• ベストアンサー

厭世的な無信仰者が自殺しないとしたら

ある人が、死後に輪廻・転生はなく、天国も地獄も煉獄もないと信じているとします。しかも、その人は厭世的で、存在しないことが最善であると考えているとします。それでいながら、自殺する意志はないとします。そういう人は必ずいると思いますが、その人が自殺しないのは何故でしょう?死ぬのが最善だと思うのですが。そういう人に可能な自殺しない動機を知りたいと思います。「家族が悲しむから」「他人に迷惑をかけるから」「子育てせねばならぬから」といったような外部に依存する理由はないこととします。それにもかかわらず自殺しない理由があるとすれば、それははどのようなものだと思いますか?

  • Fumius
  • お礼率96% (348/361)

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • pojipoji
  • ベストアンサー率32% (53/161)
回答No.7

その人は宗教的な人ではないかと考えます。 仏教の到達点は、あらゆる捉らわれを程よく離れ、最終的には存在しなくなることと思われますので、ご質問のある人は、本当の意味で仏教的な方であると考えます。固定的な我、アートマン、霊魂などは生きている間も存在しないと考えられ、存在しないものが輪廻転生することもなく、天国も地獄も煉獄もないと思われます。 しかし、生存中は変遷するにせよ心があり、心はなにごとか原因の種子を作り続けているのであり、そのようなものを消し去ることは出来ませんが、それを心が作り上げた実体の無いものであると理解し、固定的な我はもともと無いものであり、影響し影響されているに過ぎないという事実を知ることによって、静かな安らぎの境地に到達しようとするのであると考えます。 自殺とは、それとは反対にその時点での我、アートマン、霊魂の存在や思いを強烈に印象付けようとする行為だと考えます。何事も過ぎ行くものであることを知るべきであると考えます。

Fumius
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 何らかの心理的な動きが生じたときに、自我や認識を虚妄だと洞察する人であれば、心の平静を易く保てるので、死に急ぐ必要性を感じないということですね。

その他の回答 (6)

  • tips
  • ベストアンサー率14% (829/5762)
回答No.6

こんにちは。 やはりいくら現実が嫌だとしても、まだ見ぬ死後の世界へ 足を踏み入れることのほうが怖い(嫌だ)という本能が あるのではないかとおもいます。 なんらかの理由で、死後の世界がすばらしく平穏でかつ 苦しみも痛みも、恐怖もないものであると証明されて それが世間の人々の心に浸透すれば、旅行に行くのと同じように 死を選び死にゆく人は増えると思います。 今が1日平均90人の自殺者(公式に認定された人だけ)ですが もっと増えて1日1000人から2000人ぐらいは 逝ってしまうと予測します。 だれだって、帰る予定があり、事前情報(パンフレットや 映像や行った人の感想)があるから旅行へいけるわけで もう帰ってこられない場所へ行こうとする人は稀有だと思います。 旅行:自殺 = 100000over : 90

Fumius
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 自分の信念や否定は必ずしも正しくないと思っているような謙虚な人であれば、その信念や否定も、それによって相対的なものとなっていることでしょうから、実は、死について密かに不安があるのかもしれませんね。

noname#117439
noname#117439
回答No.5

私自身そんな状態に近かったのですが、苦痛を受け入れることが出来るからです。 死んだほうがましと思うのも無理も無いかもしれませんが生きている苦しみを誰かに肩代わりさせるなんてとんでもないことです。

Fumius
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 苦をその都度受け入れるか克服できれば、必ずしも自殺の必要性を感じないかもしれませんね。

  • kigurumi
  • ベストアンサー率35% (988/2761)
回答No.4

とっても思いうつ病だからじゃないか と。 うつ病の人 全部が自殺をするというわけじゃない。 うつ病で自殺しやすいという状態は、重い状態の時ではなく、回復期の時。 希望を見出して「よーし がんばるぞ」って思えるようになったときが、一番自殺しやすい時。 だから とても重い状態であれば、いっくら厭世観があり、全ての存在 自らの存在すら否定しても自殺はしない。 だってそれすらやる気力が無い状態なんだから。

Fumius
質問者

お礼

回答がりがとうございます。 その発想はまったくありませんでした。確かに、思い鬱病だと死ぬ気すらおこらないと聞きます。自殺しない厭世者の多くがそこに含まれているかもしれませんね。

