• ベストアンサー

連結会計に関する未実現利益の消去に際して連結法と持分法

連結会計に関する未実現利益の消去に際して連結法と持分法 こんにちは、棚卸資産に含まれる未実現利益を消去する時の連結法と持分法 それぞれの処理方法の違いが分からず、質問させていただきます。 どちらもダウンストリーム(親⇒子)であるとして、連結修正消去仕訳が ~連結法~ 売上原価 xx 商品 xx 繰延税金資産 xx 法人税等調整額 xx ~持分法~(関連会社への販売) 売上高 xx  投資 xx 繰延税金資産 xx 法人税等調整額 xx ダウンストリームなのでどちらも非投資会社側の棚卸資産に利益が含まれていて、 商品や持分から消去しているのは分かるのですが、なぜ投資会社側の科目が違うのでしょうか? 基礎的な事がまだよく理解できていないと気づきましたどうかご教授おねがいします。

  • 簿記
  • 回答数4
  • ありがとう数20

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • apccpa
  • ベストアンサー率76% (39/51)
回答No.3

申し訳ありません。なんかいろいろと考えたのですが、頭がかなりごちゃごちゃしてしまいまして、あのような回答になってしまいました。 質問者さまの疑問は、「子会社の棚卸資産に含まれる未実現利益を消去しているのだから、子会社利益の修正となり、修正分を少数株主に対しても負担させるべきではないのか?」ということですよね?確かに仕訳の意味を深く考えると、「子会社の」棚卸資産に含まれている未実現利益を消去しているという結論になります。しかし、ここは親会社と子会社の財務諸表合算後の「連結上の」棚卸資産に含まれている未実現利益を消去しているのと考えます。連結というのは企業集団を一つの企業と見た場合の財務諸表の作成を主眼に置いていますので、一つの企業としての財務諸表が作成できれば良いわけです。よってどの会社のどの項目に未実現利益が含まれていたかは重要ではなく、合算後の財務諸表のどの項目に未実現利益が含まれているのかが重要となります。そして、次にこの未実現利益が実現した場合、誰に帰属するかを考えます。ダウンストリームの場合、未実現利益が実現することに恩恵を受けるのは未実現利益を付加した親会社ですので少数株主には負担させないということになるわけです。 なんか、だいぶ混乱させてしまい申し訳ありませんでした。また分からないことがあれば、補足して下さい。

yomisuke
質問者

お礼

幾度もお答え頂き申し訳ありませんでした。 私は今まで修正仕訳だけ見て全てを理解しようとしていました。 未実現利益の実現という事を斟酌すれば納得することができました。 ご回答有難うございました。

その他の回答 (3)

  • kirirock
  • ベストアンサー率64% (40/62)
回答No.4

形式的には子会社の棚卸資産から消去してることになると思います。 でも親会社が販売しているのに子会社に未実現利益があるっておかしくないですか? 私自身完璧に連結を理解できているわけではありませんし、説明として正しいかわかりませんが、下記のように考えてみたらどうでしょうか。 親会社が子会社に原価100の商品を120円で販売して未だ子会社に残ってるという前提で、親会社と子会社の勘定をわけて、未実現利益消去(取引が最初からなかったように)仕訳を切ってみます。 (1)取引時の仕訳を消去します 売上高(親) 120/売上原価(子) 120 (2)このままだと売上を取り消したのに親会社の期末商品棚卸高にはこの商品の原価分(100円)が含まれていないために、売上原価はこの商品の原価(100円)分が多く計上されてしまってます。また子会社では仕入を取り消したの期末商品棚卸高の中にはこの商品の仕入分(120円)が入っておりその分売上原価が低くなっているためこれを修正します。 売上原価(子) 120/売上原価(親)100 (3)本来親会社にあるべき棚卸資産(100)が子会社の棚卸資産(120)として計上されているためこれを修正します。 棚卸資産(親)100/棚卸資産(子)120 上の損益科目だけ足し引きすると、子会社の損益は相殺され、親会社の方は左側(利益のマイナス)に20のこります。 また、親会社子会社の勘定わけずに(1)と(2)+(3)というふうにわけると (1)   売上高120 /売上原価 120 (2)+(3) 売上原価 20 /棚卸資産 20 という風に連結修正仕訳になります。 連結修正仕訳は連結上あるべき処理に直すため仕訳なので、単なる差をとった仕訳であってそれ自体にそれ以上の意味はないです。 なので、細かい部分を考え出すと連結修正仕訳だけみてても見えてこないかもしれませんね。 質問や補足を読んで、色々考えていたらこのような事を思いつき書かせていただきました。 おかしいなところなどがあったらすみません。

