男の宿命と、そう割り切れない女の運命

質問

新婚６ヶ月です。私はどうしても浮気が許せません。どんなにただの浮気とか、男の宿命とか自分に言い聞かせてもやっぱり許せません。
主人はずっと以前にも、二股をかけたことや遊びで付き合ったことがあるようです。また、７年ほど付き合っていた彼女にプロポーズされたこともあるようですが、彼がそのとき結婚はまだしたくないという理由で断り、別れたそうです（１０年ほど前のこと）。彼女は３０歳前後だったとのことです。私は、彼の過去の恋愛に嫉妬するつもりも、否定するわけでもありません。ただ、彼の恋愛観や結婚観に疑問を持ってしまいます。
３０才前後の女性が、長年付き合った彼に、今まだ結婚する気はないからと別れを切り出されたそのことが、どれだけつらかっただろう、どうして彼はそんな無責任なことができたのだろうと、女性側の立場に立って考えてしまいます。
彼は付き合った女性の数は多いかもしれませんが、本気で付き合った事があるのかと疑問に思ってしまいます。彼をいわゆる遊び人だと噂する人もいます。私も、出会ってからずっと、今でも、”彼を本気で好きになってもどうせ他の女性にも手を出して、そして自分は捨てられるんだろう”とどこかで思っています。
彼はいつも彼女がいる事を隠します。私と付き合い始めたときも、遠距離恋愛をしていた彼女と別れていなかったようです。彼女とは、その１ヶ月ほどあとに正式に彼から別れを言ったようでした。
彼と半同棲する日々が何年か続き、彼との結婚を意識するようになりました。が、彼は結婚も、家庭も、子供も願望がありません。１年前に、今後の仕事のことも含め、将来のことを話し合いたいと私から切り出し、結果的に彼に”もう、じゃあ、結婚しよう”と言わせてしまいました。
そして、私達は婚約しましたが、そんな時に彼が、私と付き合っていることを隠して職場の女性と、私が仕事で遅くなる日や、休日出勤の眼を盗んで頻繁にメールや電話や二人だけでデートをしたり、飲みに行ったりしていることを知りました。そして、その女性から告白されたことも（というより、彼のほうから積極的にそうさせたと言って良いと思います）。彼が、自分との事を隠して、他の女性に手を出した（どこまでの関係なのかは不明ですが）ことが許せませんでした。その女性に対しても失礼だと思います。ただ、婚約もし、両親に挨拶もした後だったので、すごく、迷いに迷った挙句、もう彼女とは２人で会わないと約束してもらい、彼を許し、結婚を進めることにしました。しかし、彼への疑心暗鬼は完全に消えることはなく、私が夜勤で家に帰れないたびに彼に電話し、彼が家にいるかどうかを確かめなければ安心できないようになってしまいました。彼もそれに気づき見張られている気になったのか、私が夜勤の日は必ず誰か（浮気相手と思う）とのみに行くようになり、電話も出てもらえないような日が続きました。
その日々の中で、彼との結婚を本気でとり止めようと思ったことは、何十回とあります。でも、結局彼のことを好きで、結果的に私たちは結婚しました。
今月、彼の携帯が鳴ったときにふと見ると、その彼女からのメールでした。悪いこととは重々承知でした。でも、メールを見てしまいました。彼に問いただすと、今でも仕事が早く終わると、よく二人で会っているとのことでした。彼女の家に行った事もあると。でも、肉体関係はないといわれました。そして、もう１度、もう彼女とは二人で会わないと約束しました。が、昨日、どうしてか、彼の携帯操作ミスだと思うのですが、なぜか、私宛に彼から彼女に当てた１週間前の送信済みのメールが転送されてきました。”○○はどうだった？今日は何してるの？ずっと××ちゃんの事考えてるよ。明日は頑張ってね。会えるといいな。”と。内容から見ると、彼女とは会わないと約束した直後の休日のメールです。そのメールに愕然としました。彼は私には、好きだとか、ずっと私のことを考えてるなんて言ったことはないし、私の前で、好きだという気持ちを表す人ではないんです。遊び人だというのが嘘なくらい、私の前では、喜ばせるような言葉も、態度もとらないし、私の誕生日すら覚えていないくらいなんです。その彼が、あの彼女にはずっと君のこと考えてるなんてメールを打つとは！でも間違いなく彼から彼女に当てたメールなんです。なんかとてつもなく言いようもないほどショックをうけました。私とのデート中もずっと他の女の人のことを考えているなんて！新婚ですが、この半年セックスもしてくれません。本当は彼は私のことなんて好きではないのでしょうか?彼は、結婚を考えたのは私だけだとは言ってくれました。どう思われますか?

