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学校はなぜ谷戸・谷津(台地の中の谷)にあるの?

kirigiriosの回答

回答No.2

No.1の回答に賛成ですが、もう一つ理由を付け加えるとすると、都市計画でしょうね。 都市部の土地は、都市計画法に基づき市街化区域と市街化調整区域に区分されています。市街化調整区域とは市街化を抑制する区域で、宅地開発は原則として禁止(許可しない)になっており、したがって地価が相対的にかなり安くなっています。ただし学校や病院など公共性の高い建築物は市街化調整区域でも建ててもよい(許可不要)こととなっていました。 谷戸の地形は水害にあいやすい、田圃として利用されているなどの理由により市街化調整区域に指定されたところが多く、そのため宅地開発がされず地価も安くて用地取得しやすかったので、学校が建てられたのでしょう。 柏市あたりには幾つかあるようですが、他の地域にもありますか? 私の感覚ではむしろ八王子などの丘陵部の大学や台地上のニュータウンの中の小中学校などの方が多いような気がしますが。

nagisapark
質問者

お礼

ふむふむ。市街化区域と市街化調整区域ですか。詳しいご説明ありがとうございます。 住宅地になっているところは「市街化区域」、畑や山林がどこまでも広がっているようなところは「市街化調整区域」、ただし例外的に、公共的な建物なら市街化調整区域に建てても良いと。なるほど、三富のようにおそろしく広い農地の中に小学校がポツンとあったりするのはそういうわけなんですね。 そうそう、谷地はなんとなく地価が安いから?というのは私もちらっと考えました。宅地開発されないと地価は上がらないんですね(当たり前か)。 私が今回質問しようと思った直接のきっかけは、松戸市千駄堀の狭い谷津にある中学校です。学校の敷地のすぐ両側が谷の斜面という見応えのある?ケースだったので。おそらく農家が多い地区と住宅地の境目あたりに位置すると思います。この中学校ほどわかりやすくはなくても、松戸市内には他にもいくつかそういう学校がありますね。 また他にパッと思いつくところで、さいたま市の浦和駅から南西の方へ行ったところにある小学校もそうでした。ごく緩い傾斜の谷の底に位置し、学校の下に水の流れがある(あった?)のは明らかだというのが見て取れます。 私は多摩丘陵方面には疎いのですが、東京でも北多摩や杉並区、世田谷区、練馬区あたりにはそういうところがあったと思います。 特にその傾向が強い地域があるのかどうかは私もよくわかりませんが、学校の立地から地域がどのように発展してきたかを想像するのは面白いですね。

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