yomisuke
質問者

お礼

ご回答有難うございます。 私は連結修正仕訳だけ取り上げて本質的な部分が見えていなかったなと思いました。 連結企業という大きなものの見方で見ていきたいと思います。

  • apccpa
  • ベストアンサー率76% (39/51)
回答No.2

すいません、「子会社の」ではなく「連結上の」期末商品棚卸高と売上原価でした。

yomisuke
質問者

補足

ご回答有難うございます。 私は未実現利益を計上しているのは子会社の期末棚卸品だと考えてるのですが それが間違っているという事でしょうか?ダウンストリームだと連結時に前の補足に書かせて 貰ったような仕訳になると思います。なので少数株主持分に影響が出るんじゃないかと思いました。 この仕訳だと修正してるのは元は子会社側の期末商品と売上原価なのではと思います。 どうでしょうか、私は何か連結会計の認識において重大な考え違いをしているのでしょうか? テキストに書いてある事は違うので間違っているのは分かるのですが、その箇所をご指摘頂ければと思います。

  • apccpa
  • ベストアンサー率76% (39/51)
回答No.1

連結の場合、親会社と子会社の財務諸表を合算し、内部取引は相殺消去されますので、未実現利益は(子会社の)期末商品棚卸高と(子会社の)売上原価に影響を与えています。よって、商品と売上原価の仕訳がきられます。 一方、持分法の場合は投資会社と非投資会社の財務諸表は合算されず、投資会社と非投資会社の取引は相殺消去されませんので、未実現利益は投資会社の売上高と投資勘定に影響を与えています。よって、売上高と投資の仕訳がきられます。 説明がうまくないので、もし不明な点があれば補足して下さい。

yomisuke
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 ダウンストリームの場合として進めていきますが 持分の方の仕訳についてはよく分かりました、連結の場合と違って相殺消去を 行っていないから親会社の売上高から利益分を控除するということですね。 しかしながら連結の方なのですが未実現利益を含んでいるのは子会社の期末棚卸品ですよね? ということは連結修正仕訳である 売上原価 xx 商品 xx 繰延税金資産 xx 法人税等調整額 xx これは子会社の損益の修正ですか?だとすれば何故少数株主持分を修正しないのでしょう。 今回質問をさせて頂いて改めてこの部分を理解していたつもりだったと気づきました。 どうかよろしくお願いします。

関連するQ&A

  • 持分法 未実現利益の消去(アップストリーム)

    持分法適用会社との取引で投資会社に棚卸資産が生じた場合(アップストリームの場合)、未実現利益のうち投資会社の持分比率分は消去しますよね。その時の仕訳ですが、テキストには 持分法による投資損益  ×× / 棚卸資産  ×× とありました。 また、利害関係者の判断を著しく誤らせない場合には「棚卸資産」は「投資勘定(ex 関連会社株式、投資有価証券とかですかね?)」とすることもできる。ともありました。 ここで質問ですが、2点あります。 (1) 棚卸資産勘定を使った場合、投資会社の棚卸資産は未実現利益が控除された額が連結貸借対照表に載ることになりますが、被投資会社の未実現利益が控除された事による投資の評価額(投資勘定)は減少しません。 逆に投資勘定を使った場合は投資の評価額は正確になりますが、投資会社の棚卸資産の額は未実現利益が控除されていない額となります。 つまり、これは連結貸借対照表の資産の部の内、棚卸資産か投資勘定どちらかが曖昧にならざる得ないと言う事なのでしょうか? (2) 借方の「持分法による投資損益」ですがこれは連結損益計算書上は営業外収益又は費用の扱いですが、この勘定は持分法を適用するに当たって生じた損益項目のようですが、いまいちわかりません。定義等ありましたらご教示の程、宜しくお願いいたします。

