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底生微細藻類の基礎生産の測定方法

現在大学院1年で、修士論文の一部で海域の全水柱における基礎生産を測定するのですが、その中で「底生微細藻類の基礎生産」をどうやって測定したらいいのか分かりません。 測定方法としては、C-13法による現場吊下法を行っており、ニスキン採水器を用いて採水を行っています。 しかし、底生微細藻類は海底のほんの数センチの所に生息しており、底生微細のみを採取する事は不可能ではないかと考えています。(もし方法があれば教えてください) そこで、海底をコアサンプラーで泥ごと採取し、コアサンプラー内で軽く攪拌させ、巻き上がったものを底生微細藻類として、10mmだけ海底直上0.5mの海水に混ぜて、海底で現場吊下しました。 この方法ではよいでしょうか?? また、上記の方法で得たデータを補正しなければいけないのであればその方法を教えてください。

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  • Rocomiu
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回答No.2

コアサンプラーなら撹拌せずに表面の数センチを切りだして底層海水を加えてインキュベーションされたらどうでしょうか? さらにサンプラーの径からサンプリング面積を求めれば,面積当たりの基礎生産量が見積もれるのではないかと思います. また,同様の調査を行った論文を参考にされるといいと思います. そのとき,海洋のみでなく湖沼の論文も検索すると底泥まで扱った水柱の基礎生産の論文が多く見つかりそうな気がします.

gyoro8820
質問者

お礼

確かにその方法はいけそうですね。とても参考になりました。 ありがとうございます。 論文なんですが、色々探しているんですが、底生微細藻類の基礎生産の測定方法を書いた論文が見つかりません。 もし、参考になりそうな論文を知っていましたら教えてもらえないですか?よろしくお願いします。

その他の回答 (2)

  • Rocomiu
  • ベストアンサー率50% (5/10)
回答No.3

No.2です. 私の専門は基礎生産ではないので,具体的に良い論文を挙げることはできないのですが,benthic algae "primary production" をキーワードにGoogle Scholar検索すると,多くの論文がヒットしました.いろいろ検索してみて下さい. 参考までに...その中には,こんな論文もありました. The Fate of Intertidal Microphytobenthos Carbon: An In situ 13C-Labeling Study Jack J. Middleburg, Christiane Barranguet, Henricus T. S. Boschker, Peter M. J. Herman, Tom Moens and Carlo H. R. Heip Limnology and Oceanography, 45, 1224-1234,(2000) Limnology and OceanographyはASLOというアメリカの湖沼・海洋学会の学会誌で,良い雑誌です.この他にも参考になる論文が数多くあると思いますよ.学会のホームページからは一部の論文がPDFでダウンロードできます.

gyoro8820
質問者

お礼

返事が遅くなって大変申し訳ございません。 早速DLさせていただきました。 今読んでいる論文がありますので、その後にでも読ませてもらおうと 思います。

  • toy_can
  • ベストアンサー率26% (45/172)
回答No.1

底生微細藻類とはつまり珪藻ですよね 珪藻の採集でしたらいろいろ方法は調べれば出てくると思いますが 適当なブロックを沈めて付着するのを待ってみてはいかがでしょう

gyoro8820
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 ただC-13現場法なので、現場吊下で培養する直前に採水を行い、 それをボトルに入れ、即培養を行うという流れになります。 付着するのを待つと、時間がかかる上に、沈めている時間によって 底生微細藻類の数も変わるので、正確な生産量が表せないと思うん ですが。

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