・貴族は何%、農民は何%、平安洛中の人口はどのくらい、とか。例えば、江戸時代は武士が何%、そのうち何割くらいは専業、何割は兼業、何割は浪人(俸禄なし)、とか。 できれば古い時代から、近くは昭和・平成・現在(この辺だと所得階層や業種職種、性別・年齢層、地域別人口くらいしか思い当たりませんが)まで。 紙の資料でもウェブサイトでもいいので、ありましたらお教え願います。

  • 元来の日本文化に、女性の貞操など存在しない?

    現在、性の乱れと言いますが・・・、 女性の貞操が言われ出したのは、江戸時代・末期ぐらいからだと思います。 それまで、  平安時代の貴族は、嫁入り前の通い婚・夜這い、など普通で、 正式に婚姻が決まるまで、複数の男たちと関係していたのです。 帝(天皇)に嫁ぐ予定の娘は、別格扱いらしいが・・。    戦国時代は、他人の正室であれ、子持ちであれ、後家であれ、御構いなし!権力者が気に入れば横取り!  江戸時代ですら、婚前性交は当たり前。 遊郭から身受けした遊女を正妻にする例もあったようです。 結婚するまで処女だとか、嫁に行けない、などの古臭い考えは、 じつは、日本では、江戸末期~昭和後期までの、短い間だけなのです。 元服前の男子でさえ、性の対象。男色も文化。 日本が貞操を重んじる国なんて、大ウソですよね(笑) これについて、どう思いますか?

  • 日本と海外の文化と文明比較

    日本の文化は、平安時代から欧米よりも 優れていると思います。 しかし、近代文化は、1980年までは 欧米が日本よりも先をいっていたと思います。 それ以降は、日本の科学技術や産業をみると 圧倒的に日本が欧米よりもすぐれており もはや欧米が日本を見習う時代であると 私は認識していますが みなさんのご意見をお聞きしたいです。

  • 日本文化の現在と未来は?

    (1)日本文化の現状をどう考えればよいでしょうか? 敗戦後のアメリカ占領政策もあって、一貫して西欧的アメリカ的な文化に圧倒され、日本固有の文化は衰退の一途をたどっているようにも思いますが、ご意見をお願いします。 (2)日本文化の将来について、どう考えればよいでしょうか? アニメやコミックなど個別分野で細々と生き延びるようには思いますが、もっと総合的な人間生活全般にかかわるような日本文化というものは育ちにくいのかなと感じていますが、ご意見をお願いします。

  • 外国語を勉強し始める時期

    色々な意見がありますが、実際はどうなんでしょうか。 日本文化を意識、自覚出来るようになってからでは遅すぎるという意見もあります。  私自身は中学時代はラジオを聞き、18,9歳で初めて人間の生の言葉を聞くようになって現在に到っています。  LとRは未だに聞き分けられません。  今もブロークンで日本人的発送から抜けきれずにJapaneseEnglishの域で足踏みしています。  これも遅く始めたのが原因でしょうか。 また、二十歳からでも全く遅くないと言う意見もあります。 日本語,日本文化にあまり染まっていない時に異国文化をかじるとどっちつかずの中途半端な人間になると考えている人々もいると聞きます。 どなたか私の疑問にヒントでも与えて戴ければ幸甚です。

  • 羅生門とエゴイズム

     学校で羅生門を読みました。いろいろ調べていると、羅生門は、「人間のエゴイズムを描いている」と書いてありました。  でも、人間のエゴイズムって何なんでしょうか?  辞書では「利己主義」と書いてあったのですが、そのまま、「人間の利己主義を描いている」と書くと、意味不明になりました。  ちなみに、僕なりの羅生門の解釈をしてみると、「大正(羅生門のかかれた時代)の民衆の文化が発達して、平安末期のような生活は少なくなっている。豊かな生活ができるようになったからこそ、自分を失わないためにも、しっかり自分を持つことが大切である。だからこそ、平安末期に老婆の言葉によって行動を起こした下人を描き、大正の今と対比して、民衆に警告している。羅生門は、現在の人々への芥川からの警鐘である。」  うーん、かっこいい言葉を並べすぎて、自分で赤面してしまいますが、この考えについてどう思われますか?  意見、または解釈の誤解があると思うので、皆さんの意見を教えてください。