  • 持分法と連結の違いについて

    持分法は一行連結と言われるように、結果的には連結した時と同じ効果をもつと言われていますが、そこがよく分かりません。 例えば、親会社から子会社に有形固定資産を売却した(ダウンストリーム)場合、連結上未実現損益を消去するので、仮に売却益がでていれば、全額消去されて連結上は利益はあがらないですよね。 しかし、親会社から関連会社に売却した場合、持分相当額しか消去されないので、例えば持分比率が30%ならば、30%分は消去して、残りの売却益×70%は連結上、損益として計上されることになりますよね。 であれば、完全な連結と持分法では利益にも差がでてしまい、同じ効果はもたないと思うのですが。 分かりにくくなってすみませんが、どうかよろしくお願いいたします。

  • 持分法について

    持分法は一行連結と言われるように、結果的には連結した時と同じ効果をもつと言われていますが、そこがよく分かりません。 例えば、親会社から子会社に有形固定資産を売却した(ダウンストリーム)場合、連結上未実現損益を消去するので、仮に売却益がでていれば、全額消去されて連結上は利益はあがらないですよね。 しかし、親会社から関連会社に売却した場合、持分相当額しか消去されないので、例えば持分比率が30%ならば、30%分は消去して、残りの売却益×70%は連結上、損益として計上されることになりますよね。 であれば、完全な連結と持分法では利益にも差がでてしまい、同じ効果はもたないと思うのですが。 分かりにくくなってすみませんが、どうかよろしくお願いいたします。

  • 連結会計について

    連結会計の入門者です。 連結子会社の売上・営業利益・経常利益は、それぞれ100%が連結上の売上・営業利益、経常利益になると思います(内部取引や未実現利益の消去・実現を除けば)。しかし、当期純利益となると、少数持分損益を除いた持分相当額が連結当期純利益になると思います。 なぜ、当期純利益以外に持分を考慮しないかが理解できません。 また、持分法適用会社は当期純利益の持分相当額(持分法投資損益)が、経常利益・当期純利益になると思います。経常利益では、連結子会社は100%であるのに持分法になると持分相当になるのかが理解できません。 処理については書籍等で学習したのですが、「なぜそうなるのか」についてなかなか回答が見つかりません。教えてください。 また、そういったことを解説している書籍等がありましたらご紹介ください。 よろしくお願いいたします。

  • 未実現利益の消去の必要性がわかりません

    お世話になります。 連結決算の勉強をしているのですが、未実現利益の消去の必要性がわかりません。 というのも、未実現利益の消去の前ステップとして、内部取引の消去を行うと教科書などには書かれています。 内部取引の消去により取引は無かったことと同じ効果があるのであれば、結果として連結グループ内に未実現利益の含まれた棚卸資産が残ることも無いように思えるのですが。 (棚卸資産は売り手の会社に残り、買い手の会社に移動しない) 内部取引の消去の考え方が間違っているのかもしれませんが、どなたかご教授いただけましたら幸いです。 宜しくお願いします。

  • 簿記の連結消去仕訳

    初歩的な質問で申し訳ないんですけど、連結会社間のアップストリーム売り上げ取引 の 売上    ×××/  売上原価 ××× の仕訳で借方の売上の消去で子会社の利益が減少しているのになんで少数株主に按分しないんですか?? 棚卸資産の未実現利益を消去するのは理解できるのですが・・