  • carreau
  • ベストアンサー率59% (57/96)
回答No.3

本能的な死(という現象)への恐怖とか畏怖……ではないでしょうか。 あるいは死に伴う苦痛への恐怖かもしれません。

Fumius
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 思考のすえある結論を出しても、それが本能と一致するとは限りませんね。本能が考えに抗して死を避けるように働きかけているのかもしれません。死に伴う苦痛も、厭世観とは質をことにするものの、苦しみですね。できるだけ苦を避けるという生き方をするならば、苦痛を伴う死に方を避けようと思うかもしれませんね。

noname#100196
noname#100196
回答No.2

難しくて、とても楽しい質問ですね!考えるのが楽しくて、わくわくします。 1)自殺しない厭世的な無信仰者 自殺しない厭世的な無信仰者とは、どういった人々でしょうか?あいにく、私の周りにはいません。ですので、少し考えてみます。 ・死後に輪廻・転生はなく、天国も地獄も煉獄もないと信じている →自殺する必要がない、自殺する理由が見つからない ・厭世的で、存在しないことが最善であると考えている →自殺という選択肢も考えられる でも、自殺しない ・外部に依存する理由はない →彼自身の考えにすべてが根ざしていることとします もしかしたら彼(便宜上彼とし、若者だと仮定します。)は、周りが彼の考えの正しさに気がつき、彼を含めて死んで「くれる」のを待っているのかもしれません。 「自分が見た世界しか知らない。自分の考えていることは、周りの人間も当然分かってくれるはず」(「死」の教科書 産経新聞大阪社会部 P16) または、命というものに対して自殺するほどの価値も見出していないのかもしれません。 「男子生徒が「彼女に自分の子供ができたら、おなかをボコボコにパンチして殺す」と言い放った」(「死」の教科書 P22) 2)「意見」はあるが、「意志」がない? でも本当のところは、彼は「自分がない」のではないでしょうか。 「みんな、日本人の幼児性や非個性的なこと、「自分がないこと」を嘆いている。しかし、(略)「自分がないこと」こそ、実は自分が望んでいることなのである」(<対話>のない社会 中島義道 P196) つまり、彼は自分の考えとして―自殺は選択肢としてあり得るとしながらも―実行するほどの意志は持たず、現実としてはただただ周りに合わせているだけ、なのではないでしょうか。 「日本では大人になっても「自由」などなく、なりたいものになどなれない」(ひきこもりの国 マイケル・ジーレンジガー P413) 「日本では自分の気持ちを表に出さない子供が多い。そういう子たちは空想の世界でしか自己を表現しようとしません。」(ひきこもりの国 P42) <自殺はしたい。でも、そんなことはできない。>これが、私の考えた自殺しない厭世的な無信仰者の姿です。 「そう。毎日がつまらない。でも、これといってなにがしたいというのはないんだ。将来について、はっきりした自分の考えもない。」(ひきこもりの国 P69)

Fumius
質問者

お礼

回答がりがとうございます。 一種の共感を求めるが故に死なないのかもしれませんね。自分の考えを広めたい、他人と共有したいという気持ちが、虚無に帰したいという気持ちを上回っている場合には、強いて死のうとは思わないかもしれませんね。あるいは、自我をできるだけ相対化して限りなく無に近づく、あるいは周りに同化することによって、自我を相対化しようとするような生き方をしている場合には、自殺しようとする意志が湧かない場合もありそうですね。

回答No.1

「どちらにしろいずれ死ぬのだから、 わざわざ苦しそうなことををする必要はない。」 というのはどうでしょう。

Fumius
質問者

お礼

回答がりがとうございます。 死に肉体的な苦痛が伴うならば、それは厭世的な不快と比べて異質ではあるけれど、やはり不快であるので、避けたいということですね。楽に死ねると信じるに足る方法を知ったとすれば、自殺を避けるべき理由がないので、もしかしたら、自殺してしまうかもしれませんね。

関連するQ&A

  • 輪廻転生

    私の友達は彼氏に頼んで殺されました。 彼女は自殺になるのですか? 死後の世界から考えても自殺になってしまうのですか? 真っ暗闇の中に入って寿命まで苦しみ続けるのですか?輪廻転生出来なくなるのですか? 天国に行けず、地獄以上の真っ暗闇の世界で寿命まで苦しみ続けるのですか? お手数ですが回答よろしくお願い致します!m(__)m

  • 死後の世界について

    今日は私の友達の命日なので、彼女はいまどうしているか知りたくて質問しました。 私の友達(彼女)が彼氏に首を切ってくれと言って死にました。 彼女は彼に睡眠薬をあげて死にました。 これは、彼女が自殺幇助になるのですか? そしてこれは、心中になるのですか? 心中したら、二人とも自殺になって、寿命まで真っ暗闇の中で苦しみ続けているのですか? 輪廻転生できるのですか? 彼女は殺されたのですが、これも自殺になるのですか? そして彼女は、寿命まで真っ暗闇の中で苦しみ続けるのですか? そして、彼女は来世は今世より地獄以上の世界に行って苦しみ続けるのですか? 輪廻転生出来るのですか? そして彼は、薬で 自殺したのですが、寿命まで真っ暗闇の中で苦しむのですか? そして、来世は今世より地獄以上の世界に行って苦しみ続けるのですか? 輪廻転生出来るのですか? いろいろ質問して申し訳ありません。 彼女の死後の世界。 彼の死後の世界。 二人の死後の世界を詳しく教えて頂けますか?