回答No.12

bagnacauda

No.5、10のbagnacaudaです。

実は僕は「無償の愛」というのが大嫌いです。
というか、そんなものは、愛する能力がない無力な男女が、相手に自分の無力の赦しを請う「乞食の愛」だと、心から軽蔑しています。

考えてみてください。
「無償の愛」が尊いのなら、自分の人生に希望のない能なしの負け犬ほど人を愛することが出来ることになってしまう。
愛情ってそんなに安っぽいですか？

愛情って、そんな負け犬には一生手に入らないのだと僕は思う。
能力がある人間が努力して手に入れるのだと思う。
財産も、名誉も、地位も、この世の価値あるものは、「たかが無償の気持ち」で手に入らない。
まして、はるかに価値のある愛情が、手にはいるわけがない！

貴方は、根本的に考え違いをしていることを僕は知っている。
「思う」じゃあない。僕は「知って」います。
間違っているよ。このままでは確実に不幸になる。

補足

何度もどうもありがとうございます。
他の方の質問”結婚生活を続けていく自信がなくなりました”のbagnacaudaさんの回答も読ませていただきました。
浮気不良男？！なんですね（笑）。
最初は、bagnacaudaさんと私とは恋愛観、結婚観が違って、気が合わなさそうだと思いましたが、でも、

>少々忙しくても「いってらっしゃい！気をつけてな！」って（妻に）必ず声をかけるんです。
それは、とある本で「外出前に声をかけると交通事故の発生の可能性が半分以下になる」という記事を読んだからです。
だから妻が外でアクシデントに会わないようにという願いを込める。
妻にその話をしたら、「ふう～～ん」って言って、出かける前に必ず僕の書斎に来るようになりました。
そして「行ってくるね」って僕に言う。すると、僕は玄関まで送って「いってらっしゃい…」と声をかける。ほほえましい話でしょ～～？（笑）

っていう文章がとても気に入りました。本当にいいお話です。

高校のときだったと思いますが（もう１０年以上前だし、あまりまじめな生徒ではなかったので、よく覚えていませんが）、倫理の授業で、アガペー（無償の愛）とかエロス（肉体の愛）とか友愛とかを習ったような気がします。
私の高校はカトリック系だったので、宗教の時間だったかもしれません。
確か、母親（父親）の子供への愛は”無償の愛”と習い、それはなるほどその通りだと思った記憶があります。
女性には母性というものがあります（男性にはどうなんでしょう?）。子供のためなら、自分の命を捨てることもできます（医療が発達していなかったころは、それこそ、出産で命を落とすことだって多かったわけですから）。これは無償の愛ではないですか?
私も、子供が生まれたら、自分の子供のために命をかけられる自信があります。生まれたばかりの子供に睡眠も体力も奪われ、その子供はどれだけ自分がその子のために尽くしているかなんて知る由もなく、暇さえあれば泣き喚いたり、お漏らししたり・・・
母（父）親は大変です。私は、無償の愛がなければこんなことできないと思います。それとも”将来私がこの子に介護してもらうために、今のこの苦労を乗り越えよう”という気持ちで子育てしてると思いますか？

少し話が飛びますが、尊敬する人は誰かと聞かれると、私は、マザーテレサと答えます。今回のことで深く悩み、彼や浮気相手の女性への憎しみをどうにかして抑えようと、本屋でマザーテレサ語録を買って、それを読み毎日心を抑えていたほどです。
その中の聖書の引用で
”神を愛していると言いながら、あなたの周りにいる人たちを愛していないなら、あなたはうそつきだ、見たり触れたりすることのできる人、ましてや、一緒に住んでいる周りの人を愛せないで、どうして見えない神を愛せるというのか?”
というのがありました。どう思われますか?
勿論私は、クリスチャンでも何でもないですが（葬式やお正月は期間限定仏教徒、クリスマスは期間限定クリスチャンですが）、浮気はこれに当てはまるのではないかと思います。
例えば、ボランティアで青年海外協力隊とかで活動しながら、平気で浮気する人とかをみて（実在の人物です）、”ナンのこっちゃ?この人はどういうポリシーで生きているんだろう”と私は思ってしまいます。もちろん、貧しい国の見知らぬ方々のために活動するのは本当に、脱帽します。ただ、見知らぬ人のためにそこまでするなら、どうして、すぐそばにいる本当に大切な恋人や奥さんを傷つけて平気でいられるのか？
世の中には本当に様々な考えの人間がいます。人間って面白いなと。自分と違う考えの人に自分の意見を押し付けるつもりはありませんが、どういう心理でそういうことするんだろうと、とても疑問に思います。
今回のことで、浮気、男女、夫婦、幸せな結婚生活、などを散々考え、今は、自分が大好きな人と一緒に同じ時間をすごせることがどれだけ大切かがわかりました。私が彼と結婚したいと思ったのは、彼といるととても楽でとても居心地がよくて、これからもずっと彼と一緒にいることが自然だと思ったからです。このサイトのお蔭で、自分の気持ちを整理でき、今は、家事をするのもとても楽しいです。彼が喜ぶ顔を思い浮かべながら、食材を買い、料理を作り、それを食べる彼のうれしそうな顔を見ながら、彼の隣でご飯を食べている今までの当たり前のことが本当にうれしくて、幸せです。