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フランス小さな村の物語で

NHKハイビジョン「小さな村の物語」という番組の中で「コロンジュ・ラ・ルージュ」という村が紹介されたのですが、ルージュ(赤)は男性名詞で「ル」ならばわかるのですが、「ラ」となっているので理由を知りたいのです。どなたかご存知の方御教え下さい。宜しくお願いいたします。

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回答No.1

「コロンジュ・ラ・ルージュ、Collonges-la-Rouge」の ラ(la)に疑問を抱いたのはもっともだと思います。 ご指摘のように通常見かける文章ですと、形容詞にも副詞にもなり 名詞としての利用ならrougeは、確かに男性名詞です。 この村は、放映されたと思いますが、緑の栗林と胡桃林に囲まれ ひっそりとした支脈に、硬い“白い”石灰岩とともに 切り出しやすい“赤い”砂岩(村の建物の材料)が豊富です。 この色彩に思いを馳せると、村名にla(女性名詞の冠詞)を付けた 中世村民に“赤”と“白”ワインで、乾杯してあげたく思います。 さて、ここからがフランス語のお話です。 世界に四つの海があります。これらを La Rouge, La Jaune, La Noire et La Blanche と コレは、la mer rouge ⇒la mer Rouge ⇒la Rouge です。 世界に四つの民族があります。これも La Rouge, La Jaune, La Noire et La Blanche と コレは、la race(peau) rouge ⇒略⇒la Rouge です。 身近な例では ビリヤードの赤球・白球をそれぞれ la rouge , la blanche と これもla boule rouge のbouleが略されています。 ルレットでは、赤(黒)に賭ける miser sur la (case) rouge(noire)で 女性名詞のcaseを略すのが普通です。 つまり、白い石と赤い石を対比して意識していた人々は la pierre rouge, la pierre blanche と呼んでいて 建材として活用してゆくに連れて、 その石pierreが取れて、ラ(la)が残ったと推測できます。 乾杯と述べましたのは、laを利用しているからこそ 対になっているが略されている物をも言外に意識させる 表現の巧みさに、“省略の文学”を見出すからです。

oushizayon
質問者

お礼

素晴らしいご回答をいただきまして本当に有難うございます。ずーと気になっていたので、ご回答で本当に納得がいき、また知識をいただくことが出来、大感謝いたしております。ものすごく博学な方なのだろうな~って憧れてしまいます。

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