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迷信って・・・・・。

ここでいいのかわかりませんが気になったことがありまして・・・ 明治、大正時代って迷信とか偏見っていうのが流行っていたのは知ってるんですけど、なぜそんなに流行ったのかという原因が知りたいんです。自分でも調べたのですが、なかなかこれだ!っていうものがめつからなくて・・・(>_<) 何でもいいいので何か教えてください!!お願いしますm(_ _)m

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noname#2714
noname#2714
回答No.1

「科学の進歩」と「情報共有の発展」だと思います。 現在では、客観的かつ具体的に物事の事象が説明できますが、当時はわからなかったことを「経験」や「不確かな伝聞」により判断していたのだと思います。 地球は太陽の周りを回っていますが、ガリレオ当時の方々は、その逆が常識と思っていたのと同じだと思います。

morokko1
質問者

お礼

一番初めに答えてくださいまして感謝感激です。(^_^)ありがとうございました。

その他の回答 (4)

  • neil_2112
  • ベストアンサー率73% (196/268)
回答No.5

まずひとつには、迷信を迷信として認識する視点が作られていく時代だった、ということがあるでしょう。つまり新たに迷信が生み出されたのでなく、それ以前から存在した行為が「迷信」という輪郭を与えられ切り取られるようになっていった、ということです。 その輪郭を与えたのは、西洋近代化に向けた明治政府による国民の啓蒙開化政策でした。旧来の慣習や因習に縛られていることが国民の近代化を阻害している要因だと考えた政府は、その制限や改変を意図しました。 それは法令の施行や出版物、学校教育や軍隊教育など各方面で実践されたのですが、特に明治6年、憑祈祷や狐下げ、口寄せなどといった所業が法律によって正式に禁じられたことがその嚆矢だと言えるでしょう。 以降、例えば修身教科書において「迷信を避けよ」といったテーマがたびたび取り上げられるようになるなど、それまでの生活から「迷信」を切り出す教育が行われるようになります。 またさらに、後年になると刑法を定めて、「妄りに吉凶禍福を説き、または祈祷、符呪等を為し…人を惑わしたる者」「病者に対し禁厭、祈祷、符呪等を為し…神水等を与え、医療を妨げたる者」などに対して罰則で臨むようになっていきます。 これと歩調を合わせるように、明治中ごろまでに各地方でも民間習俗の洗い直しが行われるようになり、家相・人相の占いや狐憑きへの加持祈祷が禁止されるなどの動きが一般化しました。 以前から民間信仰として自然に民衆の間に存在したものが、政府の肝いりで「西洋文明」という視座を与えられたことにより、「迷信」として徐々に明確に認識されるようになっていったのです。これらはいわば「あぶり出された」迷信とでもいうべきものでしょう。 このあぶり出しはもちろん、ひとり政府によって推進されただけではありません。文明開化が一般化するにつれ、それまでから存在したいわゆる狐憑きが一見増加したように見えるのも、西洋医学によって「脳病」「神経病」などと分類され、その旧態依然とした奇異さが発達する新聞などのマスメディアで盛んに取り上げられたこともあると思います。 次に、これに対して、実際に明治・大正期に新たに生み出された迷信も多くあります。やはり、時代の変革期ゆえの過渡的現象でしょう。 明治~大正期は、例えば大本教や天理教といった明治期の新興宗教の成立をみてもわかりますが、時代の必然としての「妄想」が多く生み出された時代です。時代の大きなうねりのようなものが、地下マグマのように漠然とした恐れや不安として一般庶民の意識下に存在していて、形やきっかけさえ与えられれば妄想や迷信として噴出しやすい状態であったと言えるでしょう。 実際、明治初年には「子取り」「血取り」「膏取り」といった流言が多くあったのですが、これらは閉じられた共同体の価値観が崩れようとする中で、その不安が外部の「異人」への恐怖というモチーフに吸収されて生まれたものだと思われます。こういった流言飛語は、迷信の流布と背中合わせの存在です。 明治中期からはやり出した迷信の代表格、狐狗狸さんもこのような時代を背景に、いわゆる「狐憑き」が迷信ないし病的なものとして排除されていく過程で、その代償作用として広まったものと見ることもできるでしょう。

morokko1
質問者

お礼

とても詳しく書いて頂きありがとうございました。大変参考になりました!!

  • First_Noel
  • ベストアンサー率31% (508/1597)
回答No.4

自信なしで勝手な想像ですが... 明治時代には,新しい情報や価値観が外国からどっと入って来たし, 自然科学の知識もぐっと増えた時代, 「○○によるとこれこれがいいらしいぞ」 と言う話は大変多かったのではないかと思います. そう言う伝聞情報に曖昧な主観が加味された結果,迷信めいたものと なってしまったのではないか?と想像します. つまり情報が氾濫しており,しかも確認手段もなかったのではないか,と... でも昨今の何でもかんでもマイナスイオン(一部情報について)やら 何とかリングやら,現代も余り変わらないとも思います.

morokko1
質問者

お礼

勝手な想像でこんなに理解してるなんて凄いです!!とても共感ができました。 ありがとうございました。

  • komomomo
  • ベストアンサー率22% (25/113)
回答No.3

迷信は人間の歴史と同じくらい長く流行っていたと思います。 例えば、平安貴族の生活は迷信による儀式に満ちていました。中世のヨーロッパの魔女狩りも、迷信に基づいていたと思います。 明治、大正時代の迷信についてですが、おそらく記録に残りやすかった為、すごく流行っていた印象を与えていると考えます。その要因として、pooh-bearさんの書かれているように、時代が大きく変化する時期だったから、ではないでしょうか。 記録された、文献の性質を調べてみるとヒントになるかと思います☆

morokko1
質問者

お礼

色々なアドバイスありがとうございました!!とてもためになりました。

noname#2714
noname#2714
回答No.2

チョット違う答えをしてしまったようです。 流行った原因ですよね。 大きく時代が変わるとき(今後どのように変わっていくか不安があるため)に風評という形で、情報の共有を求める動きがあるのだと思います。 それらが、状況により「政治体制批判」であったり「権力(軍部)批判」であったり「噂話」であったりしたんだと思います。そして(すべてではありませんが)形を変えて「迷信」「偏見」になったり「デマ」になったのではないでしょうか。う~ん。自信なし(笑)

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