夢診断おねがいします。

質問

夢診断おねがいします。

　40代男性です。先日見た夢が気になっています。くわしい方に解説ねがいたいです。

　私が、実家に帰ると、うちで買っている犬が、なぜか真っ白い大きな犬になっていて（現実にはウエルシュコーギーなので茶色の小さな犬です）、菩薩のようなニコニコした笑顔で私をむかえてくれています。

　私も、うれしくなって、話しかけていたのですが、おなかのしたからまた真っ白いシーズー犬が飛び出してきました。母によると拾ってきたそうでやっぱり元気に飛び跳ねています。

　今度は、小さな女の子を紹介されました。ネットで人に紹介されたようで、これから面倒みていくらしいです。産みの親のことはよくわからなく会ってもいないらしいです。これから、正式に養子縁組するそうです。両親の期待に答えてこなかった私をあきらめて、一から女の子を育てることにしたのだろうと思いました。遺産の相続など頭をよぎりましたが、意外な展開に正直驚きすてられ裏切られた気分になると共に両親との別れを感じたところで夢が終わりました。

私の両親は長男長女の結婚で、父は官僚でした。一見子煩悩に見せながら、上司と部下のような関係で、支配されている気分が抜けず親子関係でくるしみ、自分という人間を外に出せずに生きてきました。結果期待に答える人生を歩むことができず。不本意な半生でした。

この夢はそんな環境から抜け出せそうな吉夢だと思うのですが、２匹の犬と子供との関係がわかりません。
両親が、ネットでどこのだれかわからない人間を養子にとるのも信じられません。

どなたか解説ねがいます。

回答No.1

ruehas · ベストアンサー

こんにちは。
投稿する直前に気付いたのですが、質問者さんでしたか。度々私で面目ないです。これまでの回答は当たっていたのでしょうか、質問者さんと私はほぼ同年代ですので（私の方がちょっと上かな）気楽にやらせて頂きます。
この夢はまだ吉夢にはなっていないです。質問者さんも分っておられると思いますが、これを吉夢にするためにはご自分の「過去への拘り」をきちんと整理する必要があると思います。

＞両親が、ネットでどこのだれかわからない人間を養子にとるのも信じられません。

その通りですね。質問者さんのご両親がそんなことをするはずがありません。
夢の中の出来事といいますのはその全てが質問者さんの頭の中で作られるものです。ですから、ご両親の考えたことが質問者さんの夢の中に出てくるわけがないのです。つまり、そこに現れた出来事といいますのは全て質問者さんの望んだことか、あるいは恐れていることのどちらかです。

夢占いで「白い犬」は幸運のシンボルです。ですが、これは飽くまで「占いの解釈」であり、そもそも夢には未来を予測する機能などありません。ですから、そこに白い犬が出てきたからといって空から金が降ってくるわけではありませんし、抱えていた問題がスパッと解決してしまうなど実際にはあり得ないわけです。では、どうして白い犬が出てきたのかと言いますならば、只今述べましたように、それは質問者さんが現実の世界に何かの願望を持ち、その解決を望んでいるということですね。
我々にとって犬といいますのは「献身的な協力者」です。ですから、質問者さんがこれを望むということは、現実の世界にそれが不足しているということです。本当に協力者がいないのかどうかは分りませんが、仮にそう思っているとしますならば、質問者さんは何らかの理由でそれに自信が持てないのではないかと考えられます。そして、夢の中で実家に行ったのは、早くそれから解放され、質問者さんが安心したいからです。従いまして、ご質問の内容にもありますように、このようなものが夢として表れるのは、どうやら質問者さんは諸々の事情からふと弱気になって自分に自信を持てなくなってしまうからではないかと思います。

この夢が質問者さんの持っておられる「過去への拘り」と関係するとは断言できません。ですが、もしそうだとしますならば、夢の中で実家に戻ったということは、質問者さんはその拘りを断ち切りたいと思いながら実際には大元の原因の方に逃げ込んでしまい、そして、そこで見事に裏切られたということになります。
原因の方に助けを求めようとしたのは、これは質問者さんがまだ心の何処かにそれを取り戻したいという気持ちを持っているからではないでしょうか。ですが、自分の過去を変えることなどできないというのは頭の中でちゃんと分っています。このため、夢はその質問者さんの期待をすっぱりと退けました。

夢の中で実家に戻ったのが過去の拘りだとしますならば、質問者さんはまだご自分の人生に腹を括っていないということになります。ですから、これはまだ吉夢ではないんです。
「四十代の黄昏」とでも言いましょうか、これは質問者さんに限ったことではないと思います。我々はみな誰しも自分の過去に拘りを持ちながら結局何時の間にかその折り返し点に立ってしまいます。ですが、それは必ずや何処かで受け入れなければなりません。そして、これまでの自分の人生を受け入れるということは、それは即ち今現在の自分を受け入れるということです。
別に諦めろと言っているのではありません。自分を受け入れることができなければ自信を持つことはどうやってもできないですよね。私がそれに気付いたときは四十代の半ばを過ぎていました。
我々は自分の過去を事実として受け入れることによって「在るがままの自分」を見付け出し、今度はそこに「本当の自信」を身に付けなければなりません。口で言うほど簡単ではありませんが、もう十分その年代になってしまいました。遅かれ早かれ、避けて通ることもできないと思います。私は半分ほど自信を付けましたが、まだ半分は拘っています。

お礼

ruehasさん、毎回お相手して頂いてほんとにありがとうございます。ruehasさんの解説は、大変参考になっています。自分のことなんで、情報は、自分が一番もっているはずなのですが、現実と結びつかないこともありまた違う角度からの解釈も大切です。それによって自身の解釈も深まることもあります。

今回は、まさにそれです。神々しいまでの犬の表情、一番最後にわきあがった親との別れの感情（私自身の親離れと同時に親の子離れ）の印象から珍しく吉夢じゃないかと思ったのですが、吉夢になっていないとの回答で、足元をみてもう一度考えてみようと思い、思いついたことをのべさせていただきます。

「献身的な協力者」という解釈をみて思い出したのですが、最近友人から結婚話をすすめられることがなんどかありました。白い犬とおなかから出てくる子犬は、配偶者と子供なのではないかと思いつきました。嫉妬深く子供を思うようにしようと考えている両親は、耐え切れず代わりの子供をもらったのではないでしょうか？ネットから養子をとるなんてなげやりな態度も理由がつきますし疑問はすべて解決します。

結婚話もことわりましたし。吉夢というより解答者さまのおっしゃるように現実せかいの問題に解決を求めているということなのでしょう。

夢解釈にくわしく真摯な方の解説は私に考えるヒントを与えてくれるとおもいます。自己との対話これからも続けていこうと思いますのでまたよろしくお願いします。