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森鴎外のものの捉え方について

文学で「森鴎外のものの捉え方について述べよ。」という課題が出たのですが、質問が抽象的すぎて何を書けばいいのか分からず困っています。 森鴎外について色々調べてはみたのですが、彼の生い立ちや作品に関する事が多く、あまりしっくりくる説明も見つかりません。 200~300字程度と簡潔に述べればよいので、何か参考になる知識を頂けませんか? よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • bakansky
  • ベストアンサー率48% (3502/7245)
回答No.2

軍医総監という、軍医としてはピラミッドの頂点にまで上り詰めた人です。 だから、軍医であるとともに、官僚でもあった。 他方、作家という側面もあったのだが、それは表に出すべき顔ではなかった。 国家に奉仕する官僚としての自分と、権力の前に非力な個人を描く作家としての鴎外。 2面性のある人といえるのかも。

rara-ruru
質問者

お礼

なるほどー。 作家としての側面からばかりみていたので、そっちの方からも見つめてみるべきですね。 分かりやすい説明ありがとうございました!

その他の回答 (2)

  • 10724
  • ベストアンサー率43% (18/41)
回答No.3

あくまでイメージなのですが、 ・物事を努めて簡潔に冷然と見据えようとする傾向 (例:「ヰタ・セクスアリス」「渋江抽斎」など) ・動かし難い運命への諦め、および運命を受け入れる人へのやさしさ (例:「舞姫」「高瀬舟」「最後の一句」など) ・健気で自立的で芯の強い少女を良しとする傾向 (例:「山椒大夫」「魚玄機」「最後の一句」「杯」など) はあると思います。

rara-ruru
質問者

お礼

時間の都合上作品を読めなかったのでありがたいです(>_<) 参考にさせていただきます! ありがとうございました☆

noname#194289
noname#194289
回答No.1

具体的な資料は知りませんが、当時の陸軍における脚気対策に関する具申書を鴎外が書いているのではないかと思います。権威主義と非科学的思考の混合物であったと思います。この具申書で対応したために海軍と対照的に陸軍は日露戦争の際に脚気に悩まされ続けたらしいです。

rara-ruru
質問者

お礼

脚気と鴎外を調べたら、少し人物像がつかめました(*^_^*) 経験的なことは信頼せず、あくまで理論が大事な人だったみたいですね。 参考になりました! ありがとうございました!

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