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月面に降り立った心臓・・・の孤独

月面に降り立った宇宙飛行士の心臓は確かに動いていたはずです。 彼らはそこで青い地球に、この世の美しさのすべてを見たはずです。 彼らにとって、月は、あの世でもなければ、この世でもなかったかもしれません。 そこで動いていた心臓は孤独だったのでしょうか? 彼らは、行ってはいけない所に行き、見てはいけない物を見てしまったのでしょうか?

noname#156094
noname#156094

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回答No.2

感じる側の心 それは 宇宙という空間の あまりもの広大な凄さの感覚であれ、 そよ風に揺れる小さな花への感動であれ、 たしかに バーチャルの映像自体や、遠隔操作ロボットのロボット自体には存在しません。 わたしは  月面から 地球を見たからって すぐに その美しさのすべてなんて解るはずがないと(考えてみればあたりまえですね^^)思いますが、 ただ、 おそらく その場所は  さらにさらに 私たちにこの存在の美を教え続けてくれる そういう場所と思います。 地球が狭くなったといいますが 生のこの人間の感性の世界にとっては 逆です。 より広くより豊かになりつつあると言えます。 私は 月面からの宇宙の実感については、 むしろ 私たちの想像力の中での宇宙のイメージを壊してしまうような実感も 生まれてきうると 思っています。 例えば 他の宇宙生命とかとか   しかし 今では  これほどまで 広大の宇宙が そしてその星の数々が 数えることすら出来ない膨大なものなのに、 地球以外は まるで ガスと砂漠、岩石の塊と火だけで出来ているかのように 無味乾燥の人のすみがたい エレベストの山頂付近などをはるかに越えた過酷な世界である ということも 見えてきてしまうということです。 美も何も無い 無意味な巨大空間?  まさに》見てはいけない物《を見てしまったような感覚にもなるかと。 しかし そのぶん、 この地球の奇跡の水のある大地の いとおしさ 凄さ ありがたさが 身にしみて、いつの日か    深く深く肌身に感じる日が来ると想像します。 私は 子どもの頃 虚弱体質となり 死のとこを何度もはいずったことがありますが  肺胞がほとんどつぶれても 意識があったとき  その苦しさの中で それでも医者の「後三日の命」との宣告の後 さらに心の苦しみがもっと深いことを知ったことがあります。 奈落の孤独です。 絶対的孤独です。 死にたくなかった!    この気持わかるでしょうか。 逆に でも 生きている限り どんなに弱い生物であれ  相身たがい いたわりあい 心を交し合い感動をわかちあい  人間としていきぬく という意味と意志と明るさは そこから逆に 私は   やがてですが 手にいれるようにもなったのです。 で 舞踊家を目指す人間となったのですが いまだにまだプロになれてません^^。 ほんとうは こうした 辛らつな疑問にお答えする責任は 舞踊文化にあるかと思います。 舞踊を志す者として、もうしわけない気持になってしまいます。 ロボット自体は踊ってはいません。 どんなにリアルに遠隔操作して、どんなにリアルなロボットが、どんなに人を感動させたりしてもです。 それは ローゼルという人形使いが 戦争から帰ってきた一人の兵士の人形が 大勢の観客の前にたち、 左手をゆっくりあげていっただけで その大勢の観客全員を 感動に巻き込み大泣きさせてしまったのと同じで その心自体は ローゼルの生身の魂(たましい)の中にだけあるわけです。 バーチャル映像も まったく同じです。 しかして 生身の人間は けだし、 踊れます。 どこまでいっても その可能性を宿した命であり続けると思います。 心臓が脈打ち 命と命が 愛し合う そういう日は いつかきっと来ると思います。 おそらくその時こそ それはまだ そのすべてではなくても、 月面から 孤独ではなく  命と 軌跡の星地球の美しさを  目と目 心と心 生身の体全体での表情(踊りのことです)と 表情を交わして眺める日がくると思います。 いつしか こんな大地に 生きていた私たちどうしです。 まだ見も知らない hetanosukeさん^^、  お互いに さらに人間的な道に きょうより明日  いっしょうけんめい生きていきましょう^^。 するどい質問ですね。 感動しました。

noname#156094
質問者

お礼

ありがとうございます。 死より帰還なさったとは良かった。 私が「身体」といわずに「心臓」といったのは、強く感覚に訴えるためでした。 ともすれば頭デッカチになりやすい非日常的認識を、この体全体に取り戻すためです。 舞踊という身体芸術を行っておられるせいでしょうか 文面にも、そのような感覚があるように感じられました。 動く場そのものが、命の場でもある、という一元的現実感を思わせるものでした。 きっと、体の動きの中に宇宙が入ってしまうのでしょうね。 私の拙い散文が、芸術的感性を刺激するとは思いもよりませんでした。 月面に立ち、歩くことも、見ることも、一つの「舞」だったとは・・・・・ おそれいりました。 身体的認識論といいますか、そのへんのところを深めていく必要があるようにも感じられます。 ありがとうございました。

noname#194289
noname#194289
回答No.1

原理的には昔海の向こう側は大きな滝になっていると信じられていた時代に遠洋に乗りだしていった船乗りと同じことだったのではないでしょうか。また月を望遠鏡で覗いた人も同じ状況に置かれたと思います。ガリレイが作った望遠鏡をのぞくことを拒絶した宗教者がいたと聞いています。

noname#156094
質問者

お礼

ありがとうございます。 真実を知ろうとする知的好奇心も人間らしさならば それを拒絶して狭い世界の中に閉じ籠ろうとするのも人間らしさなのでしょう。 それは分かります。 私が知りたいのは、宇宙飛行士の体験への感想を通して 一般人の立場で、宇宙の現実の姿を感覚的にどこまで捉えられるものなのか という事です。 それはバーチャルではない真実が、どこまで一般人に伝わるものなのか という事でもあります。 質問の仕方が、散文的になってしまった事は反省しています。 感覚に訴えるつもりで書いた事をご了承ください。

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