  • 連結仕訳 少数株主持分アップストリームについて

    連結仕訳 少数株主持分アップストリームについて  独学で勉強しているため、簿記1級の未実現利益の意味がわかりません。 下記のような場合です。 連結子会社から親会社への売却取引(アップストリーム)の場合で、 親会社A社に連結グループ子会社B社から仕入れた棚卸資産100があり、そのうち20がB社がのせた利益。  少数株主にこの利益の減少分を負担してもらう必要があるため、アップストリームの場合、棚卸資産の未実現利益消去の仕訳は次のようになる。少数株主持分比率は20%とする。  借方:(売上原価)  20  貸方:(棚卸資産) 20    (少数株主持分)4      (少数株主持分損益)4 *上記の場合、売上原価が増えて利益が減少するのはわかります。でも「少数株主にこの利益の減少分を負担してもらう」と、どの参考書にもでていますが、なぜ少数株主持分損益が貸方にくるのでしょうか?これでは、少数株主は利益が出てしまうのでは?? 意味がわかりません。 もう1年悩んでいます。 簡単すぎることなのでしょうが、どなたかわかりやすく教えていただけないでしょうか? よろしくお願いします。

  • 連結会計 期末商品に含まれる未実現利益について

    例えば80%の株式取得で子会社化したとし、親会社をP、子会社をMとしたとします。 この時の連結修正仕訳でダウンストリームでの期末商品は 売上原価(P/L期末商品の減額)20 / 商品20  (1) です。 また、同様の条件で非連結会社の持分法(全面時価評価法)の場合は 売上高20 / P社株式20  (2) (1)と(2)両方の修正仕訳で、きちんと内部利益の控除ができ精確な利益を 連結損益計算書でだす事ができることは分かります。 ただ、(1)と(2)では内部利益を消すために(1)は売上を消し(2)は売上高を消しています。 連結損益計算書で (1)は 売上100 原価80 利益20 (2)は 売上80 原価60 利益20 となり財務分析をする際に控除の仕方が違うと支障がでます。 なぜ(1)と(2)は控除の仕方が違うのでしょうか。 例えば (1) 売上20 / 商品20 (2) 売上20 / M社株式20 これでも同じように控除ができると思います。 そうすれば (1)(2) 売上80 原価60 利益20 とできます。

  • 連結会計 未実現損益 についての質問です。

    連結会計 未実現損益 についての質問です。 連結会計の未実現損益の会計処理で、償却性資産(ダウン・ストリーム)の際の処理についての質問です。この場合、テキストには、連結修正仕訳における減価償却の修正によって、未実現利益の一部が実現しているとありますが、これはどういうことなのでしょうか?全く理解できません。 減価償却によって、未実現利益が実現するというのはどういうことなのか、どういう状況なのか。どなたか御教示していただける方がいましたら、よろしくお願い致します。

  • 連結会計と持分法について 

    連結会計と持分法について  長文すみませんが、確認をさせてください。 持分法適用子会社→50%支配までの子会社 連結子会社→51%以上支配している会社 となると思いますが(他にも「実質支配」がなされている等々あると思いますが、とりあえず簡略化の為に上記の定義をさせてください。)、下記の事例の場合どうなるか教えてください。 例)仮に売り上げ:1000億円、営業利益:500億円、当期利益:200億円の子会社を所有しているとします。 この会社が51%や67%の連結子会社であった場合、P/Lにヒットする金額は 51%の場合→売り上げ:510億円、営業利益:255億円、当期利益:102億円 67%の場合→売り上げ:約670億円、営業利益:約335億円、当期利益:134億円 という認識であっていますでしょうか? それとも、この考え方は、持分法適用会社にだけ適用される考え方であって、 (34%の場合→売り上げ:340億円、営業利益:170億円、当期利益:68億円) 連結子会社の場合は、51%や67%であっても、P/L上はすべて、ヒットするのでしょうか? また、配当金につきましても教えてください。 上記のとおり子会社の当期利益200億円で、配当性向:10%とした場合、 子会社の配当金総額20億円となり、67%支配の子会社の場合、親会社の受け取り配当金額は13.4億円となり、少数株主は6.6億円の配当受け取りとなると思います。 この場合、連結P/L上、どのように記載されますでしょうか。 連結子会社の場合は受け取り配当金については、親子間で相殺されてしまい、記載はしないのでしょうか? 長文すみませんが、よろしくお願いいたします<○> わかりにくい箇所がありましたら、補足させていただきます。

専門家に質問してみよう