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教えてください。
日本語を勉強している学生ですが。今文章を読んでいます。ある部分はどう読んでもわかりません。日本人の方に教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。次はこの文章の一部分です。 そして、かれらは早くから育種学の法則を知っていたにもかかわらず、それを実用にうつして食糧を増産することまでは考えなかった。ひたすら奇怪な朝顔を咲かせるのみに熱中したのである。また高度な数式を解きながら、それを応用して土木技術に発展させることをせず、ただ解答のでた数式を額にして神社の絵馬堂に奉納して楽しんだのである。このように、いずれの分野にあっても、それを趣味にとりいれて、純粋に趣味の世界でたのしみ、それ以上に逸脱することをしなかった。 近代になって日本が西洋とあらためて接触した時、その科学や技術に、さしたる驚がくをおぼえず、またそれゆえに、これといった抵抗もなく、ヨーロッパの知識を受容することができたのは、江戸時代に趣味として蓄積してきた高度な教養のおかげであったとは、いえるかもしれない。 江戸時代の大衆の趣味は、共通して「お稽古ごと」という特色をもっていた。なにがしかの技術や知識・芸能をしかるべき先生からならうこと自体を趣味とするのである。ここでも、われわれの想像をこえるようなものが、たとえば医学といったものが「お稽古ごと」の対象にふくまれていた。 「お稽古ごと」という以上、それは、なにか具体的・実用的な目的を前提とするものではない。たしかに、「お稽古ごと」でならいおぼえた知識や技術が実生活のうえで役にたつ場合がないではなかったが、それはあくまでも「芸が身をたすけるほどの不仕合」なのであって、「お稽古ごと」は「お稽古ごと」として完結するのが理想とかんがえられていた。 日本の伝統的な文化とされる茶道にせよ華道にせよ、いずれも、もともと特殊な階層の文化であったものが、こうした「お稽古ごと」を介して大衆化し、国民的な趣味に拡張したものなのである。家元制度とよばれる日本に独特の組織は、大衆化した「お稽古ごと」を専門家集団が管理し、組織的に実施するシステムとして、江戸時代を通じて形成されたものであった。 (1)「これといった抵抗もなく」の中の「これ」はどういう意味ですか。 (2)「お稽古ごと」という特色をもっていた。「お稽古ごと」というのは 何の意味ですか。具体的な例をして説明してくださいませんか。 (3)「お稽古ごと」という以上、それは、なにか具体的・実用的な目的を 前提とするものではない。 このセンテンスの中の「という以上」は何の意味ですか。 (4)(家元制度とよばれる日本に独特の組織は、大衆化した「お稽古ご と」を専門家集団が管理し、組織的に実施するシステムとして、江 戸時代を通じて形成されたものであった。) このセンテンスは長すぎます。どれがこのセンテンスの主語です か。ほかの言い方で言い換えられますか。簡単に説明してくだされば助かります。
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- oyasumin
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