声優の８割がバイトをしていると聞きました。

質問

声優の８割がバイトをしていると聞きました。
そこそこ有名な声優さんでも、バイトをしなければいけない程なのでしょうか。
私は声優志望の学生なのですが、親と話し合った所、例え声優になれたとしても、東京でバイトをしながら声優の仕事をするなんて、年金も納める事ができないだろう、と言われました。
しかし、どのくらいのレベルの方々までバイトをされているのか分かりません。
８割というと、本当にトップレベルの方（山寺さんや林原さん等）しか声優という仕事だけで生きていけないのでしょうか？

例えば、平野綾さん・水樹奈々さん・田村ゆかりさん・井上麻里奈さん・豊崎愛生さん等は、バイトをしているのでしょうか？
そして、やはり声優とバイトを掛け持ちしていては、年金等は収めるのは難しいのですか？バイトを一切やった事が無い（出来る状況ではない）ので、全く分かりません。
親は「月に寄って全く違う」と言っていますが、声優の仕事が少なかったら沢山バイトもできますよね。声優の仕事が増えてきたらバイトをやめる、というパターンでは甘いのでしょうか。

回答No.5

eroero1919

いま、声優志望の若者ってとても多いですね。よくこういう質問を見かけます。軽く検索しても、いやはや驚くほど声優の専門学校ってありますね。いったい、どのくらいの若者が声優を夢見てこういった専門学校の扉を叩くのでしょうか。少なくとも全国規模で数百人はいるでしょうね。私は、乱暴に見積もって毎年全国で300人はいるんじゃないかなって思いました。
さて、仮に全国で300人の若者が声優の専門学校に進学するということは、毎年卒業生がそのくらいいるってことです。毎年300人。どうでしょう。それだけの新人を受け入れるだけの需要があるでしょうか。翌年にもまた300人「新人声優」が学校を卒業します。毎年数百人がアニメなどで新人デビューしているとは到底思えませんね。そうなると、少なくとも学校の卒業時点で半分の人たちはもう夢を諦めざるを得なくなっていると思われます。そうなれば少なくとも半減します。300人なら、150人。

また声優の世界は別に声優の専門学校を卒業しないと入れないわけじゃありません。声優さんたちの多くが「他の世界」から声優の世界に入っています。多いのは、俳優さんですね。役者出身の声優さんは特に男性の声優さんで多いようですね。また、歌手であったりあるいはアイドルやタレントさんだった人が声優業界に流れてくることも珍しくないですね。
平野綾さんは、子役出身です。水樹奈々さんは、子供の頃からのど自慢あらしで有名なほど歌が上手で歌手を夢見て堀越学園に入学、あのKinkiの堂本君と同級生で後に声優で人気が出て、今はどちらかというと歌手としての活躍がメインですね。山寺宏一さんも元々は俳優さんです。

こうやって見てみると一般的な知名度のある人たち（アニメのことが全く分からない人でも名前が知られている人）では純粋な声優出身は珍しいかもしれません。
しかも、私は田村ゆかりさんや井上さん、豊崎さんを全く知らなかったのですが、検索してみると皆さん美人というか可愛らしいですね。女性声優なら、もはやルックスもアイドル並みじゃないと通用しないようです。

となると、声優の8割がバイトどころか、声優を目指す若者の『9割以上』は夢破れるということになります。役者出身でもなく、歌が歌えるわけでもなく、ルックスも平均程度ならまず成功は不可能といってもいいようです。