yes，noと、なぁなぁ時間

質問

ＹＥＳ，ＮＯと、なぁなぁ時間と題をつけましたが、意味はこうです。
昨今では、西欧文化の台頭により、先進国には契約社会が浸透しています。そのせいで、ＹＥＳかＮＯかではっきり答えることが、美徳であるかのようにも思えてしまいます。　
しかし、現実の生活はというと、ＹＥＳ、ＮＯで決まっていることよりも、なぁなぁ的な時間を使って、暮らしていることの方がずっと多いわけです。
ＹＥＳ、ＮＯとは、継続する生の時間ではないのです。
なぁなぁ時間というのは、端的に言えば、自然に流れている時間のことであり、人はこれを生きているのは当然なわけです。生まれてくるときにも、ＹＥＳ、ＮＯがあったわけではなく、自然な流れで生まれて、自然な流れで過ごし、自然の摂理で死んで、行くわけです。
ＹＥＳ、ＮＯの「選択」をせまられ、その両方に活路を見出せない場合（日本の国政から個人の人生計画まで）、この「なぁなぁ時間」に活路を見出せはしないだろうか？と、思います。
ある意味、契約社会に従わない思考でありますが、従来の社会システムが、世界的に行き詰った以上、それを越えていかねばなりません。
難解かもしれませんが、哲学なればこその、この質問、
☆なぁなぁ時間にいかに活路を見出せるか？
多くの回答をお待ちしています。

回答No.1

100Gold

少なくとも国政レベルではなぁなぁ時間に活路を見い出すことが日常的に行われています。
国会中継等を見ているとよく分かりますが、Yes、noで端的にお答えくださいと念をおされても端的に答える閣僚はめったにいません。ながながとYesでもNoでもないことを話つづけます。
結果質問は何度も繰り返され「答弁になってないじゃないか」と罵声がとび、何ら本質的な問題に解答を与えないままに物事が決まっていきます。
こうした営みは、私には活路というよりはヘルロードに見えます。

参考URL：

http://www.sangiin.go.jp/japanese/frame/joho1.htm

お礼

ありますあります、国会のあれは実にヘルロードであり、しかも、わきあいあいと、へらへら笑っている場面がよく見られます。何を考えてるんだ？という話です。余裕だと思ってるんでしょうか？
なぁなぁ時間が、自然の流れであるというのではなく、惰性、言い逃れ、そのような意味で多く使われているのが現状です。だけれども、国会議を批判する国民も、なぁなぁ時間を多く生きているわけです。
その現実を見なければならない。
ＹＥＳ、ＮＯを言わない日本人、それは、「よい」と、私は思っています。
戦争するのか、しないのか、やるのか、やらないのか、常に二択であり、そのどちらにも希望が見出せない場合、どうするのでしょう？ＹＥＳ、ＮＯを、進めば進むほど、悪くなるのに、進まなきゃならない。
むろん、惰性、言い逃れ、そのような意味でよいといっているのではなく、活路の可能性があるという意味です。
その、悪く思われている、「なぁなぁ時間」を見直そう！実はすごい可能性のあるものですよ、というのが、今回の主題です。
＞こうした営みは、私には活路というよりはヘルロードに見えます。
おっしゃられることはよくよく分かっていますが、その気持ちの盲点をついた質問であることを、ご理解していただきたいと思います。
＞何ら本質的な問題に解答を与えないままに物事が決まっていきます。
なぜなら、なぁなぁ時間が、ＹＥＳ、ＮＯ体制の中で動いているからです。
本来は、逆であり、なぁなぁ時間がそもそも動いているのであり、ＹＥＳ、ＮＯは、後付なのです。なぁなぁ時間は動いているだけなのに、物事が勝手に決まっていくというのは、ＹＥＳ、ＮＯのなせる業です。それに、支配されてしまっているのです。
リーダーシップとは、ＹＥＳ、ＮＯを決断することではなく、新しい道を切り開く力だと思います。