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日本国憲法前文への疑問

日本国憲法前文に「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて」と国政についての告白がございます。 「そもそも」と言って国政を規定しているのは、憲法執筆者であるようなのですが、強い言葉を使いすぎているのではないかと思うのです。 「そも」とは「上を受けて下を説き起こすのに用いる」と広辞苑で言われております。 GHQ草案ではその上を「upon the universal principle:普遍的原則ノ上ニ」とし、普遍的原則であると明言しております。 しかし「そもそも」と書き換えられてしまったことで、発言者である憲法執筆者が国民の上の権威になってしまい、国民主権が侵害されているように感じます。 GHQ草案のように「普遍的原則」「世界的原則」と明言する修正が必要であると感じます。 ご意見をお願いいたします。 http://ja.wikipedia.org/wiki/日本国憲法前文

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noname#122427
noname#122427
回答No.5

思いつきで投稿してしまったにも関わらず、丁寧に補足頂き恐縮です。 ありがとうございます。 >「普遍的原則」を非西洋化して旺文社国語辞典の2)に変更をした いえ、私はその普遍的原則を「そもそも」以下で説明していると思うのですが。。。 ・・・・・・・・ そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、 その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、 その福利は国民がこれを享受する。 これは人類普遍の原理であって。。。 これを整理してみると、 国政=国民の厳粛な信託によるもの 国政の権威=国民 国政の権力行使者=国民    国政の福利享受者=国民 上記四つ=人類普遍の原理 upon(基づいて) the universal principle(普遍的原則に) んで、その普遍的原則をそもそも以下で明確に説明しているのだから、何も問題は無い、と思うのですが。。。 >やはり国民に尊敬を受ける憲法に疑わしい部分などあってはなりません。 いえ、、、どんなに正確に明確に言葉を選んで作られた憲法であっても、 言葉と言う物が刻一刻と変容し続けるのだから、時間が経てば「疑わしい」と言える部分は出て来ると思うのです。 細かい語句や文法に囚われずに、その理念を問うのが良い、と考えます。 前文では 「(そもそも)国政とは、、、」と「四つの原則」を分かり易く示した上で、 「これ(=上記四つ)は人類普遍の原理であり、」と念を押しています。 そして、「この憲法は、かかる原理(=普遍的原則=上記四つ)に基くものである。」 >「普遍的原則」のように国民主権に直結する物をはっきり指し示さず、 三回も念を押してくれていますし、その内訳も細かく明記しています。

Jaffal
質問者

お礼

近衛草案やGHQ草案、松本草案などかなりの混乱の中で生み出された物のため、若干暴力的な一面が残ってしまっているだけのようです。 ご意見本当にありがとうございました。

Jaffal
質問者

補足

度々ありがとうございます。やはり疑問がございます。 「そも」とは「それ(代名詞)というのも」と同義の様です。 「それ」(代名詞)と言われている何者かが「人類普遍の原則」を採用したことになっているのですが。この何者は何なのでしょうか。 「国民」でも「人類普遍の原理」でもない何者かが読み取られる危険が無いとは言えないのではないでしょうか。 つまり「そもそも」と言っている人物が、それ以下の三要素を採用したと読めてしまうのです。 「そもそも」以下の三要素こそが主語の場にいるべきで、主語の場をそれ以外の者が占めることは反国民主権的な危険と言えないでしょうか。

その他の回答 (4)

回答No.4

質問者は広辞苑の語義を誤解しておられると感じました。 広辞苑の言う「上下」は権威としての上下ではないのです。 正しくは「前言を受けてその後の議論を導く」ということであり、 「上の権威から下に説諭する」といったことではありません。 この「そもそも」は「元来」という意味なのでそのように理解してください。 執筆者は「国政は国民の厳粛な信託によるのが本来の在り方だ」と主張しているのです。 「そもそも」は「upon the unifversal priciple」の訳として不正確というわけでなないのです。

Jaffal
質問者

お礼

この件について今後も勉強を続けて行きたいと思います。 ご意見、誠にありがとうございました。

Jaffal
質問者

補足

「そも」とは「それ(代名詞}というのも」と同義の様です。 「そも」の「それ」という代名詞が何を指すのかはっきり示されないという性質の故、ここに危険な物が入り込むのでは、と危惧しているのです。 「元来」であれば「事物の根本となるもの-広辞苑」と「それ」をはっきり示すため、危険性は無いと思いますが、「そも」でははっきり示されないため「upon the unifversal priciple」の対訳として問題があると思うのです。

  • mrps
  • ベストアンサー率20% (14/70)
回答No.3

たしかに 日本国憲法はGHQ草案を和訳して作成されたようなものですが、 一応、建前上日本国民の意思として作られたものであって 本来GHQ草案の中身を意識してはいけないのだと思います。  実際には、GHQとの打ち合わせ作業や、特に天皇の立場への配慮 そしてなによりも、時間の無さ、、など作成にかかわった人たちは それはもう大変(特に〆切り)な部分があったと思います。  なので、細かいところで表現が完璧でない事も多々あります。  そういう実情を鑑みれば 大筋良くできた内容になっていると思います。  私は、もう何十年もそのまま改定してないのは、時代の移り変わり もありますから、昔の表現では合わなくなっていたり、世界情勢も 当時では推し量れないことも有ってあたりまえなので見直し(改定) は必要になるのではと思います。  で、質問者様のご意見も改定の際に、前文が粗同じになる場合  指摘のように改定すればよいのですが、  ”そもそも”改定内容が文脈として大きく変わる場合は、それに合った  内容で反映する。 となるような気がします。  他にも、というか表現なら全体的に 現代や今後に通用するように  憲法を見直した方が良いのかと考えます。  憲法を変えるのは相当大変ですから、なるべく一回で多くの内容を  考えるのが肝要です。

Jaffal
質問者

お礼

ご返答ありがとうございます。 やはり国民に尊敬を受ける憲法に疑わしい部分などあってはなりません。 戦争世代との交流が無く、日本国憲法の心を理解できない世代がこれから始まろうとしております。 日本国憲法が宣言した理想を誤解の無い表現に改めるべきであると思うのです。 早く適切な改訂をしなければ、やがて大変な問題に発展しそうな気がするのです。

noname#122427
noname#122427
回答No.2

そもそも: >「上を受けて下を説き起こすのに用いる この「上」って、憲法前文の「そもそも以前の文章」を受けて 「そもそも以降の文章を書いています」の意味だと思います。 そもそも:旺文社国語辞典から。 1)はじめ。事の起こり。最初。例「ーーの起こりは」 2)接続詞。何かを言い出したり、問題にしたりするのに用いる語。いったい。さて。全体。元来。例「ーー科学と言うものは、、、」 3)副詞。はじめから。例「あなたがーーいけないのだ」 質問者様は >上を受けて下を説き起こすのに用いる この「上=立場が上」と読んだのだと思います。 そうではなくって、「この語句(そもそも)よりも先に書いた事」「上記」の意味だと思われます。 いかがでしょうか?

Jaffal
質問者

お礼

調査をいたしまして、英語訳日本国憲法において「そもそも」も訳されておりました。 This is a universal principle of mankind upon which this Constitution is founded. の箇所において、upon以下において「この憲法が創設された『事柄』の上に、以上の事実が人類の普遍的原則である」とされています。 いずれにしましても、「そもそも」は「国民」でも「普遍的原理」でもない『事柄』である何者かであることは英訳においても明言されており、アメリカ人も把握していたようです。 ひとまず安心いたしました。 ご意見誠にありがとうございました。

Jaffal
質問者

補足

私はGHQ草案の「普遍的原則」を非西洋化して旺文社国語辞典の2)に変更をしたと思っておりましたが、「普遍的原則」のように国民主権に直結する物をはっきり指し示さず、あいまいな言葉を用いることで国民主権には関係の無い存在を示唆し、間違えれば危険な解釈を許してしまう可能性は否めないと思います。 この「そもそも」は英訳日本国憲法には無い表現なのです。 そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて Government is a sacred trust of the people, あえてアメリカ人には見せていない事も解せませんし、憲法のニュアンスを操作してしまいかねない語を使うことには危険を感じます。 英語対訳日本国憲法 http://www.japaneselawtranslation.go.jp/law/detail/?re=02&ky=simultaneous+trial+and+decision&page=8&la=01

  • mmky
  • ベストアンサー率28% (681/2420)
回答No.1

GHQ草案のように「普遍的原則」「世界的原則」と明言する修正が必要であると感じます。 「国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて」が「普遍的原則」「世界的原則」であったことは歴史的にはあまりないことですね。歴史の大部分では立憲君主制などがほとんどですね。民主政治が主流になったのは近代、せいぜいここ50年ぐらいですかね。特に亜細亜はここ数百年間、日本以外はほとんど植民地だったですからね。 そういう意味では、「普遍的原則」「世界的原則」は意味をなさないですね。まあ1000年ぐらい民主政治が続けば、「普遍的原則」「世界的原則」なども使ってもおかしくないですね。 さて、そこで頭文の「そもそも」ですが、この「そもそも」が何を意味するかですね。「本来的には」という意味であれば神世の時代にさかのぼる必要がありますね。日本であればイザナギ・イザナミまでさかのぼって、その子孫が日本人なのだから日本人は皆、神の子であるから本来国を治めるのは国民である。ととるしかないように思いますね。当時の天皇はその代表だったから、天皇から本来の国民に戻すには「そもそも」論が必要だったのでしょうね。 歴史の浅いアメリカの当時の若手学者には考えも付かなかったことでしょうね。 そこで、今後「そもそも」を入れ替えるとすれば、「日本人は皆、神の子、仏の子なので」ぐらいしかないですね。

Jaffal
質問者

お礼

大変勉強になりました、ご意見いただき誠にありがとうございました。

Jaffal
質問者

補足

「普遍的原則」自体には西洋史的にプラトン・アリストテレス以前からの長い歴史があるのではないでしょうか。 仏教もこの頃のギリシャ哲学の影響から生まれているようですし、神道すらギリシャ哲学の影響を受けた中国の影響によって発生しているはずです。 GHQ草案は「普遍的原則」が常に歴史と共に存在し、人々を守ってきたという認識からこの箇所において用いたのではないでしょうか。

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