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トートロジーについて

Caperの回答

  • Caper
  • ベストアンサー率33% (81/242)
回答No.7

 skoyan さん が抱えます問題は複数あるようですね。私が回答できそうなのは、次の 3つ です。ただし、文章の推敲に数日を要します。数日後に、また投稿する予定です。とり急ぎ、ご連絡まで。 1) ご友人の誤解を解くには   例えば、全称命題や特称命題の表記のしかたを変更することで、誤解が解けないか。   具体例) ∀x∈R(x^2≧0) を ∀x((x∈R)→(x^2≧0)) に変更。 2) トートロジーの役目は   哲学におけるトートロジーの役目について、私は何も知りません。数学においては、「 有効な推論 」という形でその威力が発揮されるのではないかと、私は思います。 3)「 二等辺三角形は正三角形である 」という命題の解釈は   命題論理としてではなく、述語論理としてこの命題を扱ってはどうか。  「 ∀と∃に泣く 」p.81 参照。

skoyan
質問者

補足

参考までに三段論法のトートロシー性の証明を掲載します。 --------------------------------------------------------------------- 三段論法のトートロジーの証明 (A⇒B)∧(B⇒C) ⇒(A⇒C)≡T (A⇒B)∧(B⇒C) ⇒(A⇒C) ≡(¬A∨B)∧(¬B∨C) ⇒(¬A∨C) ≡(¬A+B)(¬B+C) ⇒(¬A+C)≡(¬A¬B+B¬B+¬AC+BC)⇒(¬A+C) ≡¬(¬A¬B+¬AC+BC)+(¬A+C)≡(A+B) (A+¬C) (¬B+¬C) +(¬A+C) ≡(A+B)(A¬B+A¬C+¬B¬C+¬C¬C)+(¬A+C) ≡AA¬B+AA¬C+A¬B¬C+A¬C+AB¬B+AB¬C+B¬B¬C+B¬C+¬A+C ≡A¬B+A¬C+A¬B¬C+A¬C+AB¬C+B¬C+¬A+C ≡A¬C(¬B+B)+ A¬B+A¬C+B¬C+¬A+C ≡A¬C+ A¬B+B¬C+¬A+C・・・・(1) ≡A¬C +A¬B +B¬C+¬A+ C(A+¬A)・・・・変形 ≡ A¬B +B¬C+¬A+A(¬C +C)+¬AC) ≡ A¬B + B¬C +¬A + A+¬AC ≡ A¬B + B¬C + ( A +¬A )+¬AC ≡ A¬B +B¬C +(1)+¬AC≡(1)≡T (1) より ≡A¬C +A¬B +B¬C+¬A(C+¬C)+ C・・・・変形2 ≡A¬C +A¬B +B¬C+¬AC+¬A¬C+ C ≡A¬C +¬A¬C+A¬B +B¬C+¬AC +C ≡¬C( A +¬A)+A¬B +B¬C+¬AC +C ≡¬C+A¬B +B¬C+¬AC +C ≡A¬B +B¬C+¬AC +(¬C+C) ≡A¬B +B¬C+¬AC +(1)≡(1)≡T 以上によりトートロジーが証明された。 --------------------------------------------------------------------- なお哲学としての「トートロジー」という用語は【論理哲学論考】ウィットゲンシュタインによるようです。彼は哲学者でもあり、バーランドラッセルなどと同時期の論理学者でもあります。上記のトートロジー性は真理値表でも出来ますが、ここにうまくコピーできないので、論理式のみにしました。  ここでいう論理式は、個々の命題に式の代入もできるものです。  三角形の具体例は、A⇒BとB⇒Aの両方が、同時には成立しないということへの簡単な例としての意味です。  愚かな私の友人は、限量子まで含んだ論理への理解力はなさそうです。  トートロジーについて考える契機にはなりましたが、問題の本質はもうそこから離れています。 「世界のどこかの紛争は日本に影響する」と「すべての国際紛争は日本に無関係だ」が、否定の関係だというあたりの論争がきっかけです。平和を論じるのにも、論理学が関係していることの具体例です。頭の悪い人には平和や憲法を論じる資格はないようです。  推敲中の答えに期待しています。

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