連結での親会社の取得株式総数と持分の変動

このQ&Aのポイント
  • 株式の追加取得や一部売却に伴う連結会計における親会社の持分変動の推移について説明します。
  • 連結計算時には、親会社の取得株式の割合を求める必要があります。
  • ただし、自己株式の消却や処分の場合は持分比率に影響しないことに注意が必要です。
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連結での親会社の取得株式総数について

連結の株式の追加取得、一部売却の時のタイムテーブルの書き方なのですが、いまいち親会社の持分の変動推移がよく分かりません。 下記の(3)の所が一番理解出来ていません。 下記に問題の株式の分だけを抽出して書かしていただきます。 ----------------------------------------------------- B社の発行株式総数の推移 ×4年3月31日 6,080株 ×5年3月31日 6,080株 ×6年3月31日 5,720株 ×7年3月31日 5,720株 (1) ×4年3月31日 SH社はB社を70%取得 [SH社の持分比率] 4,256株/6,080株=70% (2) ×5年3月31日 B社は760株を少数株主から取得 [SH社の持分比率] 4,256株/(6,080株-760株)=80% (3) ×6年3月31日 B社は自己株式360株を消却 [SH社の持分比率] 変動無し (4) ×7年3月31日 B社は自己株式280株を少数株主に対して処分 4,256株/(6,080株-760株+280株)=76% -------------------------------------------- 連結計算の時にSH社のB社の発行株式の取得分(%)を求めるのは、分かるのですが、 (1)の70%は分かるのですが、(2)(3)(4)の計算の仕方がイマイチ分かりません。 ((2)(3)(4)はなんとなく状態です) (2)で少数株主から取得をし、自己株式を発行済総株式数に入れないと考えると、 分母の6,080株-760株とすると、360株を消却した時に、分母がなぜ変動しないのか? 280株を処分すると(2)の逆だから分母が増えるのは分かるのですが、 やはり(3)が変動無しになるのが分かりません。 (2)(3)(4)のB社の発行済総株式数のSH社取得分の変動推移を詳しく教えてもらえないでしょうか? よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.1

まず持分割合というのは、『持株数/市場に存在する株式数』と考えればわかりやすいと思います。ちなみに、市場とは、自社以外の者という解釈でよいと思います。 ※この根拠は、会社法では自己株式には議決権を認めていないためで、会社に意見できる影響力は市場にある株式の数に応じているためです。 (1)のケース  ⇒ 市場に存在する株式数=6080株    SH社が保有する株式数=4256株  以上より4256/6080=70% (2)のケース  ⇒ 市場に存在する株式数=6080-760=5320株 ※ 市場から760だけ買い取ったため、市場にある株式は減ります。    SH社が保有する株式数=4256 以上より、4256/5320=80% (3)のケース  ⇒ 市場に存在する株式数=5320 ※会社が消却してもしなくても、既に市場にはないものなので、市場に存在する株式数は変化しないためです。    SH社が保有する株式数=4256 以上より、4256/5320=80% (4)のケース  ⇒ 市場に存在する株式数=5320+280=5600 ※ 会社内にある株式(自己株)を再び市場に出したため、市場にある株式が増えたためです。    SH社が保有する株式数=4256 以上より、4256/5600=76% このような感じでいかがでしょうか?

sinkocyo
質問者

補足

いつもありがとうございます。 本当にスッキリしました。今までで一番すっきりしたと思います。 マッサージに行くよりスッキリしたと思います(笑) ありがとうございました。

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