  • 天国も輪廻?

    生前に良い行いをして死後、天国に行っても永遠に暮らす事が出来ず、いつかは輪廻転生しなくてはなりません。 これは輪廻転生から解脱しない限り、永遠に生まれ、死んで、また生まれ、また死ぬを繰り返す事になります。 もしかして天国も輪廻の1つですか?

  • 「死後の世界」に疑問を抱いています。

    ここ最近はもう結論づいているんですが、過去に死への恐怖に怯える日々を過ごしていました。主に理由は「死ぬことによる己の自我の消滅への恐怖」。諸説(天国地獄・輪廻転生etc)ありますが、一番現実的である死の消滅=無を直視すると確かに怖い。でも、私自身物事を宇宙規模で考え自分の生まれた理由を考えている内に死への恐怖より生に対する喜びに浸る事で満足しようと言う所に結論づきました。「来世があるなら来世も楽しもう」「天国が有るならそっちに行ってから考えよう」…そう思うのですが、いざ考えてみると輪廻転生と死後の世界どちらとも1つずつ分からない所があります。 まず、輪廻転生に関して。輪廻転生は俗にいう「生まれ変わり」ですよね。それはそれで良いんですが、人間は輪廻転生し続ける…即ち、永遠に→生→死→生→死→を繰り返す訳ですよね。それでは生命の存在の意味自体に疑問を抱きます。それこそ、ファンタジックに別次元・パラレルワールドに移動するならまだしも同じ世界をただ永遠に生まれては死にを繰り返すのは少し酷では無いでしょうか?それこそ、輪廻転生による魂の移動をし続けるよりは一点に留まらせ続ける方が達観出来るし、生命の神秘を紐解くには有利な気もします。 次に死後の世界に関して。死後の世界…私の知る知識では死後、人間界での罪の量によって行ける世界が変わる… そこはまだ分かりますが、その死後の世界に「死」と同等の恐怖が無いわけですよね? 己の消滅に対する恐怖が。そうなるとすると少なくとも人間界がある地球が存続できる150億年はその世界で暮らし続けなければいけないんですよね?本当に死後は永遠を彷徨わなければいけないのでしょうか?  皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

  • 天国や地獄での平均寿命を教えて下さい。

    天国や地獄での平均寿命を教えて下さい。 輪廻転生する方もおられるでしょうから。

  • 公審判

    カトリックの教えで、人は死ぬと私審判で天国に行くか煉獄に行くか、地獄に行くか決まります。煉獄の人は最終的に天国に入れますし、天国や地獄に行った人は、永遠に天国や地獄に行くでしょう。なぜ、復活させて公審判をする必要があるのですか。

  • 神様と閻魔大王

    天国の神様と地獄の閻魔大王は輪廻転生から解脱した存在ですか?

  • カトリック(長文です)

    私は、洗礼を受けていませんがキリスト教の影響を受けています。母は無宗教、父は神道を信仰しているようです。カトリック系の本に死者のうち天国に行くのは5%、煉獄に行くのは15%、地獄に堕ちるのは80%と書いてあります。天国にいくのは、罪を犯す暇もなく死んだ子供が多いと言うのがどこかのホームページに書いてありました。私は、モーセの十戒さえも守れないので死んだら地獄行きだと思っています。小さいうちに死ねば良かったよかったと思っています。死ぬ間際に聖書の帰ってきた放蕩息子のように悔い改めて死ねればいいと思うのですが、私はうつ病で自殺願望があります。私は地獄に堕ちるのしかないのでしょうか。また、こんなに多くの人が地獄に堕ちると言うことは人は地獄に堕ちるため生まれてくるのでしょうか。  カトリック教会では、煉獄について教えているでしょうか。浄土真宗みたいに自殺しても極楽浄土にいけるのはうらやましいのですが、神様はそんなに甘くないでしょう。カトリックの方教えてください。

  • 日本人なへんな考え方

    日本人のおかしいところですけど、霊とか天国とか周りが騒ぎだすと信じる人間な人はどのくらいいるんだろう。日本の昔からの考え方で天国と地獄というのは、日本人しか考えないんです。インド人は輪廻転生をしんじていて、まあ仏教の国ですから、天国とか言ったら馬鹿にされるらしいというか笑われる。日本って変なことばかり受け入れますよね?

  • 輪廻転生肯定派の方に質問

    今現在輪廻転生を肯定されている方は多いと思いますがその理由を教えていただけますか?私は何人か霊的な物が見えたり感じたりする方に出会ったことがありますので死後の世界は絶対にあると思いますが輪廻転生については出会った方々の中でも意見が分かれます。ある方は人が死んでも生まれ変わらない、またある方は輪廻転生は存在する。現在輪廻転生についての研究や本などが存在し、実際本当にあるかもと思うような実例があり個人的には輪廻転生はあると思う様な気がします。そこで何か今より輪廻転生があるなと思えるようなお話をお